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ネラ物語〜深き森にて、禁忌を求める孤高の魔女〜  作者: 星狼
〜森の外へ〜

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34/45

死神

ウルフが口を開く。

どうやら彼の解析が終わったようだ。

その沈黙の後、言葉は静かに落ちた。


「なるほどな……見事に繋がってるな……すまん、それは俺の責任だ。俺の伝えた理論に間違いがあったからだ……悪ぃな」


ネラは慌てて首を振る。

「違うわ! あなたは私に道を示してくれた……事故は私の未熟さが原因よ」


そう。ウルフとの出会いによって、道が記されたのは間違いない。

彼から知った火の属性を根源の力に与えた。

光の色は白くなった。

風のような自由な動きを見せた。

より、魂に近い存在となった。

だが、それは制御を失い、辺りを飛び回り、そして爆ぜた。


ウルフは続ける。

低く、だが確かな声。


「単刀直入に言う。死者蘇生は今の技術じゃ成功しないという結論に辿り着いた」


ーー死神の宣告。


血の気が引く。

成功しない……?

不可能……?

やはり、禁忌は禁忌のままなのか……?


亡霊達がネラの身体を掴む。

そして、今、目の前にいるウルフ。


彼の姿が死神そのものに見える。


「そんな……私の研究は、不可能なの……?」


感情のない言葉が口から漏れる。

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― 新着の感想 ―
投稿お疲れ様です! 一気に死者蘇生についての解釈が深まっていってますね。楽しませてもらっています。 僕が見てきた作品では「魂」について「こういう構造だよ」というのはあっても「魂はこのような形で成り立っ…
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