10 あとがき
幽霊王子は悪役令嬢にもう一度恋をする、を後書きのこんな所まで読んでくださっているあなたに、まずは感謝を捧げたく思います。
連載中に私事があり、長く筆を執れない状態となっておりました。けれど、更新が止まっている間もブックマークを外さない優しい方々がいらっしゃった事、個人的に思い入れのある作品だったこともあり、どうしてもクローディアとレオンハルトのその後、アリシアやゲオルグの事も書き切りたかったのです。
この作品のテーマは、「完璧な悪役のいない陰謀劇を短編で!」でした。
婚約破棄する前に死んじゃった王子だとか、いかにも悪役になりそうな位置のアリシアがおねえさま大好きだったりとか、黒幕さんがあれだったりとか。
あと、短編で!と思っていたのでできる限り駆け足に詰め込み気味になってしまった事もちょっと反省しています。もし長編に書き直す機会をどこかでいただけたら、それはとっても嬉しいなって……。
あまり長くなってもあれですので、この辺りで締めようと思います。次回は令嬢がドレスの下に爆弾ミサイル隠し持ってバンバン戦うような話が書けたらいいなと思っているので何卒何卒!
次もよろしくお願いします!
最後に、ここまで後書きを読んでくださったあなたへ、本当にありがとうございました!
あかいみはじめ