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【完結:修正予定】緋色のグロニクル  作者: カジー・K
第12章 斜陽編 -炎天も嚇怒も撃ち堕とせ死星-
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第194話 希望の街、エイリア

最終決戦の地へ到着です。



 無統治王国アラロマフ・ドールには、法が無い。


 王は存在するものの君臨はせず、首都ロストアンゼルスの中央に鎮座する宮殿、通称“ノーネーム”に引き籠もるのみ。


 その結果、アラロマフ・ドール全体が無法地帯であるかと思えば、そういう訳でも無い。


 弱く善なる人間たちは己の生存権を得るために共同体を作り、ギルドを興し、街を造り上げた。


 治安維持を名目に設立された≪ヴァリアー≫という組織もその一つであり、その庇護を求めて集まった人々の集落は日々拡大し、現在では≪エイリア≫と呼ばれるようになっている。


 ――だが、それには裏がある。


 実際は、ヴァリアーの設立も国王である金竜ドールの指示によるものだということ。


 そして何より、金竜ドールとサンスタード帝国は裏で癒着しているということだ。ただ、帝国側と金竜ドールのどちらの立場が上なのかは分かっていない。


 帝国と金竜ドールの企みの全容は掴めないままだが、何らかの目的のために、このエイリアという空間は作られたはずなんだ。



 時計塔や図書館をはじめとする背の高い建物は、例外なく古代文明の遺物だと言われている。


 それもそのはず。それらは1000年近く前に、地竜ガイアが“大地を操る能力”を駆使して建造したものだという。ちなみに、先代魔王ルヴェリス談。


 かつて、災害竜テンペストと炎竜ルノードという最凶のコンビから初代金竜を護るために造られた、この世で最も頑丈な要塞群。


 ヴァリアーもその一つで、地上に出ている3階立ての建物は現代の技術で建てられたものだが、広大な地下空間は全てが地竜ガイアの手によるものらしい。


 そもそも現代の技術では、地下20階を超えるような建物を造ることは不可能なのだとか。


 ちなみに、俺を含めた殆どの隊員が「ヴァリアーは地下20階の研究棟が最下層」だと教えられていたが、ダクトによれば更にその下があるらしい。


 なんでダクトがそれを知っているのかと言えば、以前研究班のチーフを務めていたティスに聞いたからだ。


 ティス自身も地下21階以降に足を踏み入れることは許されていなかったが、上層部の人間が頻繁に出入りしていたため、その存在に気づかない方が難しかったとかなんとか。


 恐らく、そこにはヴァリアーの……金竜ドールにとっての秘密が隠されている。


 まァ、大方金竜ドールの本体が眠っているんだろうけど。あと、竜門もあるんだろうな。



 地竜ガイア産の古代遺跡群は点在しており……それぞれの間には隙間があったが、現在では簡素な技術で作られたボロ屋が幾つも並び、それを埋めている。


 そこには多くの貧民や、もしくはヴァリアーに登録された“人間にとって危険でないと認められた魔人”たちが暮らしている。


 それがエイリアという空間だ。


 悪くない。エイリアという空間は悪くない。


 レイスをして「人間とヒトの関係を変えていける可能性を持つ」と言わしめた、希望の街だ。


 ――だが、一点だけ問題があった。


 今日の日付が、ルノードによって予告されていた日の前日である3月3日であり。


 時刻は既に正午を回っているということだった。



「これは……」


 アイルバトスさんが、今まで聴いたこともないような声色で言った。信じられないものを見たのだろう。


 彼の背中の上……高度200メートルほどからエイリアを眺めて、俺達は絶句していた。


 いや、その驚愕の伝播には多少のズレがあったが。


 俺やアイルバトスさん、周囲に飛ぶ氷竜の戦士隊たちがその視力にものを言わせ、まずそれに気づいた。


 エイリアという街の中を、かつてここで暮らしていた際の記憶と相違ない数の人間たちが闊歩している。いや、こんな風に遥か上空から見下ろすのは初めてだけども!


