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*詩集*  作者: れむ
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【歌詞】唄ううさぎ。

広い原っぱの一匹うさぎは   夢を見た

誰かと肩よせあう  夢を見た




冷たい風 吹き抜ける  うさぎは蒼をみた

いっぱいに広がる   空を仰いでた  そして

うさぎは  飛び跳ねた

「絵本で見たんだ   お空に住むうさぎがいたんだ」

きっと  逢いに行ける 信じて空に飛びあがる  …何度も 


届け 響け 聴こえているの?

さびしがりの  僕はうさぎだよ

独りはあまりに寂しくて… ねぇ?  君のそばに連れてってよ…




飛び跳ね続けた日   いつからかもう昔のこと

雲に隠され  蒼色は閉ざされた  うさぎは

叩いた  手を叩いた 雨宿りの木の下で





どれだけ跳ねようとも  あの空は遠く

どれだけ手を叩こうと  君の声はない

それでも寂しい それでも逢いたいよ それでも 聞いてほしいんだ

ねぇ 聞こえるかな?  ……唄なら 


届く?  響く?  遥か遠い君へ

空も舞えない唄う  うさぎだよ

せめて音色に乗せて 「ねぇ、あのね…」


届け 響け 聴こえているの?

寂しがりの  僕はうさぎだよ

独りはあまりに寂しくて… ねぇ?  君のそばに連れてってよ…


いつかは 君に逢えるかな? そんな夢見たなら…

隣でたくさん話そうか  聞いてほしい  「ねぇ、あのね…」

逢いに行けない、話をしようにも遠すぎる距離は

君の言葉を届けてはくれないけれど、僕はいっぱい伝えたいんだ。

ありがとうも、他愛ない話も。

だから君に唄う。   空に向け唄う。


――――…君に。

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