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爆炎のサガ  作者: 大和奏時
勝利の命題{1×1=2-1=1+0}

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奪還作戦

DYNAMITE SAGA by Souji Yamato

 西暦《せいれき》2200年《ねん》6月《がつ》13日《にち》(金《きん》)ファンタジア世界《せかい》『レーヌの街《まち》』伯爵《はくしゃく》ボドワン・ルヴォアの居城《きょじょう》前《まえ》、AM3:00――



 サガたちが、隠《かく》れて待機《たいき》していると、城《しろ》の門番《もんばん》たちが、魔法《まほう》か何《なに》かで眠《ねむ》り始《はじ》めます。それを、合図《あいず》にして、サガたちは、城《しろ》へと侵入《しんにゅう》しました。


 目《め》当《あ》ての正当《せいとう》後継《こうけい》者《しゃ》のパスカル嬢《じょう》は、城壁《じょうへき》内《ない》の塔《とう》に監禁《かんきん》されています。

 それなので、サガたちは、その塔を目《め》指《ざ》します。


 しばらくして、塔に到着《とうちゃく》すると、ここでも、見《み》張《は》りが眠っています。

 そのため、サガたちは、易々(やすやす)と、塔の最上《さいじょう》階《かい》に辿《たど》り着《つ》けました。


 塔の最上階は、牢屋《ろうや》になっています。

 しかも、この部屋《へや》は、鉄《てつ》格子《ごうし》の仕《し》切《き》りから、牢《ろう》内《ない》が丸《まる》見《み》えです。



 ところが、そこでは、裸足《はだし》全裸《ぜんら》のパスカル嬢が、性的《せいてき》隷属《れいぞく》の首輪《くびわ》を着けられたまま、無気力《むきりょく》に項《うな》垂《だ》れていました。

 しかも、令嬢《れいじょう》パスカルは、妊娠《にんしん》していて、お腹《なか》が大《おお》きく膨《ふく》らんでいます。


 おまけに、牢内の様子《ようす》は、淫猥《いんわい》の極致《きょくち》で、そこいらに、ポルノ装飾《そうしょく》やセックス用品《ようひん》の類《たぐい》があります。

 それゆえ、首輪全裸のパスカル嬢は、捕《と》らわれの官能《ポルノ》コレクションにも見《み》えました。そのため、彼女《かのじょ》が、凌辱《レイプ》で孕《はら》まされたことは、明《あき》らかです。


 やがて、艶《なま》めかしい全裸妊婦(にんぷ)のパスカル嬢は、サガたちに気《き》付《づ》くと、恥部《ちぶ》よりも腹部《ふくぶ》を、恥《は》じらい隠《かく》すようにして、咽《むせ》び泣《な》き始めます。

 サガたちは、急《いそ》いで、扉《とびら》を解錠《かいじょう》して、ゆっくりと牢内に入《はい》りました。



 サガたちが牢内に入っても、首輪全裸の美《うつく》しきパスカル嬢は、恥じらい泣くばかりで、怯《おび》える様子だけは、殆《ほとん》どありません。

 すぐに、剣舞士《ソードダンサー》サガは、令嬢パスカルを、優《やさ》しく抱《だ》き締《し》めながら保護《ほご》します。


 その直後《ちょくご》、野戦士《レンジャー》ルイが、転移《てんい》アイテムを発動《はつどう》しました。

 転移先(さき)は、盗賊《とうぞく》ギルドの秘密《ひみつ》地下《ちか》室《しつ》です。



 転移後(ご)、サガたちと、首輪全裸のパスカル嬢は、明《あか》るく照《て》らされた、広《ひろ》くて簡素《かんそ》な部屋に居《い》ました。


 ただし、安全《あんぜん》のため、全裸妊婦のパスカル嬢の性的隷属の首輪を、侍女《メイド》アイが、こちらで用意《ようい》した絶対《ぜったい》隷属の首輪に、手《て》早《ばや》く着け替《か》えました。これは、令嬢パスカルが、こちらの意《い》に反《はん》する行動《こうどう》を、取《と》れないようにするためです。


 さらに、魔道《まどう》士《し》ハインツが、首輪全裸のパスカル嬢を、魔法で鑑定《かんてい》しました。鑑定の結果《けっか》、令嬢パスカルには、こちらに逆《さか》らう意志《いし》が無《な》いようです。

 そこで、初《はじ》めて、全裸妊婦のパスカル嬢の恥部が隠れるよう、彼女の身体《からだ》に、毛布《もうふ》が掛《か》けられました。これに、令嬢パスカルは、少《すこ》しだけ安心《あんしん》しました。


 けれども、ハインツは、険《けわ》しい表情《ひょうじょう》です。

 そして、彼《かれ》は、鑑定が証明《しょうめい》した『重大《じゅうだい》な事実《じじつ》』を、皆《みな》に告《つ》げました。


 ですが、この事実は、誰《だれ》もが、ある程度《ていど》は、察《さっ》していた可能《かのう》性《せい》です。

 それでも、皆に、背徳《はいとく》の衝撃《しょうげき》が奔《はし》ります。



 やはり、令嬢パスカルの胎児《たいじ》の父親《ちちおや》は、実《じつ》の叔父《おじ》である現《げん》伯爵ボドワンです。

DYNAMITE SAGA by Souji Yamato

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