「民間人が…………避難…………してねェ…………!?」


 俺がそう零したことで、全員がその衝撃を共有した。


「…………まずは予定通り、少し離れた位置に着陸しようか」


 さすがは年の功か、いち早く冷静さを取り戻した――取り繕えたというべきか――アイルバトスさんがそう切り出し、下降を開始する。


 アイルバトスさんと背に乗る俺達、周囲の戦士隊の全員には隠密の魔術が掛けられてはいるが、恐らくこのままエイリアに侵入しようとすれば、金竜の用意した何らかの罠に掛かってしまうだろうと彼は話していた。


 地上に降り、人間体に変身した状態で陸路を取るべきだと。


 彼の魔術によって俺達に吹き付ける風は随分と弱まっているが、それでも舌を噛む可能性はあるし、俺達ははやる気持ちを抑えて口を噤んだ。



 現在も拡張されつつあるエイリアの北端から500メートル程離れたあたりからは、森林地帯が広がっている。


 その中に降り立ったアイルバトスさんの背から降りるや否や、ダクトは近くにあった木へと右手を叩きつけた。


「ふざけやがって……! 金竜ドールは何……考えてんだ!? あの中にっ……戦える人間なんて、一握りしかいねぇだろうが!!」


 ダクトには珍しく、本気で激昂している。結構な音がした。普段なら自分の身体を無駄に痛めるような真似をするはずが無いのに。


 いや、だが、当然か。


「これは……このままじゃ……」


 あのレイスですら、両腕を震わせて立ち尽くしている。


 口を開くと、口内はぱさぱさに乾いていた。


「あ、アイルバトスさん。は、一昨日…………けほっ」


 言いたいことが最後まで言葉にならなかったものの、それだけで彼は俺が何を言いたいのかを察したようだった。


「……あぁ。私は一昨日、アンリとリバイアさんをこの地へ運んだ。その際もこの付近に降りたんだ。その後、ヴァリアーの副局長であるアドラス殿と顔を合わせている」


 アイルバトスさんは左手で目を覆っていた。まさか、こんなことになるとは思っていなかった。そう、深く後悔しているようだ。


「あの時点で彼は間違いなく、ここが4日には戦場になると正しく認識していた。それなのに…………ここの住人には、それが一切知らされていないままのようだね」


「――このまま明日を迎えれば、想像を絶する数の死者が出るだろうな」


 アシュリーの声は重々しかったが、意外にも冷静だった。それでも、実際に民間人が殺されるところを見ればそうはいかないだろう。


「幸いにも、明日まで時間はまだある。今、私たちにできることを考えるべきだろう」


 アイルバトスさんはそう言いながら、遠くに見えるエイリアを眺めた。


「……そうですね」


 そう答えつつ、だが、アイルバトスさんに頼る訳にはいかないと考える。


 彼には明日の決戦にて“炎龍ルノードを殺す”という大役がある。そして、そのためには今日のうちから“創造する力(クラフトアークス)”を練り始めているべきなんだ。


「……民間人に離れられてはまずい事情がある? ううん、どうせルノード達は金竜がいる場所を狙うに決まっているのに……、」


 ブツブツと呟いているのは、こちら側に降った灰色の髪のアニマ、セリカだ。


 彼女はエイリアという場所にも、そこに暮らす人間たちにも思い入れが無いためか、冷静に状況を分析できているのかもしれない。


「――ヴァリアーという組織が一丸となって、死に物狂いで戦いに臨まざるを得ない状況を作り出そうとしている……とか?」


「そうかもしれないな。同族を護るために立ち上がった人間は強い」


 セリカの発想に、クラウディオが同意した。


「……もっとも、そのような決断を下した者を、(おの)が族長とは認めたくないが」


「あァ」


 彼が付け加えた内容に、俺は力強く頷いた。


 吸血鬼の族長ヴィクターさんなら、絶対にそんな手段は取らない。うちのジジイだって取るもんかよ。


 背水の陣ってやつは、自分に課すから美談になるんだ。


 自分の命を護るために、配下の者たちのやる気に火を点けるために。配下の家族や友人を死地に縛り付けておくなんて、まともな指導者のやることじゃない。鬼畜の所業だ。


 クラウディオは木の影に隠れるように腰を下ろした。純粋な吸血鬼である彼は、日光に当たると身体機能に変調をきたしてしまう。


「いつもと変わらねー活気を保ってるっつゥことは、民間人どもはここが戦場になることを知らねーんだよな?」


「でしょうね。それどころか、ヴァリアーの隊員たちにも知らされていないんじゃないかしら。よっぽど高位の隊員でもない限り」


 ジェットに答えたのは、戦士隊の……第五位(だっけ?)、スピナだった。白い肌に白い髪が眩しい。


「でも、リバイアちゃんとアンリくんは知っていたのに。どうしてそれが他の隊員には共有……――っ」


 そこまで言って、レイスは苦い顔になった。


 ……俺がその後を引き継いでやるか。


「リバイアとアンリは、それを他の隊員に告げられない状態にあるってことじゃないのか。……最悪、拘束されて牢にでもブチ込まれたか」


「……くそっ……なんでそんな……」


 普段は頼れるお悩み相談受付窓口であるレイスだが、今回は想像以上にきているらしい。


 リバイアの状況が分からないこともあるだろうが、ずっと信じてきたヴァリアーという組織の正義が揺らいでいることも大きいか。


 副局長アドラス。俺だって、あんたが悪だとは思いたくなかったけどな。


 謎めいた存在であり続けた局長……コードネームは≪ロード≫。


 ヴァリアーにおける最高意思決定機関であるという、七全議会(しちぜんぎかい)のトップ。


 その正体であるという金竜ドールに、アドラス。あんたも脅されてるのか?


