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後編

 一方的とはいえ、BL描写が出てきますのでご注意くださいませ。

 BLでもGLでもノーマルでも、強要はいかんのですよ。

 頭いい人の思考誘導とか本当に怖いです。

 気がつくと、その人の思い通りの結果になってますからね……。 


 

 

 俺のトラウマ最大級は十五歳のときだった。

思春期まっただ中。

 ほんっとに、勘弁してほしい。


 杏奈が悪いわけじゃないのに、やっぱり引っかかっちまって女は御遠慮申し上げる! って信条になったんで、俺の周りには男友達ばかりがいた。

 中には俺目当てで寄ってくる女の子を、おいしくいただきまーす! って奴もいたけど、基本的には女の子は可愛いけど、男友達とつるむのが楽しいからそっち優先な! って奴が多かったんだわ。


 アレもその一人だった。

 その一人だと、思っていた。


 あとから考えてみれば、アレは実に時間をかけて、腹黒炸裂の用意周到さで俺の親友の位置に納まっていったんだよな。

 俺を友人と呼ぶ奴らの中には必ずある独特の軽さがなかったから、珍しいなぁー、と思い至りはしたんだけど、それがやばいときに覚える違和感だと認識できなかったのが最大後悔だ。


 アレは俺に独占されたがったのだ。

 独占したいではなく、されたい。

 精神だけでなく、肉体も。

 挙げ句、存在全てを。


 乙男オトメンとは違う。

 彼らは、可愛い物が好きな異性愛者だ。

 アレに似た臭いを覚えて、距離を保ちながら観察させてもらったが、俺にとってはとても有り難い存在だったんだよ、これが。

 俺は可愛いものも似合ったので、彼らは惜しみなくその技術の粋をみせてくれたのだ。

 怪我をすれば、何時でも何処でも手早い手当。

 腹が空けば、彩りを優先こそしているけれど、美味しくてボリュームのある料理を無償で差し入れてくれる。

 菓子を好んでも、男らしくないと軽蔑するどころか、涼真は可愛いお菓子が似合うから貢ぎがいがあるよー! なんて笑いながら、定期的に与えてもくれたっけ。

 似た臭いを覚えてしまったのに、土下座謝罪をしたくなるほど、彼らは好人物だった。

 彼らといる時間は、終始穏やかで癒やされていたんだよ。


 が、アレは違った。


 柔道剣道空手道他、あらゆる武術に通じる猛者で、がたいも御立派だった。

 俺に出会わなければ、硬派な男性として人気にもなっただろう。

 何しろ成績まで良かったのだ。

 これでイケメンだったら、女性が放っておかなかったはず。

 しかし、奴はイケメンではなかった。

 雰囲気イケメンですらなかった。

 ただ武道を極めた者特有の近寄り難さが、アレを特別な存在に見せていた。

 イケメンとは別カテゴリのいい男。

 ただし恋愛対象ではない!

 アレは女性に、そう見られていた。

 友人の中では恋敵にはならない貴重な存在として、むしろ歓迎されていたっけな。


 アレが親友だと、周囲に認知されだした頃。

 そっと寄ってきて注意を促したのは、当時のクラス随一の腐女子だった。

 私は二次元限定なので! と普段から熱く語っている彼女にとって、俺は本来手の届かない観賞対象で、そっと見守るしかないから安心してほしい! ……と、まず力を込めて説明された。

 結構可愛い子だったので、正直に言って勿体ない、と思ったけど。

 言葉通り、安心もできた。

 腐女子を公言しても、忌み嫌われてはいなかったからな。

 立ち回りのうまさは、頭のいい証拠でもあったし。

 何より観賞対象には、健常であってほしいから話してみたけど、そこにそれ以上の打算はない、って即座に理解させてくれたからよ。

 まぁ、多少妄想されちまうのは織り込み済みだけどな。


『田中君は、涼真君に独占されたいと思っている。自分しか見ちゃ駄目だと思ってる。性的行為も激しくしてほしいと思っている……できれば監禁してほしいと思って、実行に移そうと準備を始めている』 


