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白い便せん



 茉梨ちゃんへ


 二十三歳のお誕生日おめでとう。いつも僕を笑わせてくれてありがとう。どんなときもニコニコしていて周りを幸せにしてくれる、そんな茉梨ちゃんが、僕は大好きです。でもときどき意味もなく不安になって泣いちゃう茉梨ちゃんも、僕は愛おしく思います。


 初めて会った話した日のことを覚えていますか。僕はあの日のことを鮮明に覚えています。小学一年生のときの運動会で、僕の隣に並んでいたのが小学四年生の茉梨ちゃんでした。上級生が下級生に応援合戦のことを教えてくれるという時間に、僕たちは初めて会話をしました。


 あのときは恋と自覚していませんでしたが、きっと十四年前のあの日から、僕はずっと茉梨ちゃんのことが好きでした。あのときの茉梨ちゃんの笑顔を、僕は一生忘れません。


 茉梨ちゃんがさみしいときは僕が幸せにしてあげたい。茉梨ちゃんの笑顔を守り続けたい。


 どうかこの先もずっと、僕が君を笑わせたいです。


 二十三歳も、幸せに生きてください。

 

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