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東方猫白花  作者: 夢心@東方小説書いてる人
第一章 再開された命
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29話 回想

命蓮寺を出た今、私に帰る場所などない

どこかに家を作るか、はたまた何か考えるか

どっちみち誰かの世話になることはないだろう

甘えてばかりではダメだ

他人に迷惑がかかってしまう

これからは一人で暮らしていかなきゃ


一応最低限の荷物は持ってきてある

健太との思い出の品や、博猫刀と多少の下着や服


思い切って飛び出したはいいがどこに暮らそう。とりあえずここから離れよう、やみくもに歩けば命蓮寺から離れるはず

あとこんな時空飛べたらいいのにね

聖が飛んでるのを見たことあって教えて貰おうとしたけど妖力が足りない為か私には無理なようだ

まぁ別の力があれば私にも飛べたそうだが


「へっくし...」


相変わらずこの季節の朝は寒い

木々が完全に紅葉してるから冬が近いのだろう

雨なんか降ったらたまったもんじゃない


しばらく歩いていると小さな赤い実を実らせている木があった

食料も特に持っていないため、少し分けて貰った

甘酸っぱくて美味しかった

これからはもう美味しいご飯なんて食べられないだと思うと少し虚しく感じる

いや、ご飯を美味しく感じていたのはみんながいたからかもしれない


はぁ


なんで今更後悔してるんだろ


そういえばこの体も慣れてきたな

最初の頃はアレが付いてなくて代わりに上半身に膨らみがあって違和感が凄かったが、もう何にも感じない

むしろこれが自然体って感じになっている

身長が低くなったせいか目線が低いのも慣れた

ちなみに自分の裸見てドキドキしたのはいい思い出だ


まぁたまにこうやって今の自分を見返しているわけだが、俺が元居た時代はどうなっているのだろう

日本は特に変わってないだろうが、私が突然消えたことに戸惑う人が一人いる、そうあいつだ。

なんだかんだずっと親友でいた

お互い学校は違うがSNSで会話したり、休みがあったら遊ぶぐらい仲が良かった

私としてはもう会えないと思うと寂しい

だけどもうどうすることもできない

あいつにも悪いことしたな

勝手に事故って死んで勝手に消えるなんて

絶対怒ってるよな...

出来ることなら


もう一度会いたいな


そして、また2人で馬鹿やって笑い合いたいよ・・・


でも無理だと自分では分かっている

もうここはあいつのいる世界ではないのだから


心の奥底ではいつかまた会えるって思っていたい


ぽつん


あれ?水が...


あ、雨が降ってきたんだ

とりあえず雨風防げるとこ探さなきゃ


私は走り回って探した

運の良いことに大木の中が空洞になっているとこを見つけた


ずぶ濡れになった私は急いで中に入り持ってきた毛布で体を拭いた

荷物は抱えていたのであんまり濡れていなかった


「くしゅんっ...うぅ寒い」


少し寝よう、かなり歩き続けて体力を消耗してしまった


体を丸めて目を閉じた


目が醒める頃には雨が止んでて欲しいな

物語は段々と最終回への準備を進めています

でもまだまだ終わらないからゆっくり読んでいってね‼︎

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