【詩】ユウシャ
なにもかも分かった気になって 諦めてたんだ
「無駄なことだって叶わない夢なんて 見るだけ辛くなるんだよ」
「ヒーローになって 世界を守るんだ」
子どものころの夢を わらったでも
その瞳だけは 笑うことなんてできないよ…
誰より強く生きている 子どものころ
何も知らないでいるのに 恐れもせず
両手振り上げて さぁどこへ行こうか…!
プラスチックの剣 ひとつで恐怖なんて 切り裂いてゆける
見えない闇くらい こわくなんかないさ
堂々と胸を 張れ
あんなに怖がったって未来 見えない先に進むこと
あんなにたやすく進んでいたんだね…、こどものころの僕らは。
何も知らなかったから? 何も知らずにいるのに
怖がらないのはもっと 難しいことだったろ?
プラスチックの剣 もう一度 勇気をくれないか…?
もう一度 勇気をくれないか…?
情けないよな…
誰にも見せられるか
夢にも現実にも生きられないなんて…
弱音なら全部 吐き切っただろう?
今度は 強気になってみせて…? …不敵に笑ってやろうぜ
あの頃の僕が 空に叫んでた
「見てろ今に叶えてみせるから!」
今度は僕が 言ってやるさ
「見てろ"今"ほら!叶えてやるさ…」
誰より勇敢なのは現実を見据えて生きている僕らじゃない。
きっと夢に全力になれる『こども』―――…。




