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【完結:修正予定】緋色のグロニクル  作者: カジー・K
グロニクルのうらばなし・おまけ
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設定:ザツギシュについて


■ザツギシュについて。


 高校生の時、「グロニクル」の他にも「ザツギシュ」というタイトルの物語を考えていました。


 そっちの物語もグロニクルと世界観を同じくしている設定だったので、少しだけキャラクターを絡ませたりして遊んでいたのですが、最後にグロニクルを書き直す際には完全に統合されました。


 アザゼルも次回作で再登場する予定ですし、何ならアザゼルが出てくるずっと以前から、ガンザや貫太が“伝説の三大ザツギシュ”の一つを所有しています。


 立ち位置としては「魔法とも魔術とも違う、新しいベクトルの兵器」といったところ。


 ルノードがレイスによって“創造する力(クラフトアークス)”を抑制されたあたりでも言っていましたが、「最強の龍が、“創造する力”を封じられた程度で負けると思うのか?」というように、魔法っぽい力にも沢山種類を持たせたかったんです。


 魔法や魔術が効かなくても、“創造する力”ならどうか。ザツギシュなら。はたまたルノードオリジナルの“蒼炎(そうえん)”なら、という具合に。


 同一の力をぶつけ合うだけでは簡単に決着が決まってしまうので(例:真正面から力をぶつけ合えばアイルバトスがルノードに勝つ)、この世界には不思議な力がいくつもあり、それらを上手く利用することで劣勢を覆せるようにしたかったんです。


 この、「別に、バカ正直に魔法使いと魔法で勝負する必要なんてなくね?」という考え方。ライトノベルで言うと、東亮太先生の「マキゾエホリック」に影響を受けているところが大きいと思います(第10回スニーカー大賞、奨励賞受賞作)。


 ロボット同士のバトルに超能力者を乱入させるとか、本当に天才の発想だと思う。あんなに面白いのに、なんで打ち切られてしまったんや……。



 ザツギシュ自体は、モンスターが持つ異能を生み出す根源となるコア(心臓だったり、特定の臓器だったり)を取り入れた魔道具という設定です。


 それに使用者の生命力や精神力をバンバン吸わせることで、起動のためのエネルギーを生み出しています。過剰に使いすぎれば、すぐに死んでしまうレベルで。


 その割にアザゼル・インザースはザツギシュを使う際に苦痛を感じている描写が無いのですが……どういうカラクリなんでしょうね。


 伝説の三大ザツギシュであるゼロがアザゼルに、ヘルの片割れが貫太の手元にありますが、それぞれどんなモンスターの素材を使っているのか、ヘルのもう片方はどこに行ったのか等、謎を残したまま終わりました。


 続編でもザツギシュにスポットを当てた回は書く予定なので、そこでアザゼルが大活躍することにご期待ください。


 ザツギシュ以外にも、また新しい方向性の魔道具(もしくは異能の種類)も増やすことがあるかもしれません。


 せっかく国が沢山あるんだし、国によって違う兵器を開発してて当たり前な気もしますからね!


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