舞台裏6
【謎の少女は夢を追う】
6話の舞台裏な話。
会話文オンリー。
読み飛ばし可。
【謎の少女は夢を追う6 舞台裏】
【◇水】は、水瀬です。
「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーんっ」
「誰が呼んだか俺達は」
「名前ない軍団っ!」
「いや、水瀬は名前あるんだからここは『その他大勢軍団』の方がよくないか?」
「そうだな水瀬は名前あるからな」
「水瀬は、な」
◇水「…俺、別に悪いことしてないのに」
「皆、水瀬を苛めるな。何のためにこの回の番外編があると思ってんだ」
「そういや何でだ?」
「いつもなら本編で遊べなかった分、この会話文だけの番外編で遊ぶっていう趣旨だよな」
「そうそう。会話文だけって楽だから超楽しいとかってな」
「でもこん回の本編、十分遊んでたよな?」
「だよな。番外編並みに遊んでたぞ」
「こん回の番外編いらないんじゃね?ってぐらい遊んでたぞ」
「そうだ。遊んでた。調子にのってな。だが、一つ言っておきたい事があるそうだ」
「何だよ、それ」
「あ、俺何となく解るわそれ」
「俺も」
「そうだ。きっとここにいる大半は解っている事だと思う」
「水瀬のこと、だな」
◇水「……えっ!!?」
「そうだ」
「なるほど、そういう事か」
◇水「な、何で?俺何かしたか?」
「何もしてないさ」
「あぁ、何もしてない」
◇水「じゃあ何で…」
「水瀬、俺達はお前に伝えなきゃならない事がある」
「大事なことだ」
「これには作者も大変心配をしていたそうだ」
「あぁ、俺達のこれからについてにも関わる重要なことだ」
◇水「な、何……」
「水瀬」
「俺達は、」
「俺達はな、」
「お前のこと、」
「嫌いなんかじゃないから」
◇水「…ぅえ?」
「名前があるのが羨ましいだけでさ」
「ちょっとからかってただけなんだ」
「決して嫌いだしムカつくから本編であんな態度を取ったんじゃないからな」
「いや、ムカついてはいたけどな」
「作者がな、心配していたんだ。水瀬がいじめられっ子に見られてやしないかって」
「自分で書いたくせにな」
「とにかく、俺達は水瀬のこと嫌いなんかじゃねーから」
◇水「皆……」
「そうだよ。嫌いなんかじゃない。水瀬だって本当はパッと出の一発屋だったんだから」
「最初はそうだったよな」
「あれだけの出演予定だったんだよな、本来は」
◇水「……ああ、そうだった」
「それがまさかもう一度出てくるとは」
「読んで頂いてる方が覚えてなくても不思議じゃないよな」
「だよな。しかも最初は隣のクラスの奴設定だったんだぜ?」
◇水「えっ!?それ、俺知らないけど!!」
「体育は隣のクラスと合同だったからな。また作者の適当設定だ。どっちでもイケるようにしてたんだよ」
「ま、一応隣クラスの奴にしようと思ってたらしいけどな」
「でもこん回で同じクラスに昇格だ」
「良かったな、水瀬」
◇水「あ、ありがとう。何か複雑だけど」
「まぁ、名前があるだけいいじゃねえか。俺達なんて……」
「次回、いや、もうこの際最終回までには適当でいいから名前つけて貰おうぜ!」
「そうだな!もう、田中とか林とか、適当で何でもいいから」
◇水「そう考えると、俺って意外に凝った名前つけて貰ってるよな……」
「うわ、水瀬が調子のってきた」
「ほっとけほっとけ。こん回の番外編だけ【◇水】みたいなものつけてちゃんと解るようにして貰ってるからっていい気になりやがって」
「これだから名前持ちはよ」
「待てよお前ら。また水瀬イジメが始まってるぞ」
「……そうだな。いかんいかん。こんなだから名前すら貰えない、あまつさえ俺達が何人いるのかすら解らない、みたいな感じにされてんだ」
「俺達も頑張ろうぜ」
「だな」
「もう出番ないかもしれないけどな」
「おいっ!最後にそのオチかよっ!!」
「ちなみにここには双葉ラブと、あだ名が無いにしろ橘と日曜日に一緒に『哀花』を見に行った奴は参加していたぞ」
「情報通は不在だ」
「ではでは提供は」
「俺達、『その他大勢軍団』がお送りいたしました」
「しーゆー」
【謎の少女は夢を追う6 舞台裏】 END




