第1話 誕生
星歴3000年
竜と人が共存するドラゴニア王国のランドロック伯爵領にあるランドロック家、そこで父レナード、母エレナの元にドレイク・ランドロックは生まれた。
「エレナ!男の子だ!黒髪赤目の!俺たちの子だな!やった!」
「貴方、この子は私たちの宝よ・・・」
「ああ!生まれてきてくれてありがとう! 男の子だしかっこいい名前にしないとな!」
「ふふ、かわいらしい名前にしてくれてもいいのよ?」
「そうだな・・・大事に決めないとな・・・」
3歳くらいになり物心ついてから初めて母と話した言葉を今でもよく覚えている。
母がドレイクによく読んでくれる本、白聖騎士の物語が大好きだった。
世界は星の輝きに導かれている。
星導の儀により白い加護を与えられた白聖騎士は、赤い加護を与えられた赤魔法騎士の女性と戦場で出会いともに戦いやがて恋に落ち、結婚する。
そこらへんにごろごろあるであろう普通の恋愛物語であり、特に国で流行ってる本でもないのにドレイクはこの物語が特に大好きだった。
「はい、これでハッピーエンド!」
「お母さん!僕いつか白騎士になりたい!白聖騎士になって僕お母さんと結婚する!」
「あら!じゃあお母さんはレイを応援するわ!レイに星の導きがありますように・・・」
「星の導き・・・?」
「レイ、貴方の未来を導いてくれる大事なものよ」
「僕も白聖騎士みたいになれるかな?」
「きっとなれるわよ!レイはお母さんの自慢の子だからね!」
「うん!じゃあ今から騎士ごっこしよ!」
「お!父さんとやるか!レイ!」
「とりゃー!てりゃー!」
こうして父と母と楽しい毎日を過ごしていた。
レイにとってはこの家での生活がすべてでいつも父と母と一緒だった。
そして物語だけでは、騎士ごっこだけでは終わらないレイにとっての運命の日が訪れる。
もちぱんと申します。初投稿です。
お手柔らかにお願いします。




