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第63話(閑話5) 天照、オリュンポスの状況に呆然

第63話(閑話5) 天照、オリュンポスの状況に呆然


天照(あまてらす)視点

いきなりヘラやガブリエルやアテナから緊急連絡が入ったのだが、内容に愕然としたわ。

なんでもエンジェルファイブのセンターであるミカエルがゼウスのせいで天界から落ちてしまったらしい。

「あのバカが…」

妾は頭を抱える。

ゼウスのボケナスは何かしらやらかすが、まさか自分の親衛隊長を天から落とすとか…。

幸いなのはミカエルが堕天使になってないことじゃな。

妾もミカエルと交流があるから多分地上でオタ活を楽しんでいるであろうが…。

とりあえずオリュンポス工業団地に行くしかないの。

妾はオリュンポス工業団地に飛ぶ。

で、妾は目の前の状況に呆れているわけじゃ。

「ゼウス!あんた自分の親衛隊長にケラウノスを当てるとか何考えているの!!」

ヘラの説教は怖いのう。

妾がヘラに送った緋緋色金(ひひいろがね)のハリセン、役に立っておるようで何よりじゃ。

ゼウスもたんこぶ作って正座で小さくなっておるの。

しかしなぜゼウスはほっかむりをしておるのだ?

ん?

なんじゃアポロン?

………。

ゼウスのやつ安来節(やすぎぶし)を踊っておったのか。

もしかしなくても、妾が贈った御神酒のせいかの?

で、あればヘラに謝らねばな。

おーおー。

ハデスは泣きながらゼウスを怒鳴っておるわ。

奴はミカエルが最押しじゃからな。

さもありなん。

天神のオタ活仲間とは聞いておるが真のようじゃな。


ヘラ視点

どんだけバカ亭主を怒ってもキリがないわね。

コキュートス送りは確定ね。

よし、とどめに股間にハリセン攻撃よ!!

スパーーン!!

うん。

あー、スッキリ。

ゼウスも悶絶していい気味よ。

アポロン?

なんで内股なの?

あれ?

ハデスもポセイドンもなんで?

あら、天照ちゃんじゃない。

御神酒ありがとうね。

まさかの大吟醸とは思ってなかったわ。

美味しかったけどね。

でも天照ちゃんのせいでこの状況よ?

え?

妾のせいじゃない?

まあ、そうなんだけどね。

うーん。

天照ちゃんも気まずいか。

プレゼントで贈ったものでこの惨事になったんだし、天照ちゃんの気持ちもわかるわ。


ハデス視点

この!この!!

ゼウスの馬鹿にストンピングしてストレスを発散してやるわ!!

ヘラ殿の股間アタックで悶絶しているからちょうどいいわ!!

ミカエルちゃん、苦労しておらんかのう。

心配じゃ。

でもあの子なら地上のサブカルにどっぷり浸かりそうじゃのう。

余もスイカ書店や秀吉書房、獅子のあなとか行ってみたいのう。

まあ、余の同志でもある道真殿も行ける場所ではないからな。

ここは余も我慢するしかないのう。

地上にあるサブスクとやらがあれば余も楽しめるのかのう。

頭の硬いアホどもが多いからアポロンとエロスの活動も広がらん。

由々しき事態じゃのう。

どうしたものか…。


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