 ……まさかとは思うが、喜んで従ってるなんて言わねェだろうな。


 握りしめた拳から、いつしか血が流れだしていたことに気付いて、慌てて開く。傷は勝手に治るけど、今は一片の治癒力すら無駄にするべきじゃない。



「ごめんなさい……私、集落の皆の様子が気になる……」


「……あァ、そうだよな」


 そう言いだしたカーリーを、誰が責められるだろうか。


 集落と言うと、カーリーが家族と暮らしていた場所……アンダーリバーのことだな。


 広大な地下空間で、エイリアにあるいくつかの空き家から秘密の通路を通ることで辿り着ける、潜伏魔人たちの根城だ。


 アルフレートからの出資のおかげで違法な手段によって食料を手に入れる必要が無くなり、細々ながら穏やかな暮らしを手に入れていたはずだが……。


 俺がルナ・グラシリウス城で暮らすようになり、カーリーがその監視役の任に就いた後も、それこそレイスが定期的にアンダーリバーの様子を見に行ってくれていた。


 だが、こうしてエイリアの民間人が何も知らされずに暮らしている状況なのだ。


 アンダーリバーの住人たちだけが危機を知らされているはずもない。むしろ、ヴァリアーは魔人に対して冷たいのだから。


「民間人の方は、こうなってしまった以上……今から危機を知らせ、避難してもらうのは難しいだろう。いきなり明日には戦争が始まるなどと……信じてもらうところから無理難題だ」


 アシュリーは重苦しく言い、だが、と続けた。


「――カーリーの集落に関しては、何とかなるかもしれない。20人もいないんだろう」


「……うん」


「なら、今日のうちにここまで連れて来よう。……他の奴らも」


 そう言いながらアシュリーはダクトを、そしてレイスを見た。どういう意味だ?


「それって……」


「なるほど、な」


 レイスとダクトは合点がいったらしい。レイスの方が、随分と額に汗を滲ませているが……。


「要は、命の取捨選択をしろってことだろ?」


 冷静さを取り戻した調子のダクトに、アシュリーは頷いた。


「そうだ。この街にいる全員を救うことはできない。だが、俺達の大切な人だけなら、外に逃がすことは可能だろう。……この手の決断が、できない俺達じゃないはずだ」


 ……そうか。アシュリーは、悪役を買って出てくれたんだな。


 誰しもが心のどこかでは思っていたこと。解っていたことだ。


 この街の住人に、今から明日に迫った危機を理解させることは難しい。全員を避難させることは不可能だ。


 金竜ドールがそれを望んでいない以上、民間人を避難させようとすることで、奴とトラブルを起こしてしまう危険性もある。


 最強の龍だという炎竜ルノードに挑むだけでも大変なのに、せっかくの()()()と事を構えてたまるか。


 なら、多くの民間人を見捨ててでも、俺達にとって大切な人間の安全を確保し。


 ――俺達だけでも心残りなく戦える状況を作ろう、と。


 アシュリーはそう言っている。そう、言ってくれているんだ。


「俺もそれに同意だ」


 ……お前だけに背負わせるワケにはいかねェだろ。


 だから、いち早く名乗りを上げることにした。


「カーリーはアンダーリバーの家族たちを助けたい。俺は……弟であるアンリは絶対に助けたい。レイスはリバイアだろ。ダクトは…………」


「――俺はマルクの研究所だな。フローラと、ついでにマルクも連れてくるさ」


 マルクはヴァリアーに所属する研究員だが、外部に施設を持っている。そして、そこで秘密裏に保護されている魔人こそ、ダクトのかつての友人である少女なんだ。


「だけど、それぞれ邪魔が入らないとも限らないからね。……単独で行動するのは避けよう」


 レイスの注意に、全員が頷いた。ダクトあたりは移動速度が人一倍速いこともあって、一人で行動することを望むかとも思ったが……そうか。


「そうだよな。もうこの周辺のどこかには、ルノードとアニマたちが潜んでいるんだ」


「それも、最上級の隠密魔術の元にね」


 アイルバトスさんが補足する。


「私が勝つためには、ルノードが竜の姿を現すまでじっと待つ必要がある。彼が真の姿を現し、ヴァリアーに攻撃を仕掛けたところに……私が後から竜化することで先手を取れれば、それだけで勝負は決まるはずだ」