『ひぃぃ』 


 淡々と言われて、思わず悲鳴が漏れた。

 彼女に言われて、アレがそう考えているのだと、信じてしまえたからだ。


『たぶん、そこに涼真君の意思はなくてもいい。ただ、周囲には田中君が、涼真君に求められているって、信じてほしいみたい』


『あばばばば』


 漫画でしか見ないような擬音が口から零れたわ。

 本人の意思なんて関係なく出る、意味の成さない言葉って本当にあるんだなぁ、と俺よりずっと頭の良い冷静な第三者に、どこかで囁かれた。


『サイコパスとは違う気もするけどね……田中君が涼真君に犯されたい、じゃなくて。涼真君が田中君を犯したい、じゃなきゃ、駄目』


『り、かいに。理解に苦しむんだけど……』


 彼女の説明に答えた。

 理解に苦しむけど、理解できないけど、そもそも理解したくない。

 それこそが本音だったけれど。


『うーん。田中君が女王様で、涼真君が忠犬? 涼真君が愛することを、田中君が仕方なく許す……とか?』


『それなら、なんとか……なんとか?』


 どこまでも親切な彼女は、俺でもわかるように説明してくれた。

 してくれなくても良かったのに……と思う自分を、懸命に否定する。

 何も知らぬうちに絡め取られて、アレの思うままに振る舞う自分になるのは、なるのだけはごめんだった。


『ある意味貞操の危機だね! 貞操だけじゃないって言うと……ホラーな展開にも発展しかねないので、注意しないとまずいかな……と思いまして、忠告なんぞを……柄にもなくしてみた次第であります!』


 最後は敬礼で締められた。


 彼女は特殊進化を遂げた腐女子センサー(本人が言っていた)で、アレの、俺への性的欲望を絡めた危険な気配を察したのだろう。


 しかし、ややこしい。

 頭がよろしくない俺には、せっかく彼女が噛んで含めてくれた説明を持ってしても、完全な理解は難しかった。


 ただ、残念ながら俺は親友だと思い始めていた奴から、逃げて、隠れなければならないってのは、把握できた。

 それで、十分だった。


 いきなり距離を置くのは悪手だと経験上知っていた。

 距離を置くには理由がなければ、疑われるのも同様。

 何か上手い手はないかと考えて、俺はネットを頼ったんだよ。

 両親、友人を巻き込むと、やばい気しかしなかったからだ。


 一番無難な意見は、転校だったな。

 自分は学生で、相手は友人、両親は味方と情報を出せば、できれば違う県への転校が望ましい、と多く書き込まれていた。

 外国へ逃亡って意見もあったんだけど、日本語以外まともにしゃべれる気がしねーのと、治安的なものを考えて、それは最終手段にしておこうと決める。


 受験が近いと追加情報を入れれば、それでも即時転校と、相手がついてこられなさそうな学校を受験すればいいの二つに意見が割れた。


 俺は結局、相談はそこまでにして。

 万が一アレが、この書き込みを突き止めてしまった最悪を想定して、即時転校の方向で考えると、感謝とともに書き込んだ。


 受験したい高校は既に決まっていて、アレにも相談していた。

 アレは、一緒の高校だと楽しそうだな、と言っていたので、高校も当然一緒にしようと目論んでいるようだった。

 だから、志望校は変えた。

 先生には、サイレントストーカー(誰か特定できてないストーカーのことな)がいるっぽいから、絶対に志望校が変わった話を誰にもしないでくれ! と懇願しておいた。

 在学中にいろいろあったので、担任は校長と学年主任には話を通させてもらうが、秘密は厳守すると約束してくれたよ。

 話の通じる先生が多かったのは、本当に有り難かったぜ。


 慎重に志望校を変更したことを隠してたし、隠しきったんだけど。

 アレは何かを察知したらしい。

 アレを犯せる状況なんぞを作りやがった!


 友人の一人に頼まれて行った。

 アレとそこまで仲良かった奴じゃなかったから、アレが関与してるなんて微塵も思わなかったんだわ。


 高級ホテルのスイートルームとか、絶望的に無駄遣い!

 素っ裸で、クイーンサイズのベッドに寝っ転がって大股開いたアレは。


『本当に、お前は素直じゃないよなぁ。しょうがないからさ。受け入れてやるよ』


 とかほざきやがったんだよぉ!


