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*詩集*  作者: れむ
17/125

【歌詞】奏楽(そら)

時計の針 同じリズムで 追いかけあってる

遠く聞こえる声は まるで呪縛のように 

ひたすらに、ひたすらに  同じ言葉繰り返す―――……。


逆らえないから、無理やりやらされたって

大事なことだからって、頭の中では分かってたって


好きなんだって鼓動は水面下で  脈拍数上昇中


目の前の数字なぞってたって ……ああ、口先はもう動いてる

ぼんやりと眺める黒板の文字  もう、頭の中はたったひとつだけ




歌いたくて 歌いたくて 唇からもう零れそうで


奏でたくて 奏でたくて 指先はもうリズム弾いて


ああ 弾けそうな気持ちを抑えながらひたすらに祈るよ


『溢れそうなスベテを  早く自由に解き放ちたい』と





チャイムは解放の合図  息苦しい教室を抜け出して

三段飛ばしで駆け上がろう  あのソラの向こうへ


人差し指が弾く最初の一音 その感覚だけで身震いする

重たい扉を押しのけたら そこに在るのは自由だけ


歌いたい言葉は喉元で 幕開けの音を待ってる

弾き出した音が空に高く届けば 深呼吸一つ、ほら………



楽しくて 楽しくて ただ思いつきのメロディで


嬉しくて 嬉しくて 今がありのままの僕だって言えるよ


ああ 宿る感情がただ声になる、二度とは歌えない歌



< この唄は… >


溢れては弾けて…パッと消えてしまうような 淡いシャボン玉のような


灯ったところからじんわり燃え広がるような 灯のような


< この声は… >


いつこの心を動かすかわかんなくて…


いつこの心から消えてしまうかもわかんなくて… だけど だから


――――……僕は 歌うんだ。



伝えたくて  伝えたくて  こんなに幸せなんだってこと


言葉なんかじゃ足らないほどの その術を僕は知らないから


残したくて  遺したくて  いつか消えてしまうのならば


とっておきのメロディーで封をして 名前のリボンをかけてあげよう


また忘れてしまったなら逢いに行こう 形なきタイムカプセル





歌いたくて 歌いたくて 今はその想いだけ抱きしめるよ


奏でたくて 奏でたくて 今はこの想いにゆだねるだけ


ああ いつの日かはやがて声が枯れるとしても


今はただ… ただ…   僕を歌うよ  





 



                    …………また今日も。

バンドとか、楽器とかはやったことありませんが、どうしようもなく音楽が好きな私は、常にアイポッドを片手にしているか、授業中などは便利な脳内再生機能を搭載しております 笑

今回はそんな気持ちを描いてみました(´ワ`*)


ご閲覧、ありがとうございました!

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