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colorful 〜rainbow stories〜 encore  作者: 宮来 らいと
最終部

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第2章 シルバーストーリー 後編

 学園キング撮影現場 (風亥ノクア視点)



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「撮影は以上です! お疲れ様でした!!」


 風亥ノクア

「ふぅ…………。」


 十森

「風亥さん。お疲れ様。」


 風亥ノクア

十森(とおもり)さん。お疲れ様でした。」


 十森

「大丈夫かい? 何かきみのお友達が行方不明になんだって?」


 風亥ノクア

「はい…………。連絡が取れなくなっていて…………どうすれば良いのか…………。」


 千葛

「大丈夫ですよ。いずれ会えますよ。」


 千葛(ちくず)ちゃんがそう言う。そうだよね…………。


 風亥ノクア

「はい。…………ありがとう。」


 僕はひとまず学園に戻ることにした。



 六郭星学園 Iクラス教室 (美園エリカ視点)



 …………あれ以来、来てないわね。あの獣。…………でも、それで良いかもしれない。


 霧宮ナツハ

「ふぅ…………。」


 櫻井シオン

「ああ。ナツハ。お疲れ様。」


 霧宮ナツハ

「お疲れ。エリカも。」


 美園エリカ

「ふふふ…………お疲れ様。」


 最近、行方不明の生徒がいるって言うけど…………こうして、ナツハやシオンがいるなら…………あれ?


 …………誰か足りないような気がする。



(霧宮ナツハ視点)



 ここに来る前、裏庭で音楽が聞こえた。…………どこか懐かしい音楽。


 私たちも楽器を演奏できるけど…………試しに演奏しても良いかもしれないわね。


 霧宮ナツハ

「…………ねぇ。演奏してみない?」


 櫻井シオン

「演奏? 構わないけど…………。」


 美園エリカ

「でも…………何を演奏すれば良いのか…………。」


 霧宮ナツハ

「それもそうね…………。でも…………なんだか頭の片隅に何か…………何かが…………。」


 櫻井シオン

「それ…………演奏をしてみたら?」


 霧宮ナツハ

「わかったわ。…………じゃあ。」


 私は演奏を始める。



(櫻井シオン視点)



 ナツハに言われて、演奏を始める。



 …………思い出した。…………莉緒。…………志奈。


 櫻井シオン

「思い出した…………! みんな!」


 霧宮ナツハ

「ええ。…………莉緒。」


 美園エリカ

「私の…………大切なパートナー!!」


 櫻井シオン

「見つけないと…………! あの2人を!」


 霧宮ナツハ

「ええ…………。そのつも…………。」


 美園エリカ

「ナツハ!? …………しっか…………。」


 ナツハとエリカに何かが刺さる。私は思わずこの場から逃げ出す。



 六郭星学園 廊下



 廊下に行くと、アサヒたちがいた。


 櫻井シオン

「はぁ…………はぁ…………。」


 水崎アサヒ

「きみ? …………大丈夫かい?」


 櫻井シオン

「…………はい。…………それよりもみなさん、どちらへ…………?」



(水崎アサヒ視点)



 彼女は不思議そうに私たちを見つめる。


 水崎アサヒ

「私たちは音楽室に向かおうとしているところだ。」


 櫻井シオン

「音楽室ですか?」


 秋葉サヤ

「はい。…………思い出したいことがあって…………。」


 錦戸アケミ

「演奏すれば思い出すかもしれなくて…………。良ければ聞かないかしら?」


 櫻井シオン

「ああ…………。どうしよう…………?」


 とても戸惑っているみたいだ。何かあったのか?



(錦戸アケミ視点)



 戸惑っているけれど…………。でも、わからなくない。私もサヤに言われて演奏をしようと思ったからだ。


 水崎アサヒ

「みんな…………いくぞ。」


 アサヒは音楽室に向かう。それにシオンも加わり向かうことにした。



 六郭星学園 音楽室



 とりあえず、アサヒが演奏する…………ん? この感覚…………どこか懐かしいような…………。



(秋葉サヤ視点)



 …………初めて、自分に素直になれた気がする。アケミも演奏を始めると、2人は何かを思い出そうとしていた。


 私もその演奏に加わる。



 演奏をしていくうちに、とうとう思い出した。…………莉緒くん。


 水崎アサヒ

「ああ…………! 莉緒…………!」


 錦戸アケミ

「何で…………彼を忘れているのか…………私もどうかしていたわ。」


 秋葉サヤ

「探しましょう。急いで…………!」


 櫻井シオン

「えっ…………みんな、どうして莉緒…………」


 シオンに何かが刺さる。そのあとアケミにも何かが刺さる。


 水崎アサヒ

「アケミ…………!?」


 アサヒはアケミを起こそうとするが、アサヒの肩にも何かが刺さり、アサヒは意識を失う。


 秋葉サヤ

「みんな…………!?」


 そのあと、私も意識を失う。何かが刺さって…………。

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