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【詩】不信
「誰かを信じられないのは、裏切られたことがあるからなんだよね…」
「涙を見せないのは大事な人が離れていくのが怖いからなんだよね…」
見透かされた本心を 探り当てられては辛くなる
隠したままじゃあいけないか?
気づかない振りをしてちゃあダメなのか?
戦いたくないと思うのはそんなにいけないことなのか?
「このままで…」と今に甘んずることは許されないのか?
慰めも、同情も
「だいじょうぶだよ!がんばって!!」
…そんな、ぼくを思ってくれているきみの言葉さえも。
なぜか心を器用に交わして 隙間だらけの悲しみに落ちる。
どうして 欲しかった言葉をもらえてもこんなに息が詰まるのだろう
どうして やっと手にしたものが離れていくのが見えてしまうのだろう
ごめん…
今は、なにも 聞きたくないよ…
きみの言葉を信じたい あたたかいものが存在すると思いたい
だから、今は きみの言葉を遠ざけたい
ごめん…
今は、きみさえ 愛しく想えそうにないよ…
だから、今は きみのことを遠ざけたい
ごめん…
ごめん…
やめてよ…
これ以上なにも疑わせないでくれ
これ以上ぼくを追い詰めないでくれ
もう 誰かを疑って生きるのは嫌なんだ…




