表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

1/19

0.プロローグ

夜の闇を切り裂くように、激しく、そしてどこか泣き出すように切ない三味線の音が響いていた。

硝煙の匂いと、微かな血の香りが混ざり合う、ここは狂乱の京都。

「お前の手は、いつも冷たいな」

そう言って、私の凍えた指先を大きな掌で包み込んだ彼は、悪戯っぽく、けれど酷く愛おしそうな目で私を見つめた。

その手の熱さに、胸の奥がぎゅっと締め付けられる。

人の命を奪うことしか知らなかった私の手に、彼は初めて「温もり」という名の免罪符をくれた人だった。

不敵な微笑み、燃えるような情熱を宿した瞳。

どうして私たちは、こんな激動の時代に出会ってしまったのだろう。

どうして私は、彼をこれほどまでに愛してしまったのだろう。

たとえこの恋が、時代の波に呑まれて消えゆく運命さだめだとしても、私はこの手を離したくないと願ってしまう。だから、この命のすべてを懸けて、私はあなたと、そして自らの運命を、切り開いてみせる。




*この物語はフィクションです。登場する内容や事件はすべて作者の想像・妄想・希望であり、()()()()()()()()()

*IFストーリーとなりますので、ご注意ください。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