表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/12

第弐章 12話

「ああ、このお姉ちゃんはおふざけが好きなの。勘違いしないであげてくださいまし。」


「あっ!ちょっとゆっぴ、せっかくのもうけチャンスがっ!」


男の子はきょとんとしていたが、


「じゃあ僕頑張る!いつやるの?」

そう聞かれた。


「そうね…。毎月、と言ってもわからないだろうから…。

えっと、お月様は、毎日形が変わってるのよ。

だから、今日の夜、月を見てくださいまし。次に今日の夜の月の形に戻ったときくらいには、あそこの広場でやりますわ」


ゆっぴはそう言ってほほ笑んだ。


少年はうなずき、走っていった。


★★★


ゆっぴが戻ってくると言っていた日…

仕事の間に作っておいた文字のカードとインク、数枚の木の板を持って、広場へと向かった。

きゃあっ!仕事の合間にそんなものを作れるなんて!

フロラちゃんすっご〜い!

まぁ、実は盗んできたんだけど(((

[窃盗はとてもいけない行為です。フロラを反面教師にして、みなさんはしないように。]


そこには数名の子どもたちと、ゆっぴがいた。


「ごきげんよう、みら。今から始めましょうか。

じゃあみんな〜、自分のお名前言ってみようか〜。」


ゆっぴがそう言うと、みんなは元気よく、はーい!と答える。

そしてゆっぴは、名乗られていく名前を木の板にメモした。


「私は、ドリス先生と呼んでくださいまし。」


「「「ドリスせんせー!」」」


私も負けじと声を張る。


「私は、フローレンス・ビューティー・プリティーでぇーす!

みんな、「スーパーウルトラキュートキャットミラクルクールマジカルヒーローアイドルのフロラ先生」って呼びなさい!」


「「「スーパーダサダサのおフロ先生!」」」


★★★


「それじゃあ、みんなの名前を、この板で表します!

おフロ先生、お願いしますわ。」


と、ゆっぴ。みんなが不思議そうな顔で見ている。

私は、板を自分が見やすい向きで地面に並べる。

あわててゆっぴが、みんなにも見やすい向きに並べ替えた。


「これで『は』って読みます。これで『ん』と『な』。

はい、あなたの名前。感謝しなさいよね〜。」


という感じで、他の人達の名前も一緒にやっていく。

その間にゆっぴは別の木の板に何かを書いていた。


名前書きが終わると、ゆっぴは声を張った。


「おフロ先生が使ったのは、文字というものですわよ!

知っている方も、何人かいるのでは?」


そうゆっぴが言うと、何人かの子どもたちが嬉しそうに手を上げた。

こどもうるさいなあっ!!


「文字がわかると、今まで知らなかった世界を見ることができるのですわ!とっても便利なものですわよ!」


ゆっぴがそう言っている最中に、私はゆっぴがさっき書いていたと思われる板を適当に配っていった。

配りおわったら、


「これから、ここに書いてあるものを読み上げていくよ!

みんな私に続けていってね〜!」


と言った。ゆっぴには渡さなかった☆


「あみえんぱ あきゃいな はいうえお

うきむおに こえびも おおいれる

き、くっくま… こっ…こつ? かめ…かれけやき

しゃ…しゃしゃけげに…すを…かけ しゃしすせそ?

そのフロラ あさせで さし… ぎゃ!刺しちゃイヤァ!」

あぁ…なんか声がかれてきた。(((

「たちまひょ はっぱで た、たちちゅてぇ…と(?)

と…ぽてとて?ポテトうまそう… たったと、とびはっぱ…。

なっにゃ…にゃめきゅじ にょろ…のろ まにぬめの

なんぱに ねまって…? なにねま…ねばる…。

は、はぽぽっぱ ぽぽぽ…ろぽろ ぱ、はひふえほ

ひにゃたにょ おふえやにゃ ふえーをふく…」


はぁ、はぁ…のどが…。

ってかみんな、ちゃんと聞いてる?


「ま、みゃ、みゃいまひ… ねじまき… みゃみむえも…

うみえのみ…? おひても みもも…みもももも…。

やきぐり ゆでぐり… おいしそー!!!

やまば…やまだに、 ひのつく ってことは山田火(?)

あ…らいひょうは? さみゅか、ろ らりぅえろ

れんぐぇ…が しゃいたら るぃのぉり

はいはい わっひょい わいうへお

うぇーきゃ…? いおがえ おまつりだぁ!

フゥー! みんな、お祭りだってよ!飲め飲めー!」


ん?子どもたち、ちょっと(すっごく)困った顔してるな…


「もう、この露天ブロっ!

これはまだまだ先の授業で使うやつですわ!急にこんなもの出しても困惑するだけでしょう!?

しかも、発音もめちゃくちゃ…!」


「こうやって人のせいにするような人にみんなはならな…」


「人の説明を聞かずに、勝手に行動する、こんな人にみんなはならないでね!

絶対だよ!」


「「「はーい!!」」」


は?なんでこの女神様、フロラちゃんが悪者!?ざけんn…(殴)


★★★


そして午後。第二騎士団本部に帰ったときだった。


「…久しぶり。」

皆さんにコメントとか、ブックマークとか色々してもらって、本当に嬉しいです!!

不定期ですが、これからも頑張ります!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