表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
*詩集*  作者: れむ
1/125

【歌詞】紅葉色に色づく風に交じりて

また少し先になった  叶うはずだった約束

二人で一緒に  あの景色見に行こうねって…


「白いだけの病室このへやはつまらないなぁ…」 君が呟くから

「連れ出してあげるね この窓の向こう」 指切りしてもう数年かな


ゆっくり  色づいて

染まりゆく窓辺を  眺めて

紅葉もみじ色  色づいた風がそっと部屋の隅で 

―――――…小さく 回った 



巡り巡って  君と歩く日が遠くなっていたって

回る季節その風のなかで  あの”約束”を思いだして

ああ  楽しみだなぁ   待ち遠しくて…

過ぎる風さえ 明日へ急ぐようで

ああ  緩む口元に  あたたかい二筋の滴    頬を伝う







「今度もまた  守れなかったよ…」

白い世界にひとりきり  こぼした声

あんなに楽しみだって言ってた表情きみを  まだ覚えていて


「白いだけの病室このへやはつまらないなぁ…」

きみに会いに行けないよ…

「連れ出してあげるね この窓の向こう」 

小指を絡めたきみが言うの


きっと  いつか

きみと同じように 隣を歩きたいから

紅葉もみじ色 吹き抜ける風が今日もほのかに

――――……きみの 匂いで


巡り巡れど  たとえ叶うことないと知っていたって

過ぎる季節のなかをいつか  きみと歩きたいから

ねぇ  もう少し  頑張るね…

動かない足が それを嗤ってたとして

ねぇ  お願い 一度だけでいい、きみと二人  歩きたいよ



白い世界に  二人きりの窓辺に吹き込んだ風が

舞い上げた  色がささやくようにざわめいたんだ

色づく風に  交じりて――…



巡り巡れど  たとえ叶うことないと知っていたって

過ぎる季節のなかをいつか  君と


巡り巡って  きみと歩く日が遠くなっていたって

回る季節その風のなかで  あの”約束”を思いだして



うつりゆく季節の中  変わってゆく色を眺めて

手を繋いでただ隣で  歩きながら笑いあいたい…

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