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⑽『闇猫』

⑽『闇猫』



闇に隠れ、また、闇に憑依した、闇猫の行方。そんなものは、たいして気にはならないことなのだ。何、簡単に思考すれば、縦と横、を基準にして、世界を解剖すれば良いだけの話だろう。いつだって、謎には、答えが用意されている。



だからといって、見過ごした日常を当たり前とするには、殊の外、人生を棒に振る様なものなのだ。当たり前だろう、闇猫が本当の闇になった時に、画家を呼んだら、恐らくその風景を、描き始めるに違いない、闇の猫として。



俺は常に、そういった、不確かな闇猫を、遠方に見ている。そのことが、充分に闇猫に伝われば、どこからともなく、サイレンが聞こえてくるような感覚で、闇猫が包囲された時、俺はそっと手を伸ばして、公園から、闇猫を、救い出す。

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