59.体育祭に迫る闇
おっかしいなぁ……
AI未使用なのに、AIで生成した文章と同等の文章か、それ未満の文章しか書けない……
(禍津 明視点)
「いえ~い!……この私こそ、"異能の夜明け"の"No.6"にして影華のゲーム友達、胡蘭アル!」
「紹介するのです!……私の心の友、胡蘭なのです!」
「…………………は?」
ラヴィ校長と一緒に来た中華風の女性が名乗った名前と肩書きを聞き、俺は頭と胃が痛くなった。
しかも、それは俺だけじゃなかったらしく……
「……胡蘭、何してるザマス?」
「影華さんは本当に僕を楽しまs……いや、やっぱり許容範囲を越えてるかも……うっぷ」
カミラエルと秀光も状況を呑み込めてないらしく、呆然としていた。
……否、呆然としてるのはこの2人だけじゃねぇ。
「……もう、ワシは知らんのじゃ」
「影華、ちょっと見ニャい間に傍若無人さに拍車がかかったかニャ?」
波乱万丈な人生を送って来たであろうラヴィ校長とお袋もまた、事態を呑み込めていなかったのだ。
「いや~、今日はお招きありがとうアル!……最初はなかなか入れて貰えなかったアルから、わざわざラヴィを呼んじゃったアル!」
「も~、私を呼んでも良かったのですよ?」
ーニコニコ
「え、影華が満面の笑みで会話をしてるザマス?」
「影華さんがエレクトリカルパンジャンカーニバルをしてないのに満面の笑みを浮かべるなんて……敵はカミラエルさんだけじゃなかったというのかい?」
す、凄い……
あの影華が満面の笑みで胡蘭さん?とやらと話している。
……それを見たカミラエルと秀光は、この世の終わりかと言わんばかりにショックを受けていたが。
「の、のう胡蘭?……取り敢えず、体育祭の邪魔はしないで欲しいのじゃ」
「別に私は邪魔なんてしないアルよ~。……大人しく観客席で影華の応援でもしてるアル!」
「そ、それは助かったのじゃ……」
「……ほんと、うちの娘がごめんニャ……」
ああ、場が混沌と化して来た。
……そろそろ、強引にでも話を進めた方が良いか?
ってか、気になる事もある。
「……ところで、光華とアヤノはどうして黙り込んでるんだ?」
「あ、お兄様……えっと、私まで話に入ると余計にこんがらがるからですね……」
「ボクも、触らぬ神に祟りなし……って感じかな?」
こ、こいつ等……
本当に俺の恋人達は強かだな……
ま、それはそれとして、だ。
「無駄話はそこまでにしようか。……これ以上、状況がこんがらがっても困るんでな」
「そうじゃそうじゃ、そろそろ生徒や観客の皆様を屋内スタジアムに転送させる頃合いじゃし話はここまでじゃ!」
あ、そろそろか……
そういや、いまいち体育祭で何するか聞けてねぇな?
確か、1年生と2年生で共同戦線を張るって言ってたか?
……何も分からん。
「……ま、なる様になるだろ」
俺がこの期に及んで楽観的な考えを持っていたのは、体育祭にあまり興味を持っていないからだ。
……ただまあ、皆の努力を無駄にしないためにも可能な限り頑張るか。
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(エレジー視点)
「総員、持ち場についたでございますか~?」
『はい、日光完全防備装備を着けて持ち場についてるでございます!』
『こちらも!』
『こちらも!』
次々と上がる、仲間の持ち場到着報告。
……日光さえ防備すれば日中の活動も大丈夫とはいえ、面倒臭いことこの上ないでございます……
『はっはっは!……こちらも事前に言われていた持ち場についたでございます!』
『ひひっ!……警備として、邪な侵入者は1人も通さないでございます~……』
フレイヤとアイシャも持ち場に到着、と。
さ~て、これで大方の警備は配置完りょ……
「グハハハハ!……今回はよろしくなぁ!」
「ギヒャヒャヒャヒャ!……いっちょ頑張るかぁ!」
……そうでございました。
今回の警備、試験的にこの2人も登用する事になったんでございました……
「……面倒でございます~……」
私の口から、そんな弱音が零れたでございます。
少なくとも、警備の仕事は遊び半分で務まる仕事ではございません。
……油断は禁物、今回の警備も私共は本気で臨むつもりございます。
いやまあ、いくら要人も集まるこの学校の体育祭だからって流石に"異能の夜明け"もこんなタイミングで襲撃はかけないと思いたくもありますが……
世の中に絶対なんて皆無でございますからね♪
「グハハハハ!」
「ギヒャヒャヒャヒャ!」
「……う~ん、それはそれとして死ぬ程に面倒な仕事ではあるんでございますよね~……」
嗚呼、こんな仕事なんかよりお嬢様の勇姿を見たかったでございますな~……
……ったく、残念極まりないでございますよ!
