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HIghschoolDreamLive!~RAINBOWS編~  作者: 美翔桜湖
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第21話 期待してもいいかも?

「初めまして、真宵殊乃です。真面目のまに宵の明星のよい、特殊のしゅに乃木坂のので真宵殊乃といいます。よろしくお願いします」


そう挨拶する殊乃さん。こうして見るといかにも運動が出来そうな(偏見かな?)感じで、アイドルなんかやってくれるのかな?なんて思っちゃった。


ま、それは本人が決めることだし。私はとりあえず、与えられた役割をこなさなきゃ……って、何もやることがない!


私の担当は編集……動画のサムネを作ったり、ホームページのデザインとかなんだけど、動画はまだなし、ホームページも部活申請まだやってないから作れない、で。

絶賛暇しております。


ちなみに、作詞は瑠奈ちゃん、作曲は悠里。衣装が実莉ちゃんで、颯姫ちゃんが部内の会計。鈴蘭ちゃんは私と同じホームページのデザインと、チームロゴとかのデザイン。花蓮はポージング担当っていうよくわからな……じゃない、重要な担当で、チセちゃんは情報戦略担当っていうこれまたよくわからない……じゃなくて難しそうな担当。PR方法とかを考えるんだって。


てなわけで、瑠奈ちゃん、悠里、実莉ちゃん以外はみんな暇なのです。


てかそもそも、こうなっちゃったのはいきなり雨が降ってきたからなんだよね。午前は快晴だったのに、私たちがご飯を食べ終えてふと外を見ると、雨が降り出してて。練習は外だから無理だねってことで、急遽曲作りが始まっちゃったわけです。


ていうか、どうせジャージだし、教室軽く掃いて基礎練すればいいのでは?汚いからやだっていうのなら階段使って走り込みとか。陸部さんやってるし。


そう思って瑠奈ちゃんに言ってみると、「盲点!いいよー!あ、でも、曲は早めに作りたいから、私たち三人はこっち続けていい?」と返されたので、私たち五人プラス殊乃さんはチセちゃんと鈴蘭ちゃんのクラスの教室を借りて練習することにした。


「そういえば、先輩がたはハイドラに出場するんですよね。なんで出場しようと思ったんですか?」


二年生の階に移動している途中、殊乃さんが言った。……これは、颯姫ちゃんが答えてくれるよね。三年だし、初期メンだし。そう思って颯姫ちゃんを見ると、「えっ!?あたしが答えるの!?」と颯姫ちゃん。あなた以外居ないでしょ……


「あー、言い出しっぺは瑠奈なんだけどね。なんでも、去年の修学旅行で見たWorld Word Wondersのライブが忘れらんなくて、自分もハイドラの出たい!ってなったんだと。あたしが言うのもなんだけどさ、受験生なのに大丈夫なんかな?」


「World Word Wonders……昨年の女子部門優勝校ですね。ダイナミックでありながらも繊細なパフォーマンスで、他グループを圧倒したってレビューがありました」


さすがチセちゃん、情報屋(?)なだけあってよく知ってるなぁ。それとも調べたのかな?それだったら、本当に情報戦略担当って感じだけど。


「World Word Wonders!凄いですよね。私、彼女たちが同い年なんて信じられないです」


颯姫ちゃんとチセちゃんの言葉を聞き、話す殊乃さん。ずっと思ってたんだけど……


「殊乃ちゃん、敬語じゃなくていいよ?あたしたちね、グループ内では学年関係なく話そって言ってるんだよね。だから、タメ口でいいよ?チセとかにはそうなんでしょ?」


あ、思ってたこと、颯姫ちゃんが言ってくれた。年上の颯姫ちゃんだけじゃなく、私たち一年生にも敬語で話してくれてたから、気になってたんだよね。まあ、チセちゃんみたいなケースもあるけど。


颯姫ちゃんの言葉に、驚いた顔をする殊乃さん。でも、その後すぐ嬉しそうに言った。


「ありがとう……えっと、まだ体験入部だけど、よろしくね!あと、私のことも好きに呼んでほしいな」


殊乃さん……改め殊乃ちゃんは、言い終わると照れくさそうに笑ったのでした。これは、期待してもいいかも……?

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