幕間 其の三
とある日の■■■でのこと
「魔王様、お呼びになられましたか?」
そこは何かの研究室のようだ。
様々な魔法に関する本や魔石が置かれている
「あっ!来たねームナギくん、ちょっと面白いものが出来たんだ、これをプレゼントしたくてね、日頃の感謝のお礼だよ!」
魔王はムナギに何かを手渡した。
四角い鉄の箱に何かのボタンのようなものが付いている
「魔王様。こちらは?」
「説明しよう!これは、『DENWA』って言う異世界のものなんだ。遠くに居てもこのボタンを押して話しかけたら…」
魔王の後ろの水晶が光った
そして実演をしている魔王の声が聞こえた
「なんと!魔王様の声が水晶から!」
「ね?これで連絡してね。前みたいに『勇者』?だっけ?他にも何か不足の事態が起こったらこれで、そしたら君達が怪我する前に助けるからさ!」
「…ありがとうございます!」
「他のみんなは今は見回り?」
「はい。なにやら4大魔獣神の1体である【不死鳥】の封印が解かれたとか。」
「へ〜何か大変そうだね。」
そう言うと魔王は後ろを向いて机に向かった
「じゃあみんなが帰ってくる前にみんなの分も作ってあげないと!」
「左様ですが…では俺はこれで…」
「あ!待って!少し聞きたいことが…」
「何でしょうか…」
「その『勇者』って言う人の話を聞かせてほしいんだ。少し興味があってね。」
「…ではどこから話せばよいでしょうか。」
「じゃあ出会ったところから!」
「あれは俺が魔王様のご命令で例の村に行った時でした……」
そうしてムナギは剣崎との戦闘でのことを全て話した。
「なるほどね〜。それがムナギくんを倒した『勇者 』って人なんだー」
「はい。やられてしまいました。本当に申し訳ございません。この命で足りるなら…」
「はいはい、そう言うのいいから、ちょっとこっち持っててくれない?」
「……承知しました!」
「これでよし…あと3つ!」
「はい!」
こうして魔王は少し勇者に興味を持ったのであった




