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爆炎のサガ  作者: 大和奏時
勝利の命題{1×1=2-1=1+0}

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正義の確率

DYNAMITE SAGA by Souji Yamato

 西暦せいれき2200ねんがつ13にちきん)レーヌのまち盗賊とうぞくギルド』秘密ひみつ地下ちかしつ――



 サガたちは、ここで、侍女メイドアイのかえりを、っていました。


 現在げんざい侍女じじょアイ(バイオAI(エーアイ)ハイエルフがた)は、正義せいぎ使者ししゃとして、いつわりの伯爵はくしゃくボドワンを脅迫きょうはくし、やつ退位たいいすることをせまりにっています。

 無論むろんくゆくはずなどありませんが、あくまで、たんなる宣戦せんせん布告ふこくです。


 ところが、AM11:00に、厄災やくさいこりました。

 いきなりにも、禍々(まがまが)しい思念しねんが、レーヌの街をおそいます。


われは、偉大いだいなるかみトリックスターに、独裁どくさいしゃであることみとめられた存在そんざい‥‥

 ――世界せかいおうアブリール(AbReal)である。

 おろかなぶたである万民ばんみんどもよ、我を、平伏へいふくしてあがめよ!

 さもなくば、ほろび、あるのみ』


「なっ、なななな、なんで、魔王まおう復活ふっかつしたぁーっ!」


 若頭補佐わかがしらほさやくロベールが、そう絶叫ぜっきょうしました。一同いちどうに、緊張きんちょうはしります。

 じつは、にせ伯爵ボドワンの居城きょじょうの地下には、魔王が封印ふういんされていたのです。



 しばらくすると、侍女アイが、帰還きかん‥‥リスポーン復活ふっかつしました。

 アイが、剣舞士ソードダンサーサガ(ハイエルフ女性じょせい)にべます。


もうわけありません。『爆炎のアイ(ダイナマイトAI)』に変身へんしんしても、魔王に敗北はいぼくしました。

 ――魔王には、必殺ひっさつわざ『ダイナマイト・フィンガー』が通用つうようしませんでした。

 ただし、勝算しょうさんはあります。

 それは、サガさまこと『爆炎のサガ(ダイナマイト・サガ)』との共闘きょうとうです」


「いきなりで、ちんぷんカンプン‥‥だよ」


 アイの言葉ことばに、サガが、難色なんしょくしめしました。

 そこで、アイは、サガを説得せっとくします。


二人ふたり同時どうじの『ダイナマイト・フィンガー』に、私の『自己じこ犠牲ぎせい爆滅ばくめつ』です。

 ――わたし計算けいさんでは、それで魔王を、十二じゅうにぶんほろぼせます。

 私のほうは、自己犠牲サクリファイスをしても、リスポーン復活できるので、大丈夫だいじょうぶです。

 きっと、上手くきます!」


「そんなので、魔王をたおせるの?」

「はい、かならず!」


 アイの言葉には、不思議ふしぎ説得せっとくりょくがありました。

 しかし、愛犬あいけんワンダ(バイオAIオス型)が、アイにげます。


『我の計算では、それで魔王が滅びる確率かくりつは、2%未満(みまん)だ!

 それも、パワーとうよりも、純粋じゅんすいうんだけの問題もんだいだぞ‥‥』


「それでも、成功せいこうしなければ、滅亡めつぼうするだけです!」


 アイは、ワンダに、つめたく言いはなちました。

 一同は、沈黙ちんもくとらわれています。



 ほどくすると、サガが、けっして、アイにくばせしました。

 突如とつじょ、システム音声おんせいひびきます。


爆炎のサガ(ダイナマイトサガ)とアイ(ウイズAI)Enter(エンター)!』


 二人は、同時に、機械きかい精霊せいれいしました。

 いまや、二人とも、サイバーゴーグルでおおい、恥部ちぶを『ひかり効果こうか』だけでいろどかくした全裸ぜんらで、四肢しし金属きんぞくのロボット義肢ぎしという凄艶せいえんスタイルです。


 おまけに、なまめかしくも、サガのふくには、処女しょじょあかし純潔じゅんけつもん』があり、アイの下腹部のほうには、官能かんのうてきいん紋がありました。

 こうして、魔王を滅ぼすべく、パワード官能セクシーヒロインたち登場とうじょうしたのです。



 やがて、爆炎ばくえんの『サガとアイ』は、魔王との決戦けっせんへとおもむきました。

DYNAMITE SAGA by Souji Yamato

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