そんな文句を心の中で叫びながら、私は警備をどうサボるか考え始めるのでございました……
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(俯瞰視点)
同時刻、国立異能力専門高校付近の某所にて……
「おやおや、敵ながら本当に平和ボケしてて救えない連中だよ。……少し前、ボク様に侵入されたばかりだというのにね♪」
……旧時代の英雄である"希望の役者"を象った西洋人形は、そう呟いていた。
「"裏大陰"、いきなり何を言ってるカメ?」
「いやね~……ボク様に侵入されて警備はがっちり固めたのかもしれないけど、そもそもそんな状況で要人も来る体育祭なんて開催する事そのものが論外というか~?……ま、開催してくれた方がボク様的にはありがたいんだけどさ~?」
"希望の役者"の口ぶりを自身に転写している"裏大陰"は、飄々とそう語った。
勿論、彼女?の言葉はもっともだったが……何処か相手を舐めている様にも見えた。
「……油断は禁物シュルよ?」
「未来が見れるボク様に隙なんてものはないよ♪……けどまあ、本物の"希望の役者"よりも見れる未来が限定されてるのは確かだね……」
「どうしてだボォォォォォ?」
「呑まれるのさ……下手に力を全て解放すると、膨大な量に枝分かれした数多くの未来に人格が押し潰される……本物の"希望の役者"はそうして物心つく前に廃人同然になったみたいだから、ボク様はその二の舞を避けないとね♪」
"裏大陰"と呼ばれた西洋人形は、所詮"希望の役者"の姿と能力を転写しただけの偽物でしかない。
故に、廃人化を恐れて能力を全て解放する事が出来ていなかったのだ。
「んじゃ、予定通り昼頃に突入するシュラ~ン♪」
「ふむ、それで問題はないね。……それじゃあ、全力で彼女達にボク様達の凄さを思い知らせてあげよっか♪」
式神達が主人より命じられた役割は、国立異能力専門高校で問題を起こして警備の力量を把握する事。
そのついでとばかりに、"裏大陰"は警備要員に割り当てられた吸血鬼軍団の信頼失墜も狙っていた。
「……これ、大丈夫カメ?」
「どうにも、足を掬われる気がするシュル」
「不安だボォォォォォ」
「ま、気持ちは分かるシュラ~ン♪」
"裏大陰"以外の式神には、このままだと作戦は失敗するという謎の確信があった。
「いやはや、君達も大概酷いな~。……ボク様がそう簡単に足を掬われる訳がないだろう?」
「「「「………………」」」」
"裏大陰"の問いに、他4人は沈黙で返す。
「おっと、どうしてそこで黙るんだい?……そんなにボク様が不安要素の塊だとでも?」
「まあ、そうカメな」
「でもま、やるしかないシュル」
「気を付けるボォォォォォ」
「同意だシャラ~ン♪」
……とまあ、5人の式神の意見は見事なまでに平行線であり続けた。
特に"裏大陰"と他4人の認識の溝は修復不能な程に広がっていたぐらいだ。
「……やれやれ、いったいボク様の何がそんなに不安に感じるんだか……」
そんな問題を孕みつつも、"裏大陰"は強引に策を推し進めた。
……自身が盲信レベルで"希望の役者"の力を過信しているとも自覚せずに……
ご読了ありがとうございます。
この作品書くのも久しぶりだな……
気が向いたらいいね、ブックマーク登録してくれるとありがたいですが、あくまでも気が向いたらで大丈夫です。
後、皆様がどんな事を思ってこの小説を読んでいるのか気になるので、感想くださるとありがたいです。




