2か月後のステータス
ステータスの後進にすごく時間かかりました。続き考えるよりも大変…。複数人のステータスがある小説を書いている人を尊敬します。そんな苦労をしました。
お楽しみ頂けると幸いです。
2か月経過した俺のステータスはこれだ。
>>>>>>
名前:イレブン 種族:変人 年齢:15
レベル:63
経験値:50282/312646
保有SP:5P
HP :1160/1160
MP :3675/3675
筋力 :973
頑丈 :563
素早さ:533
器用さ:573
魔力 :1203
運 :293
取得スキル一覧
○基礎
武術:盾術(☆)
知識:運動学(☆)植物学(☆)薬学(☆)魔物学(☆)魔道具学(☆)鉱物学(☆)錬金学(☆)自然学(☆)機械学(☆)動物学(☆)神秘学(☆)魔法学(☆)医学(☆)食材学(☆)料理学(☆)建築学(☆)計算学(☆)言語学(☆)戦闘学(☆)
感覚:視覚強化(☆)聴覚強化(☆)嗅覚強化(☆)目利き(☆)虫の知らせ(☆)集中(☆)心の余裕(☆)根性(☆)独特なセンス(☆)身体感覚(☆)味覚強化(☆)機能美(☆)我慢(☆)
技術:走行(☆)分析(☆)正確な動き(☆)作業が得意(☆)歩行(☆)口笛(☆)世話が得意(☆)工作技術(☆)正確な作図(☆)ナイフ捌き(☆)操作技術(☆)形状把握(☆)水泳(☆)騎乗(☆)早口(☆)
戦闘:強打(☆)疾風(☆)精度(☆)受け流し(☆)体術(☆)練気(☆)呼吸(☆)連魔(☆)威圧(☆)気功(☆)発勁(☆)スタミナ(☆)幸運(☆)捨て身(☆)勇気(☆)
魔法:生活魔法(☆)魔力センス(☆)魔力放出(☆)風魔法(☆)水魔法(☆)土魔法(☆火魔法(☆)無魔法(☆)光魔法(☆)闇魔法(☆)
○上級
武術:弓術(☆)投擲術(☆)
生産:調合(☆)採取(☆)栽培(☆)細工(☆)精錬(☆)錬金(☆)加工(☆)料理(☆)鍛冶(☆)釣り(☆)解体(☆)採掘(☆)建築(☆)
戦闘:挑発(☆)疾走(☆)手加減(☆)剛力(☆)金剛(☆)縮地(☆)空歩(☆)魔過剰(☆)
特殊:索敵(☆)テイム(☆)追跡(☆)器用な手(☆)機械操作(☆)看破(☆)直感(☆)暗視(☆)曲芸(☆)分身(☆)忍び足(☆)罠作業(☆)隠蔽(☆)隠形(☆)魔力感知(☆)作法(☆)
魔法:嵐魔法(☆)氷魔法(☆))雷魔法(☆)大地魔法(☆)念動魔法(☆)治癒魔法(☆)熱魔法(☆)炎魔法(☆)溶岩魔法(☆)
○特級
武術:格闘(☆)剣術(☆)刺突剣(☆)大剣(☆)槍(☆)斧(☆)刀(☆)鎌(☆)鎚(☆)矛(☆)
生産:魔加工(☆)
戦闘:金剛力(☆)縦横無尽(☆)急所看破(☆)射程延長(☆)極魔法発動(☆)
特殊:気配感知(☆)超感覚(☆)第六感(☆)思考加速(☆)
魔法:結界魔法(☆)重力魔法(☆)空間魔法(☆)植物魔法(☆)生命魔法(☆)聖魔法(☆)時魔法(☆)
○希少
特殊:鑑定(☆)探知(☆)
○固有
覚醒
○特殊
ステータス閲覧 アイテムボックス(MAX) ドロップ率上昇 装飾品装備増加 取得SPアップ 生産成功率100%
○奪取
早起き 警戒 大声 無心 ゴマすり
<<<<<<
結構底上げはできてきた。今なら要塞相手でも結構そこそこに良い勝負できる自信はある。完全に破壊するまでは無理かもしれないけどね。稼働してなければ破壊は出来る。前の時はリセルに反射を使ってもらって何とかしたけど、今の俺は出力問題がほぼ解決してる。
2万ポイントを使用してぶっ倒れることなく秘奥義を使えるようにした。ある程度のクールタイムは必要だが、何発でも放つことが出来るようになっているよ。それなりの消耗はあるけどやってやれないことは無い。
ここまで整えるのにかなりスキルポイントを使ったけど後悔はしていない。ただ7万近く取得したはずなのに気が付いたら残らないんだから不思議なものである。
あとは武術系や魔法系でスキルを整えれば手札は揃っていくだろう。秘奥義習得のために特技を取得せざるを得なかったのがポイント的にはもったいない。俺は前にも言ったが特技はそこまでは必要としない派だ。
