ここはやっぱり不思議世界
ふふふ、ひさしぶりの更新ですよ!
本当に申し訳ありませんでした!
家をゲットしてから早一月・・・
やあ、いつもどうりの俺だ
ようするにスライムだ。
「お主もよく飽きんの~その挨拶方、いい加減変えたらどうじゃ?」
「モノローグ読むなよ・・・」
「読心は必須技術じゃぞ?」
「()の中いらなくね?っていうか、なんで平然とさぁ人の家の中にいるわけ!?」
「お主の家はわしの家、わしの家はわしの家。これ世界の摂理なり・・・じゃ。」
「かっこいいこと言ってるように聞こえるけどそれただのジャイアニズムじゃねーか!こんちくしょう!」
「わしは畜生ではないぞ。あくまで人間じゃ。という分類学てきにいえばお主が畜生じゃぞ?」
「だれが、うまいこと言えっていったし!?」
たしかに畜生だよ!?文句あっか?こんにゃろう!
「ちなみに言うとじゃが、わしは女だから野郎でもないぞ。」
「冷静に突っ込みつつお茶飲むとかどんだけ!?ってまたモノローグをぉぉぉぉ!」
「まあ、落ち着くのじゃ・・・ほれお茶。」
気が利くな・・・ありがたく貰っておくか。
「ありがとう・・・って、おい!これ茶じゃねぇ!青汁じゃねえ、ゲッホマズッ!」
「馬鹿じゃのぉ、一気に全部の飲むとは・・・」
こ、こいつ・・・
「ほれ、今度こそちゃんとお茶じゃ。」
「ほんとに茶だろうな?」
「うむ、今度こそ、正真正銘最高品質のお茶じゃ!」
「む、たしかに旨い。」
ズズッー・・・
「で、結局なんで家にきたんだよ?まさか本気でジャイアニズム・・・なんてことはないよな?」
「うむ、実を言うとな・・・寮を追い出されての・・・」
・・・はぁ?
「はぁ?すまん、意味がわからん。」
「いや、それがの、恥ずかしい話なんじゃが家賃を滞納しとったのじゃ・・・」
それって、強制退寮ってやつか?それよか、なぜに家賃滞納?
「まて、まずなんで家賃を滞納していた?たしかお前は警備隊に所属していて隊長だったよな?それなりに給料貰ってるんじゃねぇのか?」
「・・・・・・(汗)」
「おい・・・なにか気まずいことでもあるのか?」
「・・・・・・(汗)」
「おーい、反応しろ~い。」
「・・・・・・はぁ・・・うぅ、非常に言いづらいのじゃが、食費に消えていったのじゃ・・・」
食費?まてまて、どう考えても可笑しいだろう。
「食費ぃ?お前、月給料幾ら貰ってんだ?」
「(小声で)800000ノル(ノル=円ぐらい)・・・」
は、800000ノルぅ!?
「ちょっと待てぇ!とんでもない大金じゃねぇか!食費だけじゃ絶対消費し切れんわ!」
一日10000ノル分食事しても余裕で余る計算だぞ?普通にありえん。
「うぅぅ、事実食費で消えてるのじゃ・・・」
「どうやったらそんな大金を消費仕切れるんだ!?」
「わしは200000ノル分しか食べていないのじゃー、悪いのはノラのやつじゃ-」
What?ノラ?なにそれ?
「ノラ?なんだそれ?」
「ほれ、今お主の後ろにいるやつじゃ。」
何そのメリーさんっぽい言い方?
「後ろぉ・・・(汗)」
ちょ、ちょっとまて・・・スウッハァスウッハァ。オチ、オチツケ。よし。
「もう一度・・・」
クルッ!
「グルゥ、グルルガァァァァァ!!」
ノー!ヤッパシイタ!タスケテ!
「グラァ!」
ガブッ!
「え!ちょっと!?食べようとしないで!?」
やばい!これ俺死んだ!
「うぬ、ノラよ威嚇するでない。こやつは敵ではない。」
ベシィ!
『グゥ、わ、分かりましたよ・・・だから主そんな目で見ないでください!』
しゃべ・・・た?
「おおう、喋った!竜が!」
『いや、私からすればスライムが喋ることの方が驚きなんですが・・・』
たしかにモンスターで喋るっていったら竜とかだもんなぁ・・・いいなぁドラゴン・・・
『それも私のようなテレパシー的意思疎通法ではなく、あなたは実際に声を出していますからなお驚きです。』
「ん?たしかにモノリスのテレパスに感じ似てるな。なるほどなるほど。」
『え?モノリスと会ったことがあるのですか?』
「ん、ああ。えっと・・・」
「スライム、お主に一応言っておくが守秘義務があるぞ?」
「・・・さいか。」
『そういえば主とスライムはなんの話をしていたのですか?』
「「お前(ノラ)の食費の話(じゃ)」」
『・・・すいません・・・』