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道楽草  作者: 十三岡繁
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AIカバー

 このところのAIの進化を見ているとこうなるだろうなーとは思ってましたが、youtubeでは往年のヒット曲のAIカバーが溢れていますね。あの曲がこんなアレンジになったらどうなるんだろう? 性別の違う人が歌ったらどうなるんだろう? 今までは想像はしても、誰かが取り組んでとてつもない労力をかけないと実現はしませんでした。それが手軽にできるようになったらそりゃみんな作るし、聞いてみたいですよね。最近はそればかりをついつい聞いてしまいます。


 もちろん原曲へのリスペクトはありますし、いいなと思えるものは原曲がいいからこそです。ただ主旋律、メロディーや歌詞が一緒だとしても様々なアレンジと解釈で、今聞いても全然古くなくて今風の曲になっています。これは結構な驚きです。思った以上に昔からある楽曲はしっかりと作られていたんですね。


 ジャパニーズポップスが世界で人気らしいですが、多分これらのアレンジが世界を席巻していくのも時間の問題だと思っています。本当に日本にはこの手の文化ストックが膨大にありますね。いい曲はどうアレンジしようと時間が経とうといい曲です。音楽だけではないです。漫画でも小説でも映画でも、いい物語はいいです。


 しかしほんの一年前はまだここまで凄くはなかったと思います。AIが急に化けだした感じがします。それはどの分野でも同様だと思うんですが、来年の今頃がどうなっているのかがもう全く想像がつきません。消費税の税率変更のレジ対応に、1年以上かかる世界と同じ世界線の出来事とは思えません。


 そうして来年が分からないのだから、10年後はもちろん全く分かりません。体のあちこちに不具合は出てきましたが、もうしばらくは生きていられそうなので、本当にその変化を見るのは楽しみです。予測がつかない未来を見れるというのはワクワクします。加速度的な進化はそのうちにピークを迎えるんだと思いますが、その傾きはどこに収束するんでしょうね。垂直だったりして……。

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