でもせっかくなので使い道のあるものは取得しようかとは考えている。単純に威力を高めたり、小細工に使えたりと有用なものはあるからね。
こうしてステータスを改めて見るとかなり異世界に暮らす者にふさわしくなって来たのではないかと思う。底上げもまだまだできるからコツコツと出来ることは継続していくが。
問題なのはやはりレベル上げだ。毎日コツコツと積み上げてきたけどそろそろ厳しい。累計で言えば既にトータルで500万は積んできている。現状では1つレベルを上げるために1000体くらい倒す必要があるのだが、ずっと同じ火山で行っているから時間がかかって仕方がない。
朱雀にお世話になっている手前、文句を言うわけにもいかない。それくらいの分別はある。
抱えていたザールさん案件も解決したのでこれを機に狩場を変更する。攻撃力が上がっているので当てることが出来ればダメージも通るはずだ。ダメなら秘奥義でも使って何とかする。
リセルもしっかりとレベル上げが進んだから連れて行っても問題はないだろう。手に入る魔石の質が上がれば経験値の入りも良くなるので彼女のレベルも上げやすくなる。どちらにしても楔を打っておきたいので一度は行っておきたかった。
近いうちにもう一度行ってみようと思う。俺がこの世界に来た初めての場所へ。
「で、乗らないんすか?」
少し考え込み過ぎた。
「乗るよ。前みたいに一緒に乗って「やめとくっす」って、なんで食い気味に断るんだよ」
「何て言うんすかね。自分の足で進んでいくのではないことに違和感を感じるっす」
「なるほど。窓は開くから外の風を取り入れることは出来るけどな。新車特有の臭いだってないし」
よその家の車って何か乗り慣れないことあるよね。
「感覚の話っすよ」
「まあわざと言ってるだけだ。じゃあ行ってくるよ」
実際に運転してみて問題が1つ。強化しすぎた俺の魔力だとスピードが出過ぎてしまう。村から離れた場所での実験だったから誰に迷惑をかけたわけでもないが、突発的に出会った人に迷惑をかけないとも言い切れない。
魔石をエネルギー源に切り替えてからは操縦に特に違和感もなく実験を終える。俺の魔力制御の問題が残るので基本的には魔石を原料とするか、リセルに供給だけしてもらう方が良いと結論を出されてしまった。
俺のワガママで仕上げた四輪なのにリセルに魔力を出させるのは申し訳ないな。それはさすがに気が引ける。考えられる解決手段としては…、3つか。
「もう少し魔力関するスキルを得るか、そもそもの魔力操作の技術を磨くか、他の何かで魔力を抑えるか」
「どれも普通ではないような気はするが…」
「いやいや、どうせイレブンなら出来るって言うんすよね」
「そうだな。出来るけど、スキルポイントを使い切ったところなんだよな。数日待ってくれ」
数日で何とかなるのか~という声を聞きながら、その場は解散する。
「リセル~。今日の朱雀は俺で良かったよな?」
「そうだよ。私はしばらくはもういいよ。余分にスキルポイントも溜めてあるし、あとはイレブンのサポートとか本当に手が足りない時に戦闘に出るからさ。今はゴーレムくんたちの強化に回るよ」
希少スキルの中でも俺と違って魔加工ではなく、魔道工を手に入れたリセルは色々と作るようになっている。アイディアは俺とロイーグさんから、具体的な仕組みはロイーグさんと相談しながら、外見などの仕上げはメラノさんと意外とかわいいもの好きのコトシュさんと楽しく話しながら制作している。
四輪駆動車だって加工は俺が手伝ったが、根本部分の開発はロイーグさん設計の細かい作業は誰であろうリセルだ。俺もやってないだけで色々と出来るようになっているが、リセルも中々に多芸になってきた。
俺が経験値を得るために戦闘に費やす時間を、技術を身に付ける時間に使っているからだ。俺のリクエストも聞いてもらっているのでそこに関しては何の文句も無い。強くなっているがリセルが戦闘に出るのはあまり好ましいと思っていない。
