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東方猫白花  作者: 夢心@東方小説書いてる人
第一章 再開された命
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27話 決着

遅くなってすいません

奴らの頭には獲物を食すことしか無いようだ

相手が自分より強いとは知らずに突っ込んでくるなんてただの動物だ

奴らには妖怪のプライドも何も無いのか、


ボスと思われる妖怪が狂ったような動きをしながら私に向かって突進してきた。私は刀を構え、奴を倒すタイミングを図った


だが、奴はさっきの奴らと動きは違かった

私に斬りかかるように見せかけて後ろに回ってきたのだ


「やばいっ!」


「ウンボァァァァ‼︎‼︎」


ボスは私の頭に刃を振り下ろしたが、私は飛び込むようになんとか避けた


そして運が良いことにボスの刃が振り下ろした勢いで地面に突き刺さり、抜けなくなってしまったのだ


このチャンスを逃したら私やおじいさんが怪我を負うかもしれない


ーー今だ


私はボスの両手を切り落とし、両手が無くなったボスが奇声を上げながら苦しんでるのを見ながら口を開いた


「運が、悪かったね...」


その瞬間ボスの首に一筋の赤い線が走り、首がゴロッと落ちた


私はおじいさんが隠れている洞穴に行き、様子を確認した


「おじいさん、大丈夫だった?怪我は無い?」


「わしは大丈夫じゃよ、それよりお主はあんな怪物と戦って大丈夫じゃったのか?」


「私は平気ですよ」


正直言うと生まれて初めて動物を殺したので罪悪感が凄かった

いくら自分やおじいさんの身を守るためといえど同じ妖怪を殺してしまったのには変わりない

妖怪にとっては当たり前なのかもしれないが元人間だった私には少々刺激が強過ぎた


「それじゃ、もう京に向かいましょう」


「そうじゃな」


おじいさんをおんぶし、妖怪の死体が見えないように回って道に戻った


「この調子だと日暮れまでにはつきそうですね」


「そうか、ありがたいのぉ」


「いえいえ、気にしないで」


「お主、旦那はおるのか?」


「だっ、旦那!?いっ、いませんよ??」


ビックリした〜

今の私に旦那がいたら色々問題だよ...


「そうか、べっぴんさんなのにのぉ」


「あはは...」


「求婚されることはないのかの?」


「そんなこと一回もありませんよ」


「結婚もいいもんじゃよ?」


「おじいさんはお嫁さんが?」


「ああ、老いぼれ婆さんがおるよ。今も元気に二人で生活してるわい」


「仲良さそうでいいですね〜」


「まぁ40年近く一緒におるからのぉ」


「熟年夫婦ですね♪」


「まあのぉ」


おじいさんは「ふぉっふぉっふぉ」と笑い、楽しそうな顔を浮かべていた


「所でお主何歳じゃ?」


「年、ですか」


どうしよう、これは素直に言っていいのか。一歳になってませんなんて言われたら絶対笑われるよ...

よし、

気づかれないように見た目相応の年を...


「14ですね」


「妖怪にしては若いのぉ」


「あ、まだ子供なもんで、あはは...」


しまった!妖怪相応の年を言わなければならなかった!


「あ!京への入り口が見えてきましたよ」


「おお、ここまで連れてきてもらってすまんかったな」


「いえいえ、さぁ早く行かないと家族が心配しますよ?」


「では、またいつか会えたら礼をするの」


「ではお元気で」


おじいさんはゆっくり歩いて京に入っていった


私はそれを確認して、命蓮寺に向かって走って帰っていった


なんとなく今日のことはみんなには話さないでおこう

疲れたしゆっくりしよ


あ、死体片付けるの忘れた...

まぁいっか

動物が食べてくれるよね

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