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アポカリプスデイ  作者: ルケア


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惑星説

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 その後、ダンジョンの入り口に転移できたんだけど、嫌な予感は消え去っていた。……念のためにもう一周してみたんだけど、今度は普通の魔物が出てくるし、カードもドロップも魔石も落ちた。何というか、ダンジョン自体が乗っ取られていたって感じなのかね?


 どうにも釈然としなかったが、暗闇の王はある程度の目的は果たしたと言っていた。どういう意味なんだろうか。ダンジョンを乗っ取って、何かをしていたのか? その辺は解らずじまいだった。


 そんな感じで、色々と調査をした結果を、日下部病院に報告に来た。……ダンジョンで異常を感じ取ったら、直ぐにでも引き返さないといけない。そうじゃないと犠牲者が増えてしまう。


「なるほど。暗闇の王。恐怖の大王の眷属ですか」


「そうみたいですね。……相性が良かったみたいで、何とか勝てましたけど、2度目は厳しいです。暗闇の王なら何とかなるかもしれないですけど、他の眷属だったら、どうなるのかは解らないです」


「ふむ……」


「とにかく無事で一安心です。暗闇の王は解りませんが、恐怖の大王の眷属についても調べてみましょう」


「すみません。お願いします」


「院長? 何か引っかかりましたか?」


「そうですね。ダンジョンのルールを書き換えてくるという事に引っかかりまして」


「あり得ない話では無いでしょう。そもそも恐怖の大王が地球よりも格下であれば、こんな状況にはなっていないでしょうし。ある程度の格の差があるのか、それとも同格なのか。地球が戦力に各神話から神々を引っ張ってきたように、恐怖の大王も何かしらから戦力を引っ張っているんだろうとは思います。何々の王というのが、恐怖の大王の眷属全部に当てはまるとは思いません。向こうにも、神話や民話があるでしょうから、そこから引っ張って来たのかと」


「そこはまあ、良いのですよ。もしもです。今回の恐怖の大王の眷属が、ボスを乗っ取り、眷属をダンジョンの魔物として使用していたのであれば、ダンジョンの性質と、ある程度はマッチしてしまったんだろうとは思うんです。寧ろ、そうじゃない方の眷属の方が問題なのではないかと思いまして」


「……なるほど。そういう事ですか。単体戦力だった場合、何処までのルールを書き換えてくるのかが問題な訳ですか」


「そういう事です。今回の様に、眷属を嗾けて、それで攻撃してくるタイプの敵ならば、対策というか、ダンジョンから出てしまえば良いだけの話ですから。それよりも、ダンジョンの外で活動できるような、単独での眷属の方が恐ろしいでしょう」


「書き換えたルールが、地上にまで影響する可能性ですか……。それは考慮に入れないといけないでしょうね」


「ええ。何処まで書き換えられるのかは解らないですが、地上も安全ではないと言う事でしょうね。恐怖の大王の眷属が、地上で暴れまわる可能性も出てくる訳です」


 なるほど……。その可能性は確かにあり得る。暗闇の王が眷属召喚特化型だったという可能性はあり得るんだよな。故に、後は単体攻撃くらいしか出来なかったので、ある程度眷属を嗾けて攻撃していた。その可能性はあるんだよな。……それくらいしか、可能性としては追えない訳なんだよ。それ以上の事が出来たとして、何故やらなかったのかが解らないからな。


 しかし、単独で戦力になる眷属が居ないとは思わない。そうなってくると、地上にも出てくるだろうし、そのルールを地上でも押し付けてくる可能性は十分にあり得る。……ダンジョンを乗っ取るだけが、敵の策ではないという事か。それも警戒しないといけないのか。


 まあ、何にしろ、かなり危険な気配がするので、逃げられるとは思うんだけど。……地上にさえ、出てこなければ、か。移動速度が遅いなんて決めつけは良くないか。高速で移動してくる可能性も考慮に入れないといけない。


