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異世界から異世界への転生

僕が産まれ育ったこの世界には勇者とかの伝説…魔法やゴブリンやドラゴン等の魔物や魔王…魔王に脅かされているため魔王を倒すために成人したらギルドから冒険へ行き、仲間を作ってパーティーがいるのが当たり前の世界。そんな僕もついに冒険へ行けるようになり数年間で仲間やレベルやお金等をたくさん入手し、実に有意義な生活を送れるようになった。

だが、散歩がてらに出かけたとある日にドラゴンとばったり出会ってしまった。町の近くなのでなるべく遠くに行くしかないがそっちは崖の方だった。ドラゴンの名は「キャトノヨウナイヌドラゴン」。反応速度が速く、噛み付く攻撃がとても威力が高い。爪もだいぶ硬い。そいつは毛のような鱗に守られているため腰辺りに巻いてある短剣を取り出したがその時に短剣が手からずっぽ抜けたかと思ったらドラゴンの爪で跳ね返り自分の脚に突き刺さった。しかも崖際で戦ってたのも相まって俺はそこから落下し、死んでしまった。

死んでも復活できるアイテムはあるし死ぬ前に魔力を使って体力はミリになるが生き残りはする方法や味方から助けて貰う方法があるのだが、ドラゴンと戦う気はなかったため復活アイテムはなく短剣に威力増加を付与するために魔力を使ってしまいあげくには味方は全員自分の武器や金銭等な目当てだった仲良しに見せかけた偽物のパーティーで復活できずにそのまま死んでしまった。目の前から太陽の光さえも電灯がついてない夜道のような暗い道よりも暗い闇に襲われた。そこから一筋のような光が差し込むと、目の前にはただ光で眩しく人物がいる感じはするが全く見えない。なんだ…?誰だ?ここはどこだ?そんな事をずっと考えていると目の前の奴は言った。

『仲間に裏切られ不運な出来事で死んだ若き青年よ。特別に汝の願いを1つ叶えてしんぜよう…』

おそらく目の前にいる奴はどうやら神様的な立ち位置かも知れない。生まれ育った故郷では様々な神が存在しておりその村で育った高潔な者には守護霊のような立ち位置で神が守ってくれる伝説があったことを思い出した。その伝説があったとしても僕は死んでしまったからあまり信用できない。だが念のためにも神様(仮)とでも呼んでおこうそんな事を考えていると『汝は我が神だと思ってないようだ』そんな事を言ってきた。どうやら心を読まれる能力があるようだ。だったら敬語で話すのは苦手だからやめてほしいものだ。

『敬語は苦手か…ならタメ口で話すわ。よろしく〜』

めっちゃポップになった!?さっきまで7つの玉を集めたら出てくるドラゴンのような言い方だったのに急にギャルっぽくなったな!!?

『んで?お前の願い何〜?ぶっちゃけ早くサボりたいんだけど〜』こんな神は嫌だランキング1位に載れるな…そうな事は置いて…願いか…またあの世界に戻りたい。だが今戻っても同じ運命を辿るとも言い伝えでは言われてる。どうするか…というかここで復活よりも別の世界や天国に行くとか言ったほうがいいんじゃないか?『もうめんどいし〜、あの〜異世界で平凡的な所に生まれる。いわゆる転生って奴にするね〜。』え?ちょ!勝手に決めないで!そんな事を思ってももう時すでに遅しという言葉があるように僕の体は白く光始めた。その異世界がどんな所が分からないが魔物などに襲われるのはごめんだ。せめてでも平和で実に優雅な生活を送らせてくれ!

そうして目の前が白い光に包まれる瞬間に神様(仮)から言われた言葉が少しぼやけてたが『あ、死んだら2度と転生できないからそっちの人生楽しんでー!』そんなセリフを吐いていた。それがあっちの世界最後の記憶………


そして僕は謎多く右も左も分からない異世界に産まれ…いや転生した。が…僕は自分にも分かるほど運が悪かった。

親は危ない所からお金を借りて2度と戻ってなくいつの間にか捨てられていた。それを見つけた人が救ってくれた。ありがたい限りだ。この人が連れてきた所には様々な物があった。自分が乗ってるのはベッドと呼ばれる寝床。玩具と呼ばれるガキの遊び道具。髪に絵や文章が書いてある絵本というもの。そして謎の透明のような周りにいた人を写していた、鏡というもの。鏡を通して僕は初めて自分の顔を知った。ガキだ…しかも赤ん坊の時の…ガキと呼ぶより子供と言うのが正しいらしい。そんな事よりもこの謎めいた異世界で僕はどんな生活を送るのか…

そう思ってると食事の時間がきた。体の大きい人たちは椅子に座りテーブルで謎の食べ物を食べていた。僕のような赤ん坊は元の世界で子供の時に食べていたような物をちょっとドロドロのように溶かしたみたいなものだ。食欲が沸かなすぎる…口に入れたくないが無理やり入れられた。おいしくないがちょっと癖になるような味。吐きたいが吐く前に無理やり入れられる喋ろうともこの世界の言葉は少し違うように見えるし見えない。なんならこの年齢では喋ることすらままならない。何か…もう疲れたわ…まぶたが思い死んだように目の前が暗くなった。目を覚ましたら外は明るかった。不味いのを食った時は暗めだったので時間の流れは一緒だということが判明した。そこから1歳や2歳と呼ばれる所まで成長した。急に知らない大人の人達が来たと思ったら何かを話してる。そして僕に指を指したと思ったら持ち上げられた。赤ん坊の時に親から高い高い〜と言われながらめっちゃ高くまで持ち上げられてたっけ…懐かしいな。そんな事はどうでもよくて外に出たかと思ったら車と呼ばれる謎の鉄のような塊に乗せられた。外を観てると分かるがだいぶ早く動く。そしてだいぶ動いた後に降ろされた。目の前には周りに馴染むような一軒家があった。2階建てで2階には自分よりも先に住んでる人がいるらしい。年齢は聞くところによると6歳。自分はおそらく1歳とからへんだとよ。クソったれだな!!

……そういえばずっと臭いな…あの糞みたいな匂い…

そんな事を思ってると俺を拾ってくれた人が「あら、大変。変えないといけないわね。ちょっと待っててね〜」とどこかに言ったかと思えばめっちゃ白くてもこもこしてそうなパンツ…そうあっちの世界でも数回は履いた事のあるオムツを持ってきた。あれはやだ!なんか気持ち悪い!!もっと良いものないのか!!そう考えてると元から履いてあったオムツを外し、慣れた手つきでオムツを交換してくれた。この赤ん坊の中身は成人済みの青年なんだぞ…恥ずい…悲しい…

そんな事がほんの1週間以上前までの出来事だ。

僕はこの家系の養子となりそのまま名前を授かった。名は一般的な感じで佐藤匠だとよ。

そして明日からはこの世界の情報収集を少ししながら生きよう。なんやかんやで僕はある程度、この年齢に応じた事が出来るようになってきた。

―神様(仮)視点


『あ…あいつは異常なほどに運が悪い事を伝え忘れた!ま、ええか。どうにかできるやろ。』

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