ドライブ/ダイブ
DYNAMITE SAGA by Souji Yamato
西暦世界、26日、PM3:00、駒形1丁目、ホビーサロン隅田本舗――
ハイエルフ美女のサガは、デザバトことデザインバトルの第2戦を終えて、ようやく、デザバト説明書の残り部分を読んでいます。
それによれば、機体の操作モードには、フルドライブ/フルダイブ/セミダイブの3種類があることが判りました。
まず、フルドライブとは、全ての操作を、現実で行うモードです。
次に、フルダイブとは、身体の動作をAIに任せてから、機体に精神を移して、仮想マップ内を現実のように、行動するモードなのです。
最後に、セミダイブとは、フルドライブとフルダイブの中間で、身体の動作を半分AIに任せて、機体には、精神を半分だけ移すモードです。また、このモードは、別名を、エキスパートとも言います。
ところで、辺りでは、源之介が、サガ(処女)によるパイズリが原因で、もはや、仔犬のように懐いて、サガの御茶などの世話をしていました。
サガが、源之介に頼みます。
「源ちゃん、もう一度、わたしと、デザバトしてくれる?」
「さっ、サガさん、よろこんで、やらせて頂きます♡」
源之介は、顔を赤らめながら、快諾しました。
これにて、バトル成立です。
サガと源之介は、デザバトのプロジェクタを挟み、対峙します。すると、空中で、仮想マップが展開されて『東京と上空』の景色が映し出されました。
さらに、二人は、カードを、掲げながら、宣言します。
「「機体カード、セット!」」
その途端、サガの意識が、フルダイブして、仮想ハンガー内へと転送されました。いまや、サガは、サイバーゴーグルを着け、恥部を『ひかり効果』だけで彩り隠した裸体で、腕脚が機械の空戦義肢という姿になっています。
やがて、サガと源之介が、力強く宣言します。
「サガ・ストライダー、エンター!」「ガウレガ、出る!」
サガことサガ・ストライダーは、ハンガーから発進しました。
ほどなく、サガ・ストライダー(全高180センチ)と赤いガウレガ(全高18メートル)は、東京上空で100キロメートルの距離で対峙しています。
いきなり、サガ・ストライダーを、フルオート射撃されたビームが襲います。
これを、サガは、鮮やかに回避しながら、時折り、左腕搭載のビームシールドで、華麗に受け流します。
その最中、サガが、右腕搭載のビームカノンで、反撃します。
ですが、ガウレガの側も、サガのビームを、超機動回避しながら、パワフルに盾で打ち払って行きました。
こうした、攻防中、サガ・ストライダーは、赤いガウレガに接近しますが、ガウレガは、サガと距離を取ります。
しかし、サガ・ストライダーの接近の方が、遥かに速いのです。しばらくすると、サガが、ガウレガを、距離10キロメートルで捕捉しました。
源之介が焦る一方で、サガの方は、笑みを浮かべながら語り叫びます。
「夢にて心を騙さず、愛を以って言葉を偽らず。
ときめき宿し、きらめけ爆炎、ダイナマイト・フィンガァーッ!」
サガの手の平から、空間凝縮されたナノマシンが、灼熱を伴い放射されます。間を置かず、ガウレガの胴体が盾ごと、手の平の形に撃ち抜かれました。
サガが、満面の笑みで、宣告します。
「ブラスト・フィニッシュ!」
その宣告で、赤いガウレガが、爆発四散しながら消滅しました。
サガ・ストライダーの勝利です。
こうして、サガは、説明書を読んだから、デザバトで強くなったことを、爽快感と共に実感していました。
まあ、最初から、そういう物は、必読しろという話です。
バトル終了後‥‥現実に戻ると、源之介が『仔犬のような目』で、サガの胸を、しっかりと見詰めています。
仕方なく、サガは、発情した仔犬こと、源之介を誘います。
「授乳しながら、サービスしてあげる」
「光栄です!」
おっぱい大好き『源之介くん』は、尻尾があれば振り回しかねないほど、明るく元気な笑顔をしています。
程無くして、源之介くんは、幸せそうに、サガ(ご主人さま)に誘導されながら、通称『ちょんの間』部屋の御風呂へと、付き従って行きました。
こうして、源之介くんは、至福に包まれながらも、もはや、完全に、サガ(娼婦だけど処女)の従者と化してしまいました。
DYNAMITE SAGA by Souji Yamato




