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第43話 ルナとのデート前日

第43話 ルナとのデート前日


ルナ視点

あなた様の家で暮らすようになってだいぶ落ち着いてきました。

料理の勉強も順調ですし、気分転換で始めた語学も順調です。

共通の言語として英語を覚えればそこからの派生のように感じる言語が多いのが助かっています。

試しにTOEICやDELF、CILSの過去問題をやってみたのですが、ほぼ満点でしたので、わたくしに取ればそこまで、と言った感じです。

こちらの世界ではあなた様の嫁として就職するわけですから、このような認定試験は受けるつもりはないのですが、新たな言語を覚えるのも楽しいです。

個人的には最近ハマっているのは関西弁ですが。

たまにあなた様が話していて興味を持ちましたが、面白かったです。

なんですか?

せや7段活用って。

聞いたとき理解できませんでしたが理解したら笑いすぎてお腹が痛くなりましたよ。

閑話休題。

今のところ、わたくしが話せるようになった言語は、日本語、英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、ロシア語、アラビア語になりますわ。

あなた様から教えていただいた会話メインの交流サイトを使って磨き上げましたわ。

どの国の方も和食に興味があるようで、レシピを教えて差し上げましたら大変喜ばれました。

アメリカのナンシーさんは最初、和食を小馬鹿にされておりましたが、一度作ってその繊細な味にはまったとのことです。

インドのハマドさんからはスパイスの使い方を教えていただきましたし、ヒンディー語を教えていただいています。

今のところ7か国語を話せるようになりましたが、まだどんどん覚えていきますわ。

スペイン語、ポルトガル語、ベトナム語、ノルウェー語、スワヒリ語

⋯。

いけませんね。

明日はあなた様とデートだと言うのに学びを止めることができませんわ。

「ルナママー、ちょっといい?」

「エルシアさん、どうしました?」

「いや、どうせママのことだからお出かけの準備、できてないと思ってさ」

あらあら。

エルシアさんには見抜かれていましたね。

「明日はどんな服装にするの?」

「そうですわね。さすがにドレスというわけにはいきませんから普段着よりも少しレベルを上げる感じでしょうか」

「クローゼット、あけていい?」

「かまいませんわ」

明日は一緒にかっぱ橋商店街というところに行くんでしたわね。

あなた様の話では職人の街とか。

さすがにドワーフレベルの技術があるとは思いませんが、あなた様の言葉を借りると日本の技術は変態技術だそうですから楽しみですね。

「ママの服、ほとんど白じゃない。」

「清純でいいでしょう?」

「エロ下着を着ているママに清純はないわ。」

「そうですかね?」 

「うん。清純詐欺」

「そこまで言います?」

「ママはたまにサキュバスのあーしよりエロくて積極的なんだもん」

「それを言われると⋯」

「ダーリンはそれも嬉しいみたいだからつつみ込んでくれるんだけどね」

「それには同意しますわ」

そんな事を話しながらわたくしとエルシアさんで明日来ていく服を選別していましたが、結局どれもかわりバテがしないということで新しく作ることにしましたわ。

魔導ミシンと、エルシアさんが手伝ってくれるのであればそこまで時間は掛かりませんわね。

あなた様、明日はまたわたくしに惚れ直させてあげますわ。


蒼魔視点

俺は今自室のベットのうえで今日のデートを思い返している。

デートは十分に楽しんでもらえたようだ。

レアとルナに見てきたコスメとか話していたようだしね。

あと、エルシアはモデルのこと、受けるのかね。

承認欲求は強いから受けそうな気はするが。

モデル活動するにしても手伝ってやればいいだけの話。

正直俺は主夫でもいいと思っているしな。

いや、大学くらい行くかな?

あえて海外の大学に行くのもいいかも。

ルナのおかげで英語はかなり上達した。

というか、勝手に覚えた。

俺の固有スキルの感情共鳴の影響かな?

サンやレア、エルシアも英語は喋れるようになったみたいだし。

もしかしたらルナのやつ、また固有スキルが生えたのかも?

俺たち全員料理ができるようになっているからあながち間違ってないかも?

これはこれでいい傾向ではあるんだよね。

さて、明日はルナとのデート。

かっぱ橋商店街でルナが気に入りそうな道具とかがないかを探す予定だ。

ルナがどんな反応をするか楽しみなんだよね。

元々王女としての教育を受けているからあまり感情を表に出さないからなあ。

うーん。

あえてルナが気に入った道具を作ってあげるのもありかな。

ドワーフ仕込みの鍛冶スキルがあるから大概はなんとかなるだろう。

ガンツ師匠は元気かな?

免許皆伝は貰えたけど、俺の作品は見せられなかったんだよな。

ルナあたりに相談したら何かいい方法を思いついてくれそうだけど。

よし。

なんか目が冴えているから気分転換で日本刀の鍛冶についての動画でも観るかな。

レアに作ってやったら喜びそうだし、和包丁作りにも役立ちそうだ。

そういや聞いた話では日本の鍛冶職人、減っていっているんだよなぁ。

もったいないけど、俺にできることはないし。

文化庁何やってんだろ。

日本の変態技術が無くならないように手を打っているのかね?


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