表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
*詩集*  作者: れむ
68/125

【歌詞】Eye

ふと見つけた君の横顔    いつもわかる   凛と澄んでいて 

  

いつだって穏やかな時間を刻むこの教室へやで    


流れる黒髪   夏風に吹かれてさ…


君は  眺めるように  見つめているんだ、と  


寂しそうなんじゃなくて   悲しそうなんじゃなくて   

ただいつも、それを見つめてる


目の前なんかじゃなくて   誰かのことじゃなくて   

もっと、見えない先を見つめてる          


ねぇ  その瞳が見つめる先に君の心は   なにを思っていますか?


その答えを  僕は知ってそうでさ…



聞けないなぁ   口にしたらなにか壊しちゃいそう、繊細な互いの糸


近づけない    近づけた分だけ遠くなりそうなホントウの君


見つめていたい


一度でも背を向けたなら次振り返ったその先に、そこに

           

―――――…君はもういないような気がしてしまうんだよ…












夜が来てまた   朝が巡ってく   駆け足で開いた先   


教室へやの隅の君を見つけると


僕はなぜだか   いつも安堵する     


同時に会えない時間がとても不安にもなってた


気づけばいつでも    君ばかり視線がゆく   


謎ばかり渦巻いてる  僕のなかも君へも


どうして   こんな気持ちになるんだ、と


愛しさとは似てて   淡い恋とは違う    

見とれるほど惹かれる心だけど


切なさと似てて    悲しみとは違う     

もどかしく溢れそうにこみ上げるけど


ああ  隣を歩いても感じてる遠すぎる距離を  


どこへ向かおうとしていますか?


独り   遠ざかっていこうとなんかしてないよね…?   




行かないで       君はなにを見つめるの?


聞かせてよ       誰にも言えなくても僕は知りたいんだ


抱きしめないで


そんな優しさが最後の思い出に    なってしまうなら… 




次の日        君は消えた


穏やかでいられるはずもない  悲しくないわけもない


でも、何処かでわかっていた気がした


こうなることを     君が見つめていたその先を

  



まっすぐに見据えたその向こうに


臆すことなく…  嘆くこともなく…  








死 という世界を見つめたのだろう




悟ったような表情かおをしたくせに  

あんな笑顔で   笑えるんだね…


すべてを受け入れようと泣き言は言わなかったくせに

そんな寂しそうな  横顔をするんだね…



そんな笑顔を見せないでよ…

余計に守りたいって思ってしまうから。できないこと、気づいていても


そんな横顔を見たくなかったよ…

声にはしてないだけなんだねって  わかっちゃったじゃない



君が見つめてるその先が


    君がたった独りで向き合ってる孤独が  


         …君の目に映る、”なにも映らない世界”が



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