ビーバーと冒険者狩り
投稿遅れました。
後日、セシリーは俺とユイさんのところに遊びに来るようになった。いや、俺のところに遊びに来るようになったより見送りをすると言った方が良いかもしれない。クエストに行ってる最中にユイさんはと小さい女子会をやっているらしい。
…なんて羨ましいんだ。
そして、今日も女子会をしているだろう。
「ねぇー?最近、カイくんの活躍どう?」
紅茶を飲んでいる最中、お菓子を手に持ってるセシリーが突然聞いてきた。
「うん?」
「かなり、頑張ってますよ。」
私は笑顔で返す。
「…そうなんだ。」
セシリーは手に持ってたお菓子を口に放り込む。
紅茶を飲んでいる最中、お菓子を手に持ってるセシリーが突然聞いてきた。
「うん?」
「かなり、頑張ってますよ。」
私は笑顔で返す。
「…そうなんだ。」
セシリーは手に持ってたお菓子を口に放り込む。
「そういえばここ最近、この当たりで冒険者狩りがあるらしんだけど…カイくん大丈夫かな?」
「大丈夫ですよ。きっと」
「おや〜、その信頼したきった顔する顔見るの久しぶりですな〜」
「そうですか?」
私は微笑み紅茶を啜る。
セシリーも紅茶を啜る。
カイさんは、いつか凄い冒険者になると思ってる。だから、冒険者狩りに負けるはずがない。
その頃、俺はクエストが終わりギルド署に戻っているとどこからか武装した。モヒカン頭の集団が俺を囲んでいる。
「おい!お前!持ってる物全て置いていけやがれぇぇぇー!」
「…は?」
「アニキ、コイツよく見たら最弱族のビーバーじゃないッスか」
小さいモヒカンが周りより大きいモヒカンに笑いながら言う。
てか、モヒカンって…いつの時期のヤンキーだし、ヤバい笑ってしまう。
平常心、平常心。
「嫌と言ったら?」
「あぁ?舐めてんのかコラァァー!最近噂される冒険者狩りだぞコラァ!」
一人のモヒカンが目の前に顔を寄せてガンをつけてくる。
しかし、俺は無反応より心の中で大爆笑。
なんでそんな平気なんだって?それは、俺もヤンキー時代があったからだ。短かったけどね。
よし、先輩としてこのモヒカンに手本を見せるか…
俺はさっきまでのクリっとした丸い目をギロッと睨むようにして、額にシワを集め、声をできるだけ低くして…
「あぁ?テメェ舐めてんのか?コロスゾ!」
手本を見せてあげるとモヒカンが後ろに倒れ尻もちをつく。そして、腰が引けたのかハイハイして仲間の元に戻る。
「ヤベェっす。あいつ、なんかヤバいっす」
腰抜けモヒカンはアニキのスボンを握って俺に指を差してきた。
アニキはそいつを払い除ける。そして、俺のところに近寄りながら剣を引き抜く。
お、これヤバくね?
二、三メートルで止まり剣を突き出してきた。
「オメェ。俺と決闘しろ!」
「…なぜ?」
決闘する意味がない少なくとも俺には、アニキの方は知らないけど。
「俺が勝ったらお前の荷物全て置いていけ」
「なら、俺が勝ったら?
「お前が勝ったら言う事を聞いてやる。」
アニキは随分と強気に出た。
後からは「勝ったな」とモヒカンが口並みを揃え言い出す。
そんなに強いのか?
「いいぜ、その決闘受けてやる。」
「なら、覚悟しやがれぇぇ!」
アニキは勢い良く迫る。
俺も覚悟を決め短剣を抜く。
激しい戦闘が始まった。アニキはスピードはそこそこだがパワーは強く、俺は受け流すので精一杯。一撃でも喰らったら一溜まりもない。
「ハハァ!どうしたどうした!その程度か?」
かなり余裕そうだな手下も確信する事もわかる。
しかしだな、こっちも押されきりじゃない!
短剣を捨てる。
「おいおい、もう負けを認めるのか?」
笑いながらとヤレヤレとする。
「それはどうかな?」
俺は苦しながら笑みを浮かべる。
それを不快に思ったのかアニキは俺を睨んだ。
アニキは剣を振りかぶる。俺はソレを躱す。
俺は、タイミングを伺っていた。
アニキが連続攻撃をした後に隙が出来る。それを狙った。そして、連続攻撃をして隙ができた。
それを俺は、逃さずアニキの剣の元を前歯で叩き折るように攻撃する。剣は2つに割れた。
これで勝負は決まった。
「勝負有りだな」
アニキは膝から地面に着き四つん這いになる。
周りの手下は唖然としている。
「約束通り俺の言う事聞いてくれるんだよな?」
「そんなわけ「あぁ!」
「ヒッ!」
アニキは顔を青ざめた。自分が何を相手にしたのか悟ったような青ざめ方だった。
「それじゃ〜命令は〜」
命令するのは決闘中に決めていた。
最近忙しく投稿出来ませんでした。
申し訳ありません。
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