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異能の力

前回までのお話:敵陣の本丸へと侵入することに成功した山門たち。敵のボスのユダがいるという最上階の部屋に入るとそこには見たことのない機械がせっちしてあった。その中には、とらわれた人たちの姿も有った。なんとかしようと動いた瞬間扉が爆発し、そこからユダが現れたのだった。

明らかな敵意・殺気

ビリビリと肌を指すような威圧感

恐らく、こいつは俺たちを躊躇せずに殺すだろう

少しでも気を抜くと殺られる....


「任せて!!!」


雷鳴の槍(フィロ・トゥローノ)


バリィイイ!!


フロースが放った魔法は何かに阻まれた。


「な...何だ!?」

「効くかぁ、そんな攻撃ぃ...」


魔障壁のようなものが張ってあるのか??

先の雷鳴の槍(フィロ・トゥローノ)を防ぐとなると、上位魔法は効かないのか。


「じゃぁ!これでどうかしら??」


氷縛(グラキエース)


パキパキパキ


ユダの足元から氷が上がってきた。

攻撃魔法は効かないが、対象座標へ直接影響が有る氷縛の魔法は効果があるらしい。


だが...


「しゃらくせぇ...」


ピキン


一瞬で魔法は解けてしまった。

この魔法も効かないのか...


「ムシけらがぁ...調子に乗るなよぉ...」


スンッ


ユダが軽く腕を振る、その瞬間にフロースは吹き飛ばされていた。


ドガァーーーン!!!!


部屋の壁にフロースは叩きつけられた。

ワンモーションの攻撃...本当に、スターウォーズのフォースのような力じゃないか


「ぁっ....カハッ....」

「大丈夫か!?フロース」

「なんとね...」


ギリギリで水魔法をつかいクッション効果でダメージを軽減させたらしい。


「やれれるか?フロース??」

「えぇ、でもこれで少しは時間稼ぎができたんじゃない??」

「あぁ!! 真琴!!!」

「OKよ!!ヤマト!!」

「よしっ!!! うてぇ!!!」


俺の合図とともに、

真琴、大吾、蓮から投げられたものがユダの近くに転がった。

スイッチを押した瞬間、それらが放電しユダを包囲した。


「...なんだぁ??」

「何だと思う??そいつはお前らの武器を使って作った電気牢だ」


蓮に頼み込んで、新たな道具を作ってもらっていた。

”電気牢”と名付けたそれは、放り投げたキーをもとに誘電し、一帯に電気の渦をつくる。

それに触れると、電気が流れる仕組みだ。電流自体はそこまで高圧ではないが、

麻痺魔法が込められてあり、相手の麻痺させる電流を放出する。

案の定、ユダにも効き動けなくなったようだ。


「...痺れさすだけだろぉ...こんなもん、俺にきくかぁ...」

「そうだな...だが!!これでどうだ!!」


俺、蓮、真琴、大吾の4人が持つ電子銃から光線が一斉にユダに向かって放たれた。


「やった!!!」

「どうだ!!! お前らの光線武器を改造させてもらった!!」


バリアが未だ張ってあり光線自体は防がれた。


「...ふん...猿のまねごとだなぁ...」

「その、まねごとの攻撃でも、いつまでもつかな??」

「アタシも!!くらえぇ!!!」


火炎柱(フランマ・コルムン)

火炎柱(フランマ・コルムン)は火炎魔法、魔力を消費することで継続して火炎を放出することができる。


ズゴォオオオオオ!!!


俺たち全員の攻撃がユダを襲った。


「大した作戦じゃないだろうが、お前らの弱点をついたのさ」

「弱点だとぉ?」

「そうだ、お前らの弱点は”傲慢さ”だ

俺たちを研究せず、虫けら扱いする。だがな、その傲慢さが逆に付け入る隙なんだよ。

想像したか?自分の動きを止める技があることを。想像だにしなかっただろう。

なんだって、自分を最強だと過信しているからな!!

残念ながら、俺たちは強いんだ、簡単に死んだりしない!!!」


一気に倒すべく攻撃の出力を最大にした。


「しねぇええええーーーーー!!!!」


この世に無限なんてものはない、いつかは尽きる。

そう信じて、俺たちは攻撃を続けた。



だが.....



「フハハハハハハ」

「な...何がおかしい!!!」

「おかしぃなぁ....おかしぃぜぇ....たのしませてくれるじゃねぇかぁ」

「楽しむ...だと!?」

「あぁ...たのしいぜぇ...この数年間たいくつだったからなぁ...」

「減らず口を!!!」

「もうちょっと..遊んでいたいがぁ...遊んでもいられないんでなぁ...」

「そうかい!!だったらそこを抜けだしてみろよ!!!」



「あぁ...そうするぜぇ...」


一瞬だった。

ユダがそう喋った次の瞬間。俺の脇腹に激痛が走った。


「な...なんだ...こりゃあ...」


脇腹をみると、そこには日本刀が刺さっていた。


「ぁ.....刀....!?」

「ようやく、届いたみてぇだなぁ...」


その刀だけじゃない。360°の方向から刀が飛んできていた。


「ぁっはぁ!!!いい光景だぜこりゃぁ...」

「ど....どうなってる!?」


刀の嵐だった。四方八方から飛んでくる刀。


「ぐぁああああああああ!!!!!」


何もできなかった、ただただユダの攻撃から身を守ることしかできなかった。






気がつけば、嵐は止んでいた。最初の一撃以外は何とか防げたようだ...


「みんな!!!無事か!?」

「あたしは何とか...」

「俺も大丈夫だ!!蓮も大丈夫そうだ!!」

「フロース!!フロースは!?」


フロースの声がない!!あたりを見渡すと、

そこには、身体中血だらけになったフロースが立っていた。


「ぁ.....あああああああああ!!!!!!!

フロォオオオオオオオス!!!!!!!!!」

「健気じゃねえかぁ。異能の力で皆を守っていたぜぇ」


フロースは、自らの魔法で俺たちを守っていた。

少しでも皆を守れるように自分を差し置いて....



「フロース!!!フロース!!大丈夫か!?」

「ぁ....ぇぇ....」


何とかか細い声で返事をしたフロース。

今にも消え入りそうな声だった。


「っく!!!!フロース....俺が情けないばっかりに...クソォ!!!」

「大吾、あなた走れる?」

「あぁ」

「今すぐ、ケンスの元にフロースを連れて行ってあげて!!」


「ぁあ!?逃すかよぉ...」

「うぉおおおおおおおおおお!!!!」


俺は何も考えず、拳をユダに向けていた。


ガァイーーーン!!


拳は、バリアに阻まれユダの元には届かなかった。


「死んでも、ここは俺が守る!!!」

「せっかく助かった命じゃねぇかぁ...大事にしねぇとだめだろぉ...」


辺りに転がっている刀が宙に浮く....

俺に向けて刀が飛んでこようというそのとき...



俺の目の前に光り輝く剣が現れた



«次回に続く»

関東は梅雨明け宣言したとたん雨がふってきました。梅雨明けってなにをもってして発表しているのかがいまいち分からないですが、早く夏がきてほしいと思いながら小説を書いています。

皆さんも、体調には気をつけて本当の梅雨明けを待ちましょう。

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