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Galaxy War Online  作者: Chilly
17/30

第一六話 ~ パワーレベリング 終了 ~

 敵、敵、敵、敵。

 周りを見渡すとNPCキャストが操るトルーパーが数えてみれば十数機。

 パートナーとアル=アーデイルにこのエリアを任されて、もうすぐクエストに終わりの見えた一時間半経過した今、エリア二を守るリョウの頭に浮かぶのはどうやってこの状態を生き残るか、ただそれだけだった。


「きゃああああ」

「YUMEちゃん!」


 スピーカーから流れるエリア一の援護に行っていたパートナーのYUMEの悲鳴に、リョウは機体をエリア一へと向けるが、その方向にもすでにNPCキャストがあふれ出している。


「邪魔するなよ」


 フットペタルを踏み込み、推進剤を盛大に燃焼させて速度を上げた。

 ジグザグな軌道を描くように、姿勢制御用のスラスターを吹かしてリョウはYUMEの居るエリア一を目指して進む。

 襲い掛かってくるNPCキャストを、進路を妨げるもの以外を無視して最低限の戦闘だけを行い、まずはYUMEとの合流だけを考える。

 右手の重機関砲の弾は合流後に包囲を抜けるためにある程度残しておくかわりに、左手のライフルをまるでマシンガンのようにフルオートで撃ちまくった。

 すでにリョウの正面にNPCキャストが壁のように展開しており、精密な狙いをつけずともそのどれかに当たる。

 その代わり一瞬でも止まれば、その瞬間リョウのトルーパーは蜂の巣にされるような、比喩表現ではない銃弾の雨が降り注いでいる。

 左手のマシンガンの引金を引いたまま固定して、一瞬、一瞬でその雨の隙間を見つけ出しその中へと身を踊りこませる作業は、リョウの精神を少しずつだが確実に削っていく。


「YUMEちゃんのとこへ行かせろよ、この野郎!」


 全ての銃弾を完璧に避けられるわけもなく、トルーパーの耐久力も減っていくことも合わせて、リョウは焦燥感から相手がNPCであることも忘れて叫んだ。

 気迫の篭ったリョウの叫びと行動だが、それに気圧されるような精神は元からないNPCキャストたちは、包囲を抜けようともがくリョウを冷静に冷酷に淡々と追い詰め、その包囲を完成させるべく行動している。

 数機撃破したところで、すぐに集まってきている他のNPCキャストによって塞がれ、リョウはその穴を通り抜けることができない。


「このままじゃ……」


 フットペダルと操縦レバーを不規則に動かし、両手両足の重量を素早く動かして機体に不規則な回転を与えることでよりランダムな機動でNPCキャストを翻弄するも、リョウの焦りはただただ深まるだけ。

 周りに群がるNPCキャストの数はYUMEの悲鳴を聞いたときから増え続け、その数は二〇を超え三〇に近い。

 ライフルのマガジンに装填されている銃弾はすでに撃ちつくし、銃弾の雨を避けるために両腕を激しく動かしている現状、腰部マウントに取り付けてある予備と入れ替える隙が見当たらない。


「こちらエリア一。プラットホームに取り付かれた。一旦放棄してくれ」


 そんな目の細かい鑢で精神を削るような作業をしていたリョウの耳に、エリア通信からエリア一の担当プレイヤーからの報告が入る。

 その報告はリョウの心に一瞬の空白を生んだ。

 その空白はリョウの体を縛り、トルーパーの動きを止めてしまう。

 三〇機近い数のNPCキャストに囲まれている状態で、機体の動きを止めることは自殺行為と等しい致命的な行為だ。

 数発の銃弾に被弾した振動で我に返ったリョウがモニターで見た最後の映像は、避けようのない四方八方からの銃弾にミサイルの雨だった。


「エリア三からの圧力がまた増えた! はやく援軍くれよ!」


 両手に持たせたマシンガンを、新たにポップしてきたNPCキャストに加えエリア三方面から流れてくるNPCキャストに対して、狙いもそこそこにエリア四を担当するイッシィーは弾丸の消費も考えずに撃ちまくる。

 実際消耗を気にしてマシンガンを撃つことを控えめにしていられる状況ではなくなってきている。

 エリア四にポップしてくるNPCキャストを優先的に倒していたが、エリア三から流れてくるNPCキャストの数が二〇を超えたところで、その余裕もなくなってきた。


「弾切れ!? くそっ、限がねぇ」


 イッシィーは右手の弾切れを起こしたマシンガンを投棄すると、左手のマシンガンのマガジンを入れ替え右手には背部マウントから新しいマシンガンを取り出した。

 エリア三から次々と流れてくるNPCキャストのトルーパーはその数を増やし、雲霞のごとくエリア四の空間を埋め尽くし始める。

 イッシィーが多少マシンガンで打ち倒そうと、焼け石に水のごとく空いた穴は即座に塞がれ、反撃の雨がイッシィーに向けて降り注ぐ。

 ランダムでスラスターを吹かし、NPCキャストたちに正確な狙いをつけさせず、その雨を掻い潜るも完璧に避けきることは、その反撃の量からできるはずもなく、イッシィーのトルーパーの耐久力は少しずつだが確実に削られていく。


