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東方猫白花  作者: 夢心@東方小説書いてる人
第一章 再開された命
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28話 二度目の別れ

コンコン


風が心地よく吹いているとある日

命蓮寺の扉がノックされた


「はいはいー」


聖が小走りで玄関に向かう


「なんですか?」


扉を開けた先には陰陽師と思われる人がいた


「白い猫妖怪を探してるのだが見覚えはあるか?」


っ!?

あの陰陽師、私を探しに来たのか

どうしよう見つかってしまう

取り敢えずここからなら見られないから話を聞いていよう


「白い猫妖怪?知りませんね、見たこともありません。猫妖怪がどうかしたのですか?」


「あ、いや見覚えが無いならいい。では我はこれで」


よ、良かった〜

聖が嘘をついてくれた...

ここでバレたら死ぬより酷い目にあわされそうだし


「白花、出てきていいわよ」


「あ、うん」


私は急いで部屋から出て聖の元へ向かった


「どうやら貴女を探してるようね、しばらく外出を控えて」


「分かった、ありがとう」


「貴女を守るのは当然ですよ」


聖って本当に良い人だ...


その日の夜、私は布団に入りながら今日のことについて考えていた

今日は上手く見つからなかったけどいつか、見つかるかもしれない

そうなると、命蓮寺のみんなに危害が加わってしまう

どうすればいいの...

陰陽師を倒す?

そんなことは今の私の実力では無理だ

この前妖怪に勝てたのは相手が刃物を使っていたからだ

霊力弾を使われたら勝てっこない

だったら見つかる前に逃げるか

それなら陰陽師が命蓮寺の中を探しに来ても大丈夫だ

みんなにも迷惑が掛からない


ここから私が消えるのが一番いい解決策だ


よし、そうしよう


次の日、私は朝ごはんの時にみんなに話した


「昨日の事があって私はもうここに居られない、みんなとは離れなくないけどこうするしかないの」


「白花...」


聖が悲しそうな顔をしている

すると雲山が口を開いた


「なんじゃ、陰陽師なんかわしが蹴散らしちゃるわい」


「そうよ、私と雲山が貴女を守るわ」


「白花、私が守る。だからここに居てくれないか」


「毘沙門天代理の私が守りますから一緒に暮らしましょう」


雲山、一輪、ナズーリン、星が私を見ながら言った


「ありがとうみんな、でももうみんなに迷惑は掛けられない」


「迷惑なんか...」


「ううん、みんなが怪我したりするのは私は見たくない。これは全て私の事なの。だからここを出るよ...」


このあとみんな、色々言ってなんとか私を引き留めようとしたが私はみんなの優しさに甘えてばかりではダメだと思った


そして次の日の朝、自分勝手だが置き手紙を書いて、お世話になった命蓮寺を出た


「みんな、最後まで迷惑かけてごめんね...」


溢れ出そうな涙を必死に堪えながら森の中へ歩いて行った


出来れば感想頂けたら幸いです

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― 新着の感想 ―
[一言] 白花さんは周りの事をよく考えられてる…すげー。
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