表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
D・H  作者: ララ
30/137

「能力」

俺のこの能力アリスと俺にはきいていない。


俺は一応能力だしてるから当たり前としてアリスにはなんできかないんだろう?



「アリスにはきかないの?俺の能力」



「きかないわよ。シールドはってるもん」



そんなことまでできたのか…



と感心しているうちにアイスは元どおりになり子ども達も動き始めた。



「あれっ!?さっきあたしアイスおとさなかった? 」



「え?本当だ!」


周りの子も異常に気付く。



「気のせいだったのかな…? 」



「だよ!きっと〜!でも私も落とした気してたよ〜!変なの〜! 」



そういいながら子ども達は笑い合いまた歩き始めた。



まぁ…人間ってこんなもんだよなー。


ちょっとの不思議はそんな気にもとめず気のせいだと思い込む。


それってよく考えれば認めるのが怖いってことなのかも。





「やったじゃない!大分上達してる!」


アリスは大喜びだ。



「へへ…まぁねっ」


そういう俺も嬉しい。



「そーいやアリスって何個能力もってるの?」


「さぁ…。 小さな能力もあるし…使えるんだか使えないんだかって感じの。 ちなみにさっき子どものアイス落とさせた能力はシールドよ」



「シールド!?嘘だ〜!シールドは身を守るためのものだろ!? 」




「そういう使い方がポピュラーね。アイスの前にシールドをはってアイスを飛ばしたの。そんなふうに一つの能力でいろんな使い方ができるのよ!」



こういって笑ったアリスはやっぱり誇らし気だった。



「なるほどね〜…」



でも一つの能力でって俺の能力はムリだな。

ランダムすぎて。

元からいろんな使い方してるし。



そぅ俺の能力は名づけて「奇跡をよぶ力」


そのまんまなんだけど。



本当に奇跡をよべるんだ!


さっきも時間を巻き戻してアイスを元どおりにした。



あれも本人にとっちゃ奇跡だ!


この能力は結構すごいと思わない?


俺はこの能力をつかって悠里に奇跡をおこす!


また前の悠里に戻すんだ!


この「奇跡をよぶ力」で!


必ず!





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