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婚約破棄された伯爵令嬢が、王女の侍女になって王宮の食事改革を始めました  作者: 絵宮 芳緒
第一章 婚約破棄の夜

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第三話 侍女の打診

リディアは静かに一礼した。


「昨夜の夜会では、お見苦しいところをお見せいたしました」


王女の前で失礼があってはならない。

そう思い、丁寧に頭を下げる。


すると、アリアナ王女はくすりと小さく笑った。


「いいえ。とても綺麗でした」


リディアは顔を上げる。

王女は楽しそうに続けた。


「普通の令嬢なら、泣き崩れていたでしょう」


柔らかな声だった。

けれど、その瞳はとても聡明だった。


「でもあなたは違いました」


王女は少しだけ身を乗り出した。


「婚約を解消されても、怒りも涙も見せなかった」


王女は微笑んだ。


「……とても面白い方だと思いました」


リディアは少し困ったように目を伏せる。


「お言葉、恐れ入ります」


すると王女は、ふと真剣な表情になった。


王女は一度視線を落とし、静かに言った。


「リディア・フォン・アルヴェルン」


リディアは思わず顔を上げる。


王女は穏やかに続けた。


「あなたを、私の側に置きたいのです」


そして、優しく微笑んだ。


「侍女として――私の側に来ませんか?」


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