「エリア四、その場を放棄。エリア五に合流。増援を持って反撃をします」


 アル=アーデイルの声がスピーカーから流れる。


「おせぇよ! もう撤退できるかわからねぇ。出来るだけ道連れにするけど、期待すんなよ」


 NPCキャストへ向けてマシンガンを連射しながらも、イッシィーはトルーパーを少しでも長く闘うためにエリア四にむけて徐々に後退させる。

 少しでも長く、少しでも多く戦い、NPCキャストを倒すためにイッシィーは必死に操縦レバーを動かし、フットペダルを踏み込む。

 右足が砕かれようとも、左腕が折れようとも、残った右腕でマシンガンを撃ち、左足を様々に動かし不規則な機動を心がける。

 装甲のあちこちは凹み、無事な部分は全くない。

 それでもイッシィーは折れることなく、足掻き続けトルーパーを動かす。


「優、私はこれからエリア四に向かう。増援が来るまで、エリア五を支えるんだよ」


 エリア五とエリア四の境界でRainが、エリア四へと侵入しながら悠陽に指示を送る。

 すぐ横にポップしたNPCキャストを高速振動長剣で切り伏せ、腰部マウントにしまうと両手に重機関砲をRainは装備させた。


「了解。増援到着後はアル=アーデイルさんの指示に従うよ」

「それでいいよ。私もエリア四を支えるので精一杯になるだろうしね。エリア三以上は増援と合流してからだね」


 消えかけのNPCキャストを踏み台に、Rainは時折爆発光が瞬くエリア三との境界へと勢いをつけ飛び出した。

 まだエリア四の大半部分にはエリア三以前からのNPCキャストの流入は、イッシィーの尽力により阻止されているらしく、このエリアにポップしたNPCキャストだけのようだった。

 そのポップしたNPCキャストも、Rainは手にした重機関砲の引金を短く引くことで弾数を減らし、発見次第駆逐していく。

 ポップしたてのNPCキャストを倒しながらもほぼ一直線に進み、エリア三との境界にRainが到着したのと同時にトッシィーのトルーパーは、全ての弾丸を撃ち尽くしたマシンガンを放棄、その満身創痍の機体に鞭打つように一機のNPCキャストへ向けてその身をぶつける。

 もつれ合う二機に雨あられのごとく、NPCキャストたちの攻撃が降り注ぎ、イッシィーはぶつけたNPCキャストもろとも巨大な火の玉と化した。


「ちっ、間に合わずかい。ひのふの……数えるのもめんどいね。とりあえず見えてる範囲、一気にいくよ」


 イッシィーの健在のうちに間に合わなかったことに舌打ちしつつも、Rainはモニターを埋め尽くすほどのNPCキャストを見て、ニヤリと不適な笑みを浮かべた。

 減速もかけず一気にNPCキャストの壁へと肉薄すると、一瞬その場に機体を止める。

 即座にフットペダルを踏み込み、推進剤を盛大に燃焼させて一気にトップスピードへと速度を上げて、機体を急速上昇させる。

 その足元をNPCキャストの攻撃が通り抜け、Rainは束の間NPCキャストの包囲を天頂方向へ抜けた。

 迷うことなくRainは両手の重機関砲を足元で蠢くNPCキャストたちへと向け、その引金を弾丸消費量を気にすることなく引いた。

 複数纏まった砲身が高速回転を始め、毎分九〇〇発という速度で次々と銃弾を吐き出していく。

 荒々しく力を与えられた弾丸は、それぞれがNPCキャストの頭を砕き、胴体を撃ちぬき、一〇機以上の戦果を挙げる。

 Rainはその場に留まることなく常に高速で動き続け、両足を動かし複雑な機動を自身が駆るトルーパーに要求し続ける。

 両手は重量移動による姿勢制御法を今はとらずに、その手に持った二丁の重機関砲を様々な方向へと向け、その砲身から吐き出される銃弾は吸い込まれるようにNPCキャストを破壊していく。

 機体各所のスラスターから推進剤を燃焼させた排気炎を噴出し、戦場を縦横無尽に駆け巡り爆炎を生むその姿は、まるで炎と光のドレスを纏い見えない相手とダンスを踊っているように見える。