 無言で全力疾走して、逃げた。

 見たのは本当に一瞬だったけど、今でも時々夢に見て魘される。

 ぶっちゃけ、きもかった。

 全裸どころか、アレの姿すら見たくなかった。 


 登校拒否も考えたが、そんなことをした日には、アレが喜んで迎えに来る。

 だから、我慢した。

 死ぬ気で、我慢した。


 アレは言ったよ。


『恥ずかしかったんだろ? 童貞なら仕方ないか。そのうちまた機会をつくってやるからさ。そのときはいい加減、覚悟を決めろよ。男らしく、な』


 気持ち悪すぎて、一言一句覚えてるわ。

 早いとこ綺麗さっぱり忘れてーよ。


 これのせいで、俺の男性機能がいろいろとおかしくなっちまったのは、復讐したくなるほど悔しい。

 一生恨む=一生アレを覚えてる……って認識しちまったのが、嫌で嫌で、思い出す度に悶絶するのを、まずはどうにかしたかったんだわ。

 

 とにかく、距離を置く、絶対アレと距離を置く! と一人誓って選んだのは、人里離れた場所にある、トライアスロン選手育成専門高等学校。

 当然の全寮制。

 

 そんな学校あんのかよ! と聞いたときには驚いたけど、存在するらしい。

 しかも政府が関与している学校と聞いて絶句した。

 やばい世界に足を一歩踏み入れてしまう懸念はあったけれど、アレの欲望を押しつけられるとか、絶対に無理なので、心を決めたよ。


 トライアスロンといえば、過酷なスポーツの中でもトップクラスに厳しいスポーツだ。

 その選手になるためには、そりゃ過酷な訓練に次ぐ訓練なんだろうなー。

 俺、アレから逃げおおせても、在学中に死ぬかもしれん……と憂鬱を抱えつつ、一次面接を受けに行った。


 面接→実技→筆記→最終面接っていう、ちょっと普通の学校とは順番がちがくね? っていう流れで合否が出るらしいんだけど、俺は最初の面接で入学を許可された。


 理事長って人が出てきて。

 君も大変だよねぇ。

 在学中は気楽に頑張るといいよー。

 って笑いながら言ってくれたんだわ。

 

 飲んだこともない美味しい紅茶とお菓子を食べながら、教えてもらったんだけどな。

 そもそもトライアスロン選手育成専門高等学校っていうのは、体面を保つためにつけた呼称で、本来は俺みたいに困ってる人に力を与える組織なんだとさ。


 理事長が漫画やアニメにしか出てこない美形だったもんで、何の疑いもなく信じられたよ。

 ちょっとだけ教えてくれた理事長の経験談は、年齢もあってか、俺よりも悲惨だった。


『まぁ、今ではサイレントストーカーひっくるめて、私を求める全ての者に、私の意にそぐわないことをさせない調教はすんだからねぇ……校内の安全は確保されているよ』


 天使の微笑みに、悪魔の所業。


 まさか俺に信用できる、自分より美形な存在が現れるとは思わなかった。

 この出会いには、五体投地で神様に感謝したさ。


 学校生活は五年。

 得がたい時間だった。

 友人っていうには微妙だけど、仲間はたくさんできたしな。 

 逃げ足も隠れ技も磨きがかかったぜ。

 

 スカウトされてやってきた、本当にトライアスロン選手になりたいって人もそこそこいたから、現役レンジャーとかが講習に来てくれたりもした。

 レンジャーすげぇ! とか、本物にあったら絶対思うぜ。

 あの人たち、身体スキルのすさまじさはさて置き、めちゃくちゃ心が強いんだよ。

 で、状況把握能力が半端ない。

 勉強になったわー。

 このとき教えてもらったステルス技(気配を消すというか、薄める技)は、今でも重宝してるくらい。


 けどな。

 怖い経験もした。

 