そんなリセルのステータスがこれだ。
>>>>>>
名前:リセル 種族:神獣の獣人 年齢:20
レベル:53
経験値:35987/203337
保有SP:12785P
HP :1020/1020
MP :1424/1424
筋力 :345
頑丈 :854
素早さ:685
器用さ:912
魔力 :678
運 :356
取得スキル一覧
○基礎
武術:格闘術(☆)
知識:料理学(☆)食材学(☆)植物学(☆)薬学(☆)服飾学(☆)動物学(☆)魔物学(☆)錬金学(☆)魔法学(☆)神秘学(☆)自然学(☆)魔道具学(☆)
感覚:聴覚強化(☆)嗅覚強化(☆)味覚強化(☆)美的センス(☆)機能美(☆)デザインセンス(☆)独特なセンス(☆)リズム感(☆)我慢(☆)根性(☆)身体感覚(☆)視覚強化(☆)触覚強化(☆)集中(☆)
技術:ナイフ捌き(☆)作業が得意(☆)形状把握(☆)工作技術(☆)世話が得意(☆)綺麗な字(☆)正確な図(☆)早口(☆)正確な動き(☆)サバイバル(☆)歩行(☆)走行(☆)跳躍(☆)水泳(☆)騎乗(☆)暗記(☆)
戦闘:気功(☆)発勁(☆)スタミナ(☆)疾風(☆)受け流し(☆)体術(☆)威圧(☆)呼吸(☆)練気(☆)幸運(☆)
魔法:魔力放出(☆)魔力センス(☆)
○上級
武術:
生産:料理(☆)調合(☆)調薬(☆)裁縫(☆)細工(☆)栽培(☆)釣り(☆)解体(☆)採取(☆)採掘(☆)精錬(☆)錬金(☆)加工(☆)
特殊:森の声(☆)器用な手(☆)テイム(☆)牧畜(☆)音楽(☆)絵画(☆)造形(☆)舞踊(☆)曲芸(☆)追跡(☆)逃走(☆)忍び足(☆)罠作業(☆)看破(☆)直感(☆)隠蔽(☆)隠形(☆)作法(☆)暗視(☆)索敵(☆)魔力感知(☆)
戦闘:金剛(☆)疾走(☆)手加減(☆)
魔法:精霊魔法(☆)治癒魔法(☆)
○特級
武術:盾術(☆)短剣術(☆)弓術(☆)投擲術(☆)上述(☆)
特殊:魔道工(☆)気配感知(☆)超感覚(☆)第六感(☆)思考加速(☆)
魔法:精霊顕現(☆)念話(☆)支援魔法(☆)
○固有
吸収(☆)反射(4)神獣覚醒(☆)
<<<<<<
俺が持っていないスキルも取得している。全部に習熟したわけでは無いそうだが、機会があれば練習はしたいそうだ。
まあ贅沢なことを言っているのは自分でも分かっている。最近気が付いたが、武闘大会に出るのは身分証を確たるものとする以外の価値が無いように思えてきている。
よく考えたら現地の人との武闘大会だとそこまで強い人は出て来ないだろうからね。どうやって殺してしまわないかの方に気を使う方が良い。
「じゃあ俺がしばらく使わせてもらうけどいいか?」
「いいよ~」
「じゃあちょっと行ってくる」
許可も得たことだし、朱雀のところへと繋いで移動する。
≪あら?今日はリセルちゃんの番じゃなかった?≫
「十分手に入れたからしばらくは数日は連続で俺が使わせてもらうよ」
≪そう。まあ私はどちらでも構わないわ≫
「そのあとは冒険者の資格を上げたいからしばらく他の町に行ってくるよ」
≪わざわざ冬に行かなくても良さそうなものだけどね≫
「街の宿よりも四輪の方が快適だぞ」
その一言に朱雀がじっと見つめてくる。
≪あなたリセルちゃんが付けた名前にまだ納得してないのかしら≫
「う。それはそうだとは思わないか?」
≪思ってないことは分かるでしょ≫
「いくら製作者の方に名づけの権利があったとしてもさぁ!納得できないことはあるって!」
四輪駆動バスとでも呼べば良いだろうか。先程の実験に使用した四輪にも名前はある。リセルが名付けた。
「『移動お任せくん』なんて何もカッコイイ要素がないじゃないかよ!」
俺は何があっても四輪と呼び続けることにしているんだ!!
お読みいただきありがとうございました。
1日1投稿に減らしても変わらず読んでいただいたり、評価、ブクマをしていただいている方々に感謝しております。