 しかし、どんな眷属がいるのかが解らないからな。割とどうしようもないんだよ。恐怖の大王が、どんな眷属を連れているのかなんて、本気で解らないからな。


 ……ただ、確実に言えることは、洗脳を得意とする眷属が居ることは確定している。そうじゃなければ、地球の戦力を寝返らせることも難しいだろうからな。……生まれながらにして、逆らう気だった奴らは除かないといけないけど。


「何にせよ、何も知らない状態で当たるよりもマシでしょう。ダンジョンに異変を感じれば、すぐさま逃げることを勧めれば良いのですし、大きくは問題にならないでしょう。……地上にさえ出てこなければ、ですけどね」


「厄介な敵が居たものです。……しかし、奴らの目的とは何なんでしょうか?」


「解りませんね。目的の候補が多すぎますので」


「地上の混乱って訳ではないんですよね?」


「それも1つの内だとは思います。地上の混乱もそうですし、地上の戦力の打倒もそうでしょう。人間の全排除も目的の1つかもしれません。ですが、確実に言えることは、眷属は復活する。これは確定でしょう」


「ですね。ある程度の目的はといっているので、負けても問題ないという事でしょうし。負けが許されないのであれば、そんな事は言わないでしょう。不利になりかねない訳ですから」


「案外、システム的には同じような感じなのかもしれませんね。こちらのカードも一定期間で復活しますし。それが地球と恐怖の大王の共通のルールなのかもしれません」


「恐怖の大王が、別の惑星説ですか。本気であり得そうなんですよね。侵略的な惑星が居ても、おかしくはないでしょうし」


「侵略的な人間が居るのと同じように、侵略的な惑星が居てもおかしくない。そういう説でしたね。今回の事で、かなり信憑性が上がりましたけど」


「恐怖の大王が、惑星であると言う事ですか?」


「そう。何でも、惑星にも意思があり、侵略惑星もあるのではないかという説ですね。避難所の方でも、色々と話をしている様ですけど、カードからの情報を総合すれば、そうなるんじゃないかと言う事らしいです。特に大学が避難所になっている所で、真剣に議論をされている事ですよ」


「……あながち間違っていないんじゃないかとは思いますね。侵略する惑星ですか」


 あり得ない話では無いよな。惑星である地球が対処しているんだし、その危険性はあるとは思う。……まあ、なんでそんな事をしているんだって事は解らないんだろうけどな。侵略者に侵略した理由を聞いても、碌な答えが帰ってこないとは思うし。


 予言者である、ノストラダムスを寄こすくらいなんだから、予め知っていたんだろうけどな。対処が遅れたので、こうなっていると。本来であれば、対処は間に合ったんだろうけど、人間が悪さをしたからなあ。主に転生者が。転生者が余計な事をしなければ、予言の通りにはならなかったんだろうし。本当に人間は。……俺も人の事は言えないけど。


 まあ、何とかするしかないんだよな。出てきたら叩くって感じで動かないといけないとは思う。放置は出来ないもんな。恐怖の大王の眷属が居たら、積極的に叩き潰さないといけない。……でも、対策は無理だよなあ。どんな眷属が居るのかなんて解らないんだし。確定で居るのが解っていれば、ある程度の対策は出来るだろうけど。


 とりあえず、出来ることは、低ランクでも良いから、カードは多めに持っておいた方が良いって事だな。何が影響するのかが解らないんだし。……案外、地球もそういう判断をしたんじゃないかな。何で対策が出来るのかが解らないから、主神クラスばかりではなく、弱そうな魔物も用意したとかさ。あり得ない話では無いと思うんだ。


 今後は1枚でも良いから、カードは持っておこう。どんなに弱くても、使い道があるかもしれないし。まあ、眷属に出くわさないのが一番ではあるんだけどな。……最終的には会う事になるんだろうけど。地球対恐怖の大王戦では、絶対に出てくるだろうし。その時に、1体でも多く、眷属を処理できれば、地球が勝つ確率も上がるんだろうし。


 そうと決まれば、ダンジョンを攻略する作業に戻るか。何かあったら、こっちで対処すれば良いとは思うし。何とかなるだろう。戦力を集めないといけないな。今の感じだと、雪パになりそうなんだけど、どうなんだろうか。変更の余地はあると思うんだよな。

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