刀剣博物館
前回のお話:当面の目的と、山門の部調達のため、刀剣博物館と東京ミッドタウンへ行くことになった、一向。二手に分かれ山門は刀剣博物館に蓮とともに向かうのだった。
1日ぶりに地上にでた。確かに、ロボットたちの姿は見えない。
ここからは、フロースたちとは別行動、東京駅から東に向かう。目指すは両国”刀剣博物館”
宇宙人たちの拠点に向かう分、慎重に行動しないといけないな...
宇宙人に対抗する武器として、心許ないが真琴たちが持っていた、鉄筋のバットを剣代わりに。
部屋に転がっていた鉄板を改造して盾代わりに持っていくことにした。
「蓮、どうやって両国まで向かうんだ?」
「あのロボットたちは、街や、建物がある場所を中心に偵察を行っている。
普通だったら、秋葉原辺りを通って向かいたいが、秋葉原はロボットの巣窟みたいなもんだ。
奴らは、俺たちのテクノロジーも調べているみたいで、
東京が襲われたときは、真っ先に秋葉原が狙われたよ。」
秋葉原...「マジカル・ルリルリ♪」にはまっていた時、フィギュアやゲームを買いに、よく通っていたな...懐かしい。
声優のイベントがあったときなんかもよくいってたっけな。
そんな、秋葉原も敵の拠点となっているのか。3年も経ったら相当数の単行本が販売さえているだろう。
もしかしたらアニメ化もされているのでは...DVDなんかも秋葉原で調達が...!!
個人的には何としてでも奪還せねば!!
「秋葉原が通れないとすると、どうやって行くんだ?」
「手薄な、隅田川を狙う。東京駅から東に進み、隅田川から上流に向かえば奴らにも出くわすことは少ないと思う。もちろん、隠密に行動すればの話だが...」
「了解した。できるだけ、無駄な体力を使わないように...だな。」
「あぁ、頼むぜ"勇者様"。」
そう話しているうちに隅田川へ到着した。
隅田川は、以前とは違い激流で、濁った色をしていた。
そのまま、隅田川の上流へ向かい、両国を目指した。
敵に見つからないよう、物陰に隠れ、基本走りながら移動する。
東京駅から出て、1時間ほどで両国へたどり着くことができた。
両国も、以前のような姿とは違い、建物は崩れ、道には亀裂が入り、荒廃していた。
「じゃぁ、刀剣博物館を探そう。」
「っ!!
しっ!!静かに!!奴らだ!!」
蓮の目線の先を見ると、ロボットが2体移動していた。
「っち!!めんどうだな...」
「どうする?戦うか?」
「いや...奴らは壊れると信号を発する。その信号に反応して近くのロボットを呼び寄せる。」
ロボットは、”仲間を呼ぶ”がつかえるのか...
「ここで、戦闘になった場合俺たちに勝ち目はない。できるだけ、鉢合わせしないように隠れて進むぞ。」
「あぁ、分かった。」
なんとか、ロボットの目をかいくぐり、刀剣博物館へ到着した。
刀剣博物館は、揺れによる影響はなく、建物は崩れずに建っていた。
「よし、中に入るぞ。」
「あぁ..」
そして、中に入ってみると...刀は一切なかった。
「な...ない...。」
「どういうことだ??」
「ん...??蓮!!これを見てくれ」
展示してあったガラスケースを無理やり開けたような傷跡。
傷は麗に切ったような跡になっていた。
そこに、わずかだが、溶かしたような跡があった。
恐らく、奴らの武器をつかって熱をかけて切ったと考えられる...
「おそらく、奴らが無理やり取って行ったんだ...」
「あぁ!?何のために??」
「さぁな...ただ、ここでゆっくり考えている時間はなさそうだ...」
そういう、目の先にはロボットが迫ってきていた。
「くそ!!見つかったのか!!」
「あぁ。逃げれそうにないな...」
考えている間もなく、ロボットは飛びかかってきた。
「よけろ!!蓮!!」
「アンタに言われなくてもそうするよ!!」
なんとか、攻撃はよけることができた。
気をつけないといけないのは、”光線”だ。
「蓮!!レーザーには気をつけろ!!」
「だから!!言われなくて分かってるよ!!」
そういうと蓮は、下げていた銃をロボットに向けて撃った。
ガイィン!!
被弾したロボットは動かない...
「その..銃は...!!」
「あぁ、この銃は俺が改造を施した、電子銃だ。わずかだが、ロボットの動きをストップさせることができる。」
「本当か!!すごいじゃないか」
「ただ、止められる秒数は30秒ぐらいだ。」
「それだけあれば十分だ!!」
そういって、俺はバッドを、おもいっきりロボットに振りかざした。
ボゴォーーーン!!!
ロボットの上半分が破片になった。
なんとか、ロボットを破壊することに成功した。
バッドでも、一応俺の超人の力を使うことができるらしい。
100%ではないが..30%程だろうか..
「おぉ...口だけじゃなかったか。」
「よかった。なんとか俺の力が通用したな。
ただ、バッドがもちそうにない、おそらく、あと2回もてばいい方だろうな...」
「それよりも、刀だな...どういう目的かはしらねーが、当てが外れたみてーだ。
とりあえず、ここから急いで離れるぞ。奴らが集まってくる。」
「そうだな、取りあえずアジトに戻ろう!!」
取りあえず、俺たちは来た道を戻るようにアジトへと引き返して行った。
一方そのころ、真琴、フロース、大吾は東京ミッドタウンに食料調達に向かっていた...
(次回に続きます)
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