ビーバー伝統技
「どんな技なんですか?その受け継がてきた技は?」
「それはだな『造壁』だ!」
「造壁!?」
「なんですか?それ?」
まったく想像ができない。
すると、村長が立ち上がり良い顔をする。
かなり、機嫌が良さそうだ。
「説明するより見たほうが良い」
村長と俺は外に出て行く。
場所は湖の入り口。そこには半壊した泥の壁がある。
「最近、大雨が降って、その影響で壊れたんだ。」
「はぁー、これとその『造壁』の関係は?」
「まぁ、見てろ」
すると、村長は詠唱を始める。半壊した泥の壁を中心として巨大な魔法陣が展開される。
魔法陣は青白く光りだし、泥の壁が一瞬で壊れた。その後、周りにある泥が新しく壁を造りはじめた。
壁を作り終わると魔法陣は消え、新しい壁だけがのこった。
これが…『造壁』
「どうだ。凄いだろ!」
「凄いです!」
凄いと言っても『造壁』は技では無く魔法がだ。
冒険者の中には魔術師を何回か見かけるが魔法を見たことが無く、近くで見れた事に感動している。
里帰りして正解だったな。
「どうだ受け継がないか?」
悩む。闘いには向いて無さそうだ。
しかし、俺を冒険出来る所まで育ててくれた恩師だしな…。
「…はい。よろしくお願いします。」
俺は、受け継ぐことにした。それは、恩師の頼みって事もあるが寝床が壊れた時に治すのが簡単と言う理由もある。
次の日から練習が始まる。練習はハードであったがついてこれている。
これも村長とクエストのおかけだ。
練習から半月程が経つ。俺はようやく引き継ぐことが出来た。
村長が言うには一ヶ月は掛かるらしい。だが、俺はそれを半分の月日で習得した。
そして、帰るとき村長から御守と手紙を貰った。
「帰ったら読んでくれ」
と言われたので大切に持って帰った。
マリスには会っていない。心配したが多分次大丈夫だろう。
そして、寝床に着くと底にはマリスが居た。
「…え?マリス!?どうしてここにに?」
もしかして…
村長から渡された手紙を見た。そこには…
―マリスも冒険者としていくらしい。コンビでも組んで頑張ってくれよ。
えー!マジかよ。
いつも読んで下さりありがとう御座います!
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