第55話 ガールズトーク
第55話 ガールズトーク
ミカエル視点
地上に落ちたときはさすがに驚いたけど、邪な心を持っていない人たちのところでよかった。
さすがに魔族がいるのは驚いたけど、特に天使に敵意は持ってないみたい。
これは本当にありがたいよ。
ただ、蒼魔くん、すごいよね。
恋人が4人いても誰もほかの恋人を妬んでないんだもん。
ゼウス様はヤることしか頭にないから蒼魔くんの爪の垢で飲ませてやりたいよ、ほんとに。
で、エルシアさん、ルナさん、ブラッドレアさん、サンさんたちとお話することになったわけなんだよね。
みんな個性的なんだけど、みんな違う強みがあるよね。
私も天使族ということでまた違うジャンルになるから皆で補い合えたらいいなと思うよ。
あとは、そうだなあ。
なかなか地上にこれないし、日本というサブカルチャーの中心にいるなら楽しまなきゃだよね。
私の地上生活は多分そこまで長くないだろうから、どうやって延長させるかこれから考えなきゃ。
エルシア視点
面白いことになったね。
向こうの世界でもお目にかかれない天使族とかあーしらもっているなぁ。
しかも魔族のあーしたちにも友好的とかサイコーじゃん。
ミカっちはあーしたちがどうやってダーリンの恋人になったのかとか、こっちの生活はどうかとか、どんなことを楽しんでいるのかとか色々聞いてきたんだよね。
で、一番気になっていたのがあーしたちとダーリンの夜の営みってわけ。
もうね。
赤裸々に語ってあげたよ。
興味津々だったみたいだからね。
あーしがミカっちもどう?って聞いたら見学してから考えたいだって!!
じゃああーしが一肌脱いであげるわね♡
全部見せてあげるわ。
…最近見られながらするのちょっと興奮するのよね。
あーし、変な扉、開けかけてない?
レア視点
しかしきれいな羽根だな。
我にもコウモリのような羽はあるが、ここまで綺麗ではないからな。
手入れもできていてサラサラではないか。
む、明日の我のデートについてか。
ふむ。
とりあえず、アキバに行くのは確定だ。
設備を買いたいからな。
あとは気の赴くまま、という感じだ。
エルシア?ホテルには寄らんから安心しろ。
デートの格好?
普通でよかろう?
…ルナ殿?
は!?
メイクして綺麗にしてあげる…だと!?
我はそこまで求めておらん!
市内なら夕食抜き…だ…と…!?
ルナ殿!非道ではないか!!
いや、まあ、我がルナ殿の提案を受ければ済むが…。
スカートなぞ我に合うわけ無いであろう!?
エルシア?
ミニスカを取ってくるな!!
なんだそのギラギラした奴は?
スパンコール?
いらんわ!!
はあはあ。
ん?ミカエル殿、どうしたのだ?
明日のデートについていきたい?
我は別に構わんが…暇かもしれんぞ?
目新しいものが多いから飽きない?
そうか。
主殿が許可するなら構わんぞ?
そうだな。
今日の夕食の時に相談するといい。
ルナ視点
ふふふ。
さすがのレアさんもわたくしの夕飯抜きは効きますね。
これで明日の朝はエルシアさんとわたくしでルナさんを着せ替え人形にしなくては。
全く、美人なのに無頓着とか呆れますね。
さすがにレアさんもお風呂上がりのスキンケアはしているようですが、最低限ですからね。
エルシアさんほど徹底しなさいとはいいませんが、せめてわたくしと同じくらいはやってほしいものです。
頭が痛いですね。
本人がやる気にならないと困るんですが、どこ吹く風ですからね。
明日の準備でエルシアさんのメイクと私のファッションセンスでレアさんを構い倒してやりましょう。
ところでミカエルさん、食べられない物とか嫌いな物、ありますか?
え?
食事経験が…ない!?
これはいけません。
是非旨味という極上の癒しを体験してもらわなくては。
これは、茶碗蒸しとお吸い物は決まりですね。
あとは、銀鱈の塩麹焼きと、ほうれん草の胡麻和えと銀シャリが夕食ですわね。
ミカエルさんがどんな反応をしてくれるか、楽しみです。