 曳光弾の光の線が描く格子模様に、ミサイルの炎が描く赤い波。

 装甲が銃弾を弾く数多の火花に、爆発光の大輪の華。

 静寂の中、様々な色が暗い宇宙空間に彩りを添え、その光に照らされRainのダンスはより激しさを増していく。

 弾丸の切れかけた重機関砲を腰部マウントへと戻し、両手にそれぞれ二振りの高速振動長剣を一つずつ握り、エリア三から次々と現れ流れてくる、いくら倒しても減ったように見えないNPCキャストたちへと今度は接近戦を挑むべく、Rainは突っ込んでいく。

 すれ違いざまに腕を切り落とし無力化するとともに、踏み台として次の相手へと向かい跳躍を繰り返す。巧みに体位を踏み台にした相手や狙った相手を盾にするように動き、ほかのNPCキャストの攻撃を牽制することも忘れない。

 それでも相手の数は多く、相手も攻撃力を失った味方など無視するように攻撃をしてくるのも合わせてRainに降り注ぐNPCキャストたちの攻撃は少なくない。

 ランダムに姿勢制御スラスターを吹かし、ジグザグに進路をすると同時に両足の重量を素早く動かし回転運動も加えることでより複雑な機動で、RainはNPCキャストの狙いを振り切り、攻撃自体の数を少なくする。

 それでも数多くの攻撃を受けることに違いはなく、避けきれず装甲で受ける銃弾の数も少なくないが、Rainはその巧みな機動と鮮やかな剣技でダメージを受ける以上にNPCキャストを殲滅していった。


「こちら解放部隊計三機、これより合流する。Rainさん、気をつけてください」


 Rainがこの場に到着したときにいたNPCキャストの三分の一を倒したとき、通信機のスピーカーよりアル=アーデイルの声が聞こえてきた。


「了解。もう一回盛大な花火を揚げて一旦下がるよ。補給後合流する」

「こちらも了解しました。天頂方面より進攻を開始しますのでよろしくお願いします」

「あいよ。こっちは天底方面に抜ける」


 アル=アーデイルと軽く打ち合わせをしたRainは、素早く両手を動かし周りにいた数機のNPCキャストを斬りつけ無力化すると、それを足場に天底方向へNPCキャストの包囲を抜けるべく跳びだす。

 それを追うように迫る銃弾の雨をスルリと螺旋を描くように機動させ躱すと、弾丸の切れかけたことで腰部マウントにしまっていた重機関砲と高速振動長剣をそれぞれ持ち替えた。


「残り時間も少ないし、派手に暴れるのもいいもんだね」


 天底方面にNPCキャストの包囲を抜けたRainは、くるりと向きを変えると同時に両手の重機関砲を構える。

 残り僅かとはいえ、背部マウントに付けられた大型ボックスマガジンにはまだ重機関砲で十数秒連続射撃できるほどの弾丸が残っている。

 そのすべてを吐き出すべく、Rainは操縦レバーのトリガーを引き絞る。

 再び力を解き放つことを許された重機関砲は歓喜の咆哮をあげた。

 破壊の力を与えられ、螺旋を描いて直進する弾丸の雨がまたNPCキャストを襲い、近接戦闘の時以上の殲滅力で次々と撃破していく。

 十数秒の銃撃の後、Rainは天頂方面からのアル=アーデイルらの攻撃に合わせて、NPCキャストたちのターゲット目標が移ったことを確認して天底方面からエリア中央部へ抜け、エリア四のプラットホームへと向かった。

 アル=アーデイルたちは一先ず、エリア四に残ったRainの撃ち洩らした残敵を掃討、復帰したイッシィーにエリア四を任せて合流したRainと共にエリア三へと進攻を開始する。

 範囲殲滅力を重視した編成とそれぞれの卓越した技量により、エリアに犇くNPCキャストたちを解放部隊は次々と殲滅していった。

 エリア三を解放し終わると解放部隊から一人残してポップ対策とし、エリア二へと乗り込もうとしたところでクエスト開始から二時間が経過してしまい、エリア一、二を解放しきれず時間切れとなってしまった。