 無論、向こうもそれを警戒しているだろうから、何とかして私を先に引きずり出そうとしてくるはずだけどね……と、アイルバトスさんは付け加えた。


 決戦兵器であるアイルバトスさんとルノードは、お互いに“その時”まで動けない。動きたくない。


「ルノードが宣戦布告した相手はあくまでヴァリアーであって、金竜ドールだ。今までと同じように、レンドウ君たちに対しては即座に仕掛けてくる可能性が高い」


 だが、その配下たちは違う。


「既にエイリアに潜伏しているアニマもいると考えるべきですね。――だとすれば、僕たちがエイリアに足を踏み入れたなら、きっとアニマ達の監視がつく。人気の無い場所や、屋内を訪れたところを狙われるかもしれない」


 言いながら、レイスはカーリーの方を見た。


「逆に、ヴァリアーに行くメンバーは安全だと思うけど……。例えば、ダクト君はマルクさんの研究所に入ったところで襲撃されるかもしれないし。暗く、人気の無いアンダーリバーに向かうカーリーさんは特に危険だ。戦力を高くしておく必要がある……」


 確かにそうだ。アンダーリバーに住む魔人達は夜目が効くだろうが、それはアニマにしても同じこと。地の利が無ければ、基本的にアニマに適う種族は存在しない。


「なら、戦士隊から何人かを同行させよう」


 と、アイルバトスさんがそう申し出てくれたおかげで、カーリーのチームが最も戦力的に強くなったのだった。



 カーリー、“溌溂(はつらつ)な”レイネ、“堅実な”スピナ、“勤勉な”テサー。


 氷竜の戦士隊はそれぞれ第二位、第五位、第十位だ。


 これがアンダーリバーに向かうチームA。


 氷竜たちはエイリアに足を踏み入れるのは初めてだが、ヴァリアーに近づく訳でもないし、特に不審人物として人間側に攻撃されることはないだろう。もうカーリーだって民間人に認知されてる訳だしな。



 次に、ダクトと“慎重な”ナージア。


 ナージアにも称号みたいなのがあったんだな。さすがに一々声に出す気にはなれないが。


 これがマルクの研究所を目指すチームB。


 僅か二人だが、人類最強クラスのダクトと次代の龍と目されるナージアのコンビだ、俺だったら絶対に手を出したくない。ナージアの破壊光線の威力を見たことがあるしな……。


 まぁ、その恐ろしさを知らないアニマなら襲撃を仕掛けてくる可能性はある。



 そして、俺とレイス、アシュリーの3人がヴァリアーに向かうチームCだ。


 またCかよ、ヴァリアーにおける最終的な階位が15番隊C隊員だった俺へのあてつけか? と思わなくもないが、まァ偶然だろう。


 さすがに金竜がヴァリアーの内部にアニマの侵入を許すとは思えないし、ルノードだって今回こそは襲撃を早めたりしないはずだ(と信じたい)。


 他の2チームより襲撃される確率は低いと言えるだろう。


 それでも、道中で通り魔的な犯行に及んでくるアニマがいる可能性は捨てきれないので、慢心していい訳じゃないけどな。



 あとは居残り組だ。


 明日のために力を温存し、気配も殺しておきたいアイルバトスさん。


 以下氷竜の戦士隊、“敢然(かんぜん)”たるリトン、“高飛車”なサターラ、“勇敢”なラテア、“寡黙”なリラ、“気長”なロテス、“謙虚”なメデハ。


 ヴァリアーと敵対している訳ではないが、あまり良くない顔と名前の売れ方をしてしまっている元魔王城警備隊のジェット。


 極力太陽の下に姿を晒すべきではない、吸血鬼一の戦士クラウディオ。


 エイリアに足を踏み入れた場合にはヴァリアーから攻撃を受ける可能性が高すぎる、元黒騎士のセリカ。


 この10人に拠点となる森の確保を任せ、俺達はエイリアへと歩き始めた。



 ――まさかその瞬間に、眼前に立ちはだかる存在が現れようとは。



ついにエイリアに到着した、これからルノードとの決戦に挑む「レンドウと仲間たち」は総勢19名!


レンドウ、レイス、ダクト、カーリー、アシュリー、ジェット、クラウディオ、セリカ、アイルバトス、リトン、レイネ、ナージア、サターラ、スピナ、ラテア、リラ、ロテス、メデハ、テサー。


……多いな!この上、エイリア(ヴァリアー)にも名前付きの味方キャラが沢山控えてますからね。


登場してから日が浅いキャラも多いので、特に氷竜の戦士隊はいずれ一人一人をしっかりを描写したいところ。……もしかしたら次回作まで持ち越しになるかもしれないけど……。

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