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第40話 思い思いの気持ちを胸に羽ばたけ未来へ!


20XX年。全国の高校において、能力解放という科目が選択できるようになり、五人に一人という割合で能力を使えるものが現れるようになったのだが…


その能力自体を悪用し心奏かなでたちが住む世界をひっくり返そうとする組織が現れる。


そして、その組織に立ち向かう心に誓い決心した。心奏かなで心湊ここみとその仲間たちとの世界平和と存亡を賭けた大きな戦いが今、幕を開けようとしていた。



十三年と長きにわたり続いた因縁をたった今、御堂心奏(みどうかなで)が信頼した頼もしい仲間たちの協力を得て、元凶であった御堂(みどう)烏天狗丸(からすてんぐまる)・・・。


もとい、御堂烏丸(みどうからすま)()()()()()()()にしたのであった。


一度は、()()()()()()()()()()()()()()()()()という困難を経験した心奏(かなで)


だが・・・そんなピンチな状況へ落ちてしまっても挫けること無く、前向きに気持ちを全面に押し出してネガティブへ陥らぬ様に、行動した結果が功を奏した。


しかし、御堂心奏(みどうかなで)()()()()()()()()()を使った反動を受けて、戦いの後三日間は自身の身体を思う様に動かすことができない状況になってしまったのだ。


勿論の事、究極的融合【アルティメイト・メタモルフォーゼ】を使用した時に起きてしまう副作用である突発性性転換症候群(TS)を引き起こしてしまい結果的に、心奏(かなで)は激戦から約一ヶ月後には()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()のだ。


それでもなお、心奏(かなで)の気持ちは落ちる事無くむしろ前向きに捉えていた。


心奏(かなで)が密かに心の奥底で揺らめき悩ませていた恋愛感情に素直になれる時が、遂にやって来たからである。


それは・・・心奏(かなで)の古き良き友人である水瀬レンに寄せていた好きという恋の気持ちを恥じる事無く伝えられるその瞬間が、訪れて今まさに新たな門出を祝福されようとしていた。


その一方で、心奏(かなで)たちが住む街、常盤市には活気が戻り普段通りの光景に戻り今まで受けた被害が、()()()()()()()()()()()()()()()()すらも漂わせていた。


私立(つぼみ)学園も平常運転に戻り、今日も此処へ通う生徒たちの笑顔や笑い声で満ちていた。


三ヶ月間にも及んでしまった休学日が終えて、通う生徒たちは皆再び学び舎である私立(つぼみ)学園へ戻り失われた三ヶ月を取り戻そうとしていた。


今年度はイレギュラーな事態が頻繫した為に、留年という措置を講じる事無く卒業までに獲得出来なかった単位を取得するという大学とほぼ同等のシステムを導入して、救済措置を図った。


勿論の事、心奏(かなで)心湊(ここみ)は身体に負った傷を治癒させる事が、優先順位となり治療の傍らで自習に取り組み新システム導入から僅か二ヶ月程度で、心奏(かなで)心湊(ここみ)は卒業までに必要な単位取得を終えてしまうという偉業を成し遂げてしまった。


妹の心湊(ここみ)は高校一年生でありながらも既に、全単位(実技テスト等を除き)取得して新システム導入後初にして、伝説的早さで単位取得した生徒として名が知れ渡る様になっていた。


だがその一方で、心奏(かなで)は兄から姉になってしまい御堂家の子は三姉妹になってしまった。


心奏(かなで)は突発的に性別が変わってしまっても一切焦る事ないまま自然体で降りかかる災難を乗り越えてしまっていたのだ。


そして、心奏(かなで)心湊(ここみ)は治療を終えた後も単位取得は終わってはいるが、実技テストの方を受ける為に、登校して皆と同じ様に授業を受けて学園生活を謳歌していた。


心奏(かなで)の古き良き友人である水瀬レンも私立(つぼみ)学園へ編入して、心奏(かなで)とマリンの居るクラスに入り学園生活を送る事となった。


それから時は流れて八年後・・・


心奏(かなで)は無事に水瀬レンと入籍。


心奏(かなで)は私立(つぼみ)学園の経営者の跡継ぎになるべく母の早紀(さき)の下でイロハを学びながら、普段は教師として教壇に立ち新たな自身の道を開いていた。


そして、レンは心奏(かなで)の父親の神翔(かみと)の下で守護者になるべく神恋島で修行を積んでいた。


勿論の事、心奏(かなで)は今も現役で能力を扱える為、レンに会いたいと思えば直ぐに神恋島まで自身の身一つで難なく向かえてしまい寂しさを感じる事ない生活を送っていた。


こうして、八年経った今現在までに常盤市を巻き込んだ大きな事件や世界をも巻き込んだ事象は、一切発生はしておらず平和が保たれているのであったのだ。


異次元空間に送られた烏丸がどうなったかは、何処の誰もが一切知る由も無くむしろ、元からその様な人物が居たという事実すらも人々の記憶から消え失せてしまっていたのであった…。


END

心奏かなでは、ひとつの事件をきっかけに、謎の人物から狙われる様になってしまう。


そして、心奏かなで自身は、稀有な存在として扱われていくことになるのであった。


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