「皆さん、若干トラブルもありましたけどお疲れ様でした。完勝ではありませんでしたけど、これは仕方ないでしょう」


 タイムカウント終了と共に、トルーパーのモニターに今回のクエストについての成績が、各人のものと様々な項目の成績上位陣三名の名前が細かく表示される。


「お疲れ様~。すみません、エリア二で耐え切れなくて」

「いや、あれはエリア三の馬鹿がどうしようもなかっただけだから、気にすんな」

「お、高純度チタン、ゲットぉぉぉ。プチレアキタコレ」

「おめ~、そしてありがとう有効につかわせてもらうよ」

「ちょ、ふざくんな。俺の愛機を強化するに決まってるだろ」


 アル=アーデイルの終了宣言を皮切りに、今回のクエストに参加したプレイヤーがそれぞれ反省と労いの言葉を掛け合い、和気藹々とした雰囲気が流れる。

 ランダム報酬が配布されるや否や当たりといえるアイテムを貰ったものは歓声を上げ、それを祝う言葉をかけるもの、呪う言葉をかけるものなどで騒がしさが増した。


「あらら、私はただの鉄かぁ。優はどうだった?」

「え? あぁ、鉱山のクエストだと鉱物系がもらえるのね。えぇと、タングステンカーバイト?」


 Rainの通信に悠陽はモニターに映る成績の下に書かれた取得クエスト報酬を読み上げた。

 悠陽が獲得した報酬の名前を言った瞬間、Rainの瞳が怪しく光る。


「優、それは私に預けなさい。きっと見事に使ってあげるわ」

「Rain、それはどうかと思うぞ。優君、それで近接武器をコングに作ってもらおう。超硬合金でシールドマシンの刃にも使われてるものだから、このゲームでも磨耗しにくい刃物とかいいもの作れると思うよ」

「Taku……余計な事を」


 そして悠陽の獲得したタングステンカーバイトを強奪するべく動き出したRainの画策は、早々にTakuの助言によって無残にも始まる前に頓挫した。

 舌打ちしてRainはモニターに映るTakuの顔を睨みつけるが、Takuは涼しい顔のままその視線をやり過ごす。


「Rainはエーテル鉱の高速振動剣持ってるんだから、今更タングステンカーバイト製のヤツなんて使わないだろ?」

「え~、タングステンカーバイト製の武器って持ってないんだもの。やっぱいろんな材質の武器ってコンプしたくならない?」

「ならない。それとRP忘れてるよ」

「あっ。コホン。まっ仕方ないね。優、しっかりしたもの作ってもらいな」


 Takuの正論にRainが屁理屈の混じる言い訳を言うが、ばっさりとTakuに切り捨てられる。

 さらに素の瞳が出てきていることを指摘され、Rainは咳払いを一つして演技を再開した。


「これで近接武器ができるのかな?」

「そうだね。ゲーム的にはなんにでも使えるんだけど、硬い金属ってことでゲームだと耐久値が高い製品が作れるんだ。だから近接武器みたいな消耗品だけど長く使えたほうがいいものは、硬い金属で作るのが一般的なんだ」


 自分の獲得したタングステンカーバイトがRainに横取りされることなく、自分の装備品に使用されることになったことで、悠陽の関心はこのタングステンカーバイトで何が出来るのかに移った。

 銀河大戦では様々な素材が、現実にある鉱石や合金、生物材料に合成製品であったり、ゲームの中だけに存在する架空の鉱石などが存在する。

 この内鉱石や合金に関しては現実とは違い、硬い金属は脆いということがなく、硬度が高いほど耐久度が高い製品が製作できるようにゲームデザインされている。

 そのことが判明して後の検証により、ヌープ硬度の高い素材を使用した装備やパーツの耐久度が高くなることがわかったものの、どの程度ヌープ硬度の算定式が耐久度の算定に関わっているのか、その他の係数も算定しつつ検証中であるとWikiに記されている。

 ヌープ硬度六九の金で作った個人戦闘用のナイフとヌープ硬度八二〇の石英で作ったナイフでは石英で作ったナイフの方が耐久度は高いが、硬度の違いほどの耐久度の差は出ないため、それほどこの計算式が重要であるとは考えられていない。

 しかし硬度が高くなればなるほどその影響力は、その分高くなるとも考えられている。

 現在最高級品とされている架空鉱石であるミスリル鉱やエーテル鉱のヌープ硬度が、どれくらいに設定されているか検証しているプレイヤーも存在する。


「なら近接武器をつくるのが一番かぁ」

「そうだね。ま、なんにせよ、優君の好きなようにするのがいいよ」


 悠陽の呟きにTakuはよく考えて、なにに使用するか悠陽自身が決めるように助言をする。


「ま、それもクエスト解散して私設埠頭に戻ってからにしな。ほら、他の人たちも挨拶してもどってるよ」


 Takuの言葉に悠陽が何を作ろうかといろいろ妄想し始めたところで、Rainの言葉にエリア通信から流れる今回クエストに参加したプレイヤーが、このクエスト宙域から転移していく前の挨拶に悠陽は気がつく。

 慌てて悠陽も挨拶を返すもほとんどのプレイヤーが転移し終えており、最後まで残っていたアル=アーデイルとその仲間の三人に挨拶できただけであった。


「とりあえず私設埠頭に集合だね。私は市庁舎でクエ報酬を受け取ってから行くから、悠陽は先にもどってな」

「了解。先にもどってるね」


 Rainが集合場所と自分の行動を伝え、即座にタウンへと転移していくのをモニターで確かめた悠陽は、コンソールを操作して自分もVRゲーム研究会の施設埠頭へ向けて転移するための操作をするのだった。

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