 仲間の一人が併設された精神病院に入ったのは、入学を決めるに至ったストーカーのせいだ。

 そのストーカーは、仲間を学校から出そうとして、家族を皆殺しにしたらしい。

 家族の葬儀なら、実家へ戻るだろうからって、理由で。

 仲間はストーカーの思わく通りに葬儀へでたけど、それだけ。

 殺人容疑で普通に捕まって、死刑判決を受けた。

 びっくりするほど短い時間で死刑執行されたその日に、仲間は壊れたよ。

 張り詰めていたものが、切れちまったんだろうなぁ……。

 短い時間の中で、表情が無になっていく過程を、俺は見てた。

 何もできない自分が惨めだったよ。

 時間が経過すれば、二度とこんなことが起きないように、せめて学ぼうぜ! って前向きに考えられるようには、なったけどな。

 

 違う仲間は、校内に忍び込もうとした自分のストーカーを返り討ちにして、刑務所へ送られた。

 ストーカーが、可愛い女の子でさ。

 滅多刺しにしたのも、心証が悪かったんだろうな。

 あとは、ストーカーの親が権力者だったのも影響したのかもしれない。

 マスコミ操作とか、見てられないくらい酷かった。

 可愛い女の子に言い寄られて、こたえられない男が悪い! みたいな流れになってたんだぜ。 

 くそったれが!

 ストーカーのせいで、仲間の家族とかも窮地に追い込まれていたってのによ。

 そんな状況に激怒した卒業生たちが、工作活動に励んだ結果。

 仲間は笑って刑に服しているし、家族は平穏な時間が送れるようになったのはせめてもの救いかな。

 被害者面していたストーカーと、権力者な両親は現在、じわじわと追い込まれている最中だ。


 で、俺自身もカウンセリングを受けるレベルで追い込まれた。


 アレが両親に手を出したんだよ。

 両親が俺を迎えに行くように仕向けたんだわ。

 学校がいじめとしか思えない練習を強いて、俺を追い詰めてる、って言ってな。

 離れても心配かけないようにメールは定期的に送ってたし、数は少ないけど、テレビ電話だってしてたってーのにさ。

 会えないって、その一点を突いて、両親を疑心暗鬼に落とし込んだ。

 アレは頭がいいし、口は上手いし、両親は未だにアレを俺の親友だって、思い込んでたからな。


 両親と一緒にアレも来たんだぜ?

 会わなかったけどな。


 先生方が上手いことアレを追い返して、両親だけと会って、アレの画策が知れた。

 両親の洗脳をとくのは、俺の卒業まで時間がかかったからなぁ。

 アレの悪質さが知れるってもんだ。


 父は会社役員、母は専業主婦、姉は絶縁で連絡先すら知らないって状態だったんだけど、

父には会社を辞めてもらって、母と一緒に引っ越しをして、資産運用で裕福な生活をできるように、手配してもらった。

 絶縁状態だった姉にも事情を説明して、問題が起こった場合は遠慮なく相談してほしい旨まで伝えてくれたらしい。

 学校の卒業生が優秀すぎる!

 組織万歳!

 

 完全寮制で警備も厳重極まりない学校に入学した生徒を、学校から出そうとして、家族や友人が狙われるケースは少なくなかったから、理事長や卒業生たちが頑張って、環境を整えていたんだよ。

 で。

 両親は組織が手配した家に住んでるわけだ。

 俺と一緒には暮らせないけど、時々顔は見せるし、似たような環境で子供たちに会えない家族が近くに住んでるから、慰め合う感じで親交を深め、人生の中で一番穏やかな時間を過ごせているようだ。


 姉を追い詰めた件以外は、本当に良い両親だったからな。

 穏やかな生活が送れるのは嬉しかったよ。


 卒業したら学校関係の仕事に就きたかったんだけど、理事長に止められた。

 俺は一か所にいると、ストーカーを引き寄せてしまう体質らしい。

 さらにはそのストーカーが周囲を害する可能性が高いとのことだったよ……。

 ストーカーにもいろいろなタイプがいるように、被害者にも様々なタイプがいるんだとか。

 理事長も俺と同じ引き寄せ体質だけど、ストーカーを御せる能力があるから問題ないって、聞いて。

 ずるいなぁ、とか思ったのは内緒だぜ?

