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⑼『闇猫』

⑼『闇猫』



公園を通過点にしているだろう、闇猫だが、それがどうしたと言うのだろう。というよりも、通過点なのは、実に当たり前なのである。公園に居るだけでは、食べ物に困るだろう。困るということは、即ち、飢え死ぬということだ。



闇猫は、どうかしている訳ではない。ただ只管、闇に居る猫、としての表象を企てているだけなのだ。依然として、俺には不確かであるが、それは俺も同じことで、闇猫にとっても、俺はおそらく、不確かな存在に違いまい。



問題の山積、つまり、タブーへの切り込み、優柔不断なる地球人は、敢えて、神に優柔不断に創られたのである。優柔不断から、芸術は生じるのであって、云わば、闇猫のその意志というものが、その次元を標榜していると言える。

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