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【詩】理想の二人は
あたしまだ恋を知らないの
あたしまだ唇を重ねたことはないの
あたしまだどうにもならないほど、”好き”になったことがないの
いいなって思えた子はいたよ
でも、先走った噂が勝手にあの子に”好き”と伝えてしまったの
答えはダメだったけど、それに傷つかないことが悲しかったよ
本当に恋だったのなら、こんな小さな胸がえぐられるように痛いんでしょ?
あたし、少しも痛くなかったよ
本当に恋だったのなら、こんな初恋はあまりに寂しいものじゃない…
だから、きっと恋じゃなかったと思うけど。
友達はきっというの
「理想が高いんじゃない?」と
そうなのかな?
あたし、普通に笑いあえる誰かを好きになりたいだけだよ
でも、誰でもいいなんて投げ出したくはないだけ
ね 理想の二人はね、
ただそばにいるだけでお互いが嬉しくなれたらいいの
お互いが支えになって、生きていたいだけなの
高学歴も高収入も、かっこいい顔も高い身長もいらないから
ただ自分以上に大切に思えるあなたがいてくれたらいいの
『ただいま』と『おかえり』を当たり前に紡げる家にしたいの
そんな日常を描いていくことって 難しいですか………?