 

 信用している理事長の言葉を塵も疑わずに従って、俺が選んだのはトライアスロンの選手だったよ。

 頑張れば学校の表向きな知名度も上がるしな。

 俺みたいな状況の人間を、庇護もしやすくなるらしいし。


 学校はトライアスロン育成学校で、しかも超絶狭き門。

 でもって、卒業生はトライアスロン選手として活躍しなくとも、別分野で功績を残す優秀さを誇っている。

 そんな理由で、他の公式団体は不干渉が基本。

 たまに声をかけてくる困った奴らは、メールで速攻連絡して、交渉してもらう。

 卒業生で構成された組織は優秀で、しつこい困った奴らも、いつの間にか連絡が絶たれるので、本当に有り難かったわ。



 卒業したあとは、学校推薦のプロ選手として絶賛活躍中。

 世界各国で行われる大会に、ストーカーを回避しつつ選んで参加している。

 完全に姿を消すってのもできたんだけど、アレ筆頭にストーカーが暴走しそうだったから、情報は制御しつつ流していた。

 まだ有名な大会には一度しか出てないんだけど、スポーツ雑誌で特集されてた件は、想定外だったって聞いたわ。

 

 ステルス機能搭載のイケメン選手、って二つ名がついてたよ。

 二つ名が!

 雑誌の表紙見て、思わず笑ったわ。

 

 アレは未だ俺に執着している。

 俺の中学時代の親友としてインタビューを受けてた。

 テレビで見てのけぞったわ。

 マネージャーになりたいとか嘯いてるのには、苦笑しかできんかったぜ。

 

 必要であれば組織を通して、体調メンタル管理をしてくれる人や通訳を召喚できるので、アレを必要とする日なんて、未来永劫こないというのに。

 何時になったら諦めてくれるのか。


 幾度となく、組織の人に頼んで、アレを殺してもらおうかと考えた。

 けど。

 それすらアレが喜びそうで、未だに決断はできない。


 だから俺は、今でもかくれんぼが得意なままだ。

 多分この先もずっと、得意なままだろう。

 制限した情報を流しつつ、許容ラインを超えられたら即座に、逃げて、隠れる。

 これが俺の日常的な生活だからなぁ。

 

 アレを処分したところで、次のアレが、間を置かずに出現するという、悲しい予測ができるからな。

 たぶんきっと。

 アレはまだ、マシな方なんだろうよ。

 少なくとも俺は、今。

 心身健常な状態で、生きているんだからな。






 現代日本をベースにした設定になっています。

 日本じゃありえなくね? という違和感を覚えるときは、その点はこの作品だけのオリジナル設定なのですよーと、ゆるくスルーしていただけると嬉しいです。

 テーマはかくれんぼでしたが、ちょっとずれてしまった気がします……。

 しょっちゅう隠れてはいるんですけどね。

 こまけぇこたぁいいんだよ! の顔文字を思い浮かべながら、おおらかな心で読み進めていただけたら、有り難いです。

 


 整形してしまえばいいんじゃあ? と専門医の門を叩いた結果。

 かかった整形医が狂気に落ちたり、ストーカーに変貌したりしたので、諦めたという、入りきらなかったエピソードはここにおいておきます。

 時間があれば、ひとりかくれんぼの設定を使ってマルチエンディングの話を書こうかなぁとも思ったのですが、ひとりかくれんぼテーマの作品が多く投稿されていたので、書かない気がしてきました。

 ほのぼのハッピーエンドだけだったら、三千文字くらいでサクッと書けそうなんですけどね……。

 最後までお読みいただきありがとうございました!


 一方的とはいえ、BL描写が出てきますのでご注意くださいませ。

 BLでもGLでもノーマルでも、強要はいかんのですよ。

 頭いい人の思考誘導とか本当に怖いです。

 気がつくと、その人の思い通りの結果になってますからね……。 


 整形してしまえばいいんじゃあ? と専門医の門を叩いた結果。

 かかった整形医が狂気に落ちたり、ストーカーに変貌したりしたので、諦めたという、入りきらなかったエピソードはここにおいておきます。

 時間があれば、ひとりかくれんぼの設定を使ってマルチエンディングの話を書こうかなぁとも思ったのですが、ひとりかくれんぼテーマの作品が多く投稿されていたので、書かない気がしてきました。

 ほのぼのハッピーエンドだけだったら、三千文字くらいでサクッと書けそうなんですけどね……。

 最後までお読みいただきありがとうございました!

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