予感
不可視の休息中の龍人、旭、ジョージ、長い話を聞き終え、
ため息の後に旭が言った。
「バランス…かぁ、私も最後は笑えるかなぁ」
「どうだかな、まぁ先に浄化しておまえが逝くのなら、
俺がおっぱい揉んでやるから頬を赤らめながらさいってぇって言いながら逝こうな?」
「そんな最後いや、絶対イヤッ」
「ちっ、冗談だよ」
龍人は旭から視線をそらし右手で頭を掻きながら舌打ちをしながら冗談を告げる。
「今舌打ちしたよね、ということは
そのおっぱいで錬成できる脳みそでシミュレートしたってことだよね? さいってぇっ」
「はいはい、さいってぇ頂きました」
「まぁ最後はイメージできてるし大丈夫大丈夫」
「興味がありますな、旭の最後はどうなるのか、やはり『転生』ですか?」
「ふふふ、転生だけだと思う? 企業秘密だよ、ジョージ」
「むむむ、気になるな…」
「想像出来てるって言ってもそんなにまだ具体的じゃない、
ただ、感じてるだけ、そこに至るまでの過程全部イメージ出来てるわけじゃないし、
でもこれだけは今言える、
今イメージしたら、私、笑ってた、だから、私頑張れるよ」
旭の顔は自信に満ち、少し笑顔である。その様子を見ながら、感じながらジョージは訪ねる。
「…そうか…龍人は、龍人はどうなのだ?」
「俺か? さあな、あれから2000年程度経ったが、
最近は多少のイメージはあるが、具体的にはわからんな、予感はしているとだけ言っておくか」
「『予感』…ですか」
「ああ、終わりは近い『予感』、カオスアニマを集め始めてるしな、
十分すぎる過度過ぎる準備をして、動き始めて、
近いことだけは、近づいていることだけは常に感じているよ」
「…そうか」
「ジョージはどうなの、この先に、『予感』はある?」
「最後の『予感』ではないが、
この先に、私のこれまでの行動の答えの提示があるように感じている。
これを『予感』と呼ぶならそうだろうな」
「ふーん、ジョージが繋いできた2000年の答えか、なんだろうね」
「きっと明日にはわかるだろう」




