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No.003 ソウルリキッド起動

会話多数です。

読みずらいかもしれません。


「さて、今後どうするかだが、先ずはこの異世界の地図を作り情報を集めた方が良いと思う」

「同感です。情報局局長の立場から言っても、軍を動かすための情報を集めることは大切ですので」

「そうだな、刹那。それでだ、先ずは海空特軍と諜報局に動いてもらう。空軍は母艦を高高度で飛行させ、カメラを使って陸地を調査し、地図を作成してくれ。海軍は母艦を潜水させ、海流を調査しろ。特軍は母艦に諜報局の諜報員を乗せ、この世界の各都市へ行け。その後、母艦は諜報員を直ぐに援護及び回収出来るように都市の近くの上空で光学迷彩をして待機しろ」

「何分かりました、総帥。ですが何故海流の調査もするのですか?私は陸地の調査だけで良いと思うのですが」

「拓篤の疑問も最もだろう。海流など我々には関係ないからな。だが、この異世界の船は大きな影響を受ける。海流を調べれば大体の交易路や行軍ルートも調べられる。そうすれば、ソウルリキッドも動きやすくなるというわけだ」

「それは分かったが、総帥!陸軍は用無しかよ!なんかやらせろよ!」

「落ち着け、玲。この異世界での軍事行動で一番重要な機体が陸軍の陸戦型MTなんだ。その時までに陸軍には出来るだけ強くなっていてもらいたい。理恵、演習場を陸軍が優先的に使えるように手配してくれ。玲、陸軍が頼みの綱だ。頼むぞ」

「うっ……わ、分かりました…総統」


(ん?玲がなんかしおらしい声で答えたな……こいつツンデレとかじゃないだろうな……)


「あっと、そうだ理恵。衛星の打ち上げも頼めるか?」

「お安い御用ですわ。打ち上げ台は10カ所ありますのよ。数はどういたしますの?」

「そうだな、では監視衛星を20基、攻撃衛星の一型を10基、二型を5基、三型を3基頼む」

「分かりましたわ、総統。演習場の件も含めて直ぐに手配しておきますわ」


(さてと、これで軍事行動の準備は終了かな。でも、何か忘れてるような……)


「あの、総統。資源や燃料は採取しないのでありますか?工軍には採取機器も配備されておりますが……」

「あ……す、すまない剛、忘れていたよ。そうだな、工軍は本国近海にて資源の調査及び採取を開始してくれ」

「了解しました、総統」


(危ない危ない資源の事を完全に忘れるなんて。こんな事で動けなくなるなんてバカみたいだよな。剛には感謝だ)


「他に言い忘れている事は……無いな。では各員行動開始だ!」

「「「「「了解!」」」」」


こうして、俺達の異世界での戦いは始まったのだった。






ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー






---2週間後---


「吉秋、拓篤、春、花梨、よくやった。たったの2週間でここまで調べ上げるとはな」


2週間で空軍は地図を完璧に完成させ、そこに特軍と諜報局の調べた地名を書き加えたものを作り出した。

この地図には巨大な大陸が1つと小さな大陸が2つあり、他にも大小様々な島が載っている。


海軍もこの異世界で重要な海流は全て調べ、現在使われていないものも既に半数はデータが取られている。


「この程度の事はお安い御用です。それにしても総統、かなり嬉しそうですな」

「地図が完成しただけでなく、衛星も無事打ち上げられたし、陸軍もかなり練度が上がってきているからな。諜報局の手に入れた情報網も素晴らしい。皆頼もしいぞ」

「総統を補佐するのがあたい達の仕事だもん。これ位出来て当然よ」

「そうか。では諜報局はこれからは異世界情勢と軍事能力を中心として調べてくれ。その情報によって介入する時期と規模を決めるから大切な仕事だぞ」

「了解!あたいに任せて」


(まさかあそこまで簡単に情報が手に入るとはな。きっかけを作ってくれた彼等(・・)には感謝だ。彼等のおかげで本当に楽になった。

……しかし、あの連中(・・)は少し御し難いか……我々が行動する時に邪魔とならなければ良いが……)


「空軍は飛行訓練及び模擬戦をしてくれ。すまないが、演習場は陸軍が使っているからな。海軍はこれからも海流調査を続けてくれ。終わったら模擬戦でもして練度を高めて欲しい」

「了解しました」

「さて雫、この後の予定は“ベルセルク”の練習で良かったかな?」

「はい、あっています。早速行きましょう、マスター」

「雫も楽しみなのか?まあいい、行こうか」






ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー






総統府前方中央旗艦軍基地小型演習場


俺はここで不定期ながら“ベルセルク”の練習をしている。


「ふぅ、流石に難しいな」

「いえ、普通ならたった2週間しかも時間も殆ど取れていないのに、ここまで上達しませんよ」

「そうですよ、マスター。皆に自慢出来ますよ」


俺に教えているのは“ベルセルク独立戦闘中隊”隊長である谷川守(たにがわまもる)少将で、俺が“ベルセルク”に乗った時は副官となる人物だ。ちなみに、雫は俺の組手相手になってもらっている。


「いや、“このベルセルク”は俺用として設計した機体なのに2週間たってもまともに戦えるようになっていないのが悔しいんだ」

「そうですか?この上達具合は私にとって楽しいのですけどね…うふふ…」

「おいおい雫、怖いぞ。それより守、さっきのは何処がいけなかった?」

「そうですね……ここがこうなると……で、そうすればここが……」

「そうか、ありがとう。さて雫、戻るぞ。」

「…うふふ……あ、はい分かりました、マスター。」


……雫が不安だ。








気が付いたらPVが200も……

こんな小説を読んでいただき、ありがとうございます。

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