【歌詞】Eye
ふと見つけた君の横顔 いつもわかる 凛と澄んでいて
いつだって穏やかな時間を刻むこの教室で
流れる黒髪 夏風に吹かれてさ…
君は 眺めるように 見つめているんだ、と
寂しそうなんじゃなくて 悲しそうなんじゃなくて
ただいつも、それを見つめてる
目の前なんかじゃなくて 誰かのことじゃなくて
もっと、見えない先を見つめてる
ねぇ その瞳が見つめる先に君の心は なにを思っていますか?
その答えを 僕は知ってそうでさ…
聞けないなぁ 口にしたらなにか壊しちゃいそう、繊細な互いの糸
近づけない 近づけた分だけ遠くなりそうなホントウの君
見つめていたい
一度でも背を向けたなら次振り返ったその先に、そこに
―――――…君はもういないような気がしてしまうんだよ…
夜が来てまた 朝が巡ってく 駆け足で開いた先
教室の隅の君を見つけると
僕はなぜだか いつも安堵する
同時に会えない時間がとても不安にもなってた
気づけばいつでも 君ばかり視線がゆく
謎ばかり渦巻いてる 僕のなかも君へも
どうして こんな気持ちになるんだ、と
愛しさとは似てて 淡い恋とは違う
見とれるほど惹かれる心だけど
切なさと似てて 悲しみとは違う
もどかしく溢れそうにこみ上げるけど
ああ 隣を歩いても感じてる遠すぎる距離を
どこへ向かおうとしていますか?
独り 遠ざかっていこうとなんかしてないよね…?
行かないで 君はなにを見つめるの?
聞かせてよ 誰にも言えなくても僕は知りたいんだ
抱きしめないで
そんな優しさが最後の思い出に なってしまうなら…
次の日 君は消えた
穏やかでいられるはずもない 悲しくないわけもない
でも、何処かでわかっていた気がした
こうなることを 君が見つめていたその先を
まっすぐに見据えたその向こうに
臆すことなく… 嘆くこともなく…
死 という世界を見つめたのだろう
悟ったような表情をしたくせに
あんな笑顔で 笑えるんだね…
すべてを受け入れようと泣き言は言わなかったくせに
そんな寂しそうな 横顔をするんだね…
そんな笑顔を見せないでよ…
余計に守りたいって思ってしまうから。できないこと、気づいていても
そんな横顔を見たくなかったよ…
声にはしてないだけなんだねって わかっちゃったじゃない
君が見つめてるその先が
君がたった独りで向き合ってる孤独が
…君の目に映る、”なにも映らない世界”が




