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私の幸せとチーちゃんの幸せ
「チーちゃん、何か食べたい物ある?」
「オムライスがいいな」
休日の午後、チーちゃんのためにオムライスを作る。ツカサに認められてから、自由にチーちゃんと交代したり話をしたり出来るようになった。
チーちゃんが食べ終わったあと、私に意識が戻ると、自然にお腹が膨れていて、口の周りや服がケチャップまみれになっている。
それが愛おしくて、私は自分の身体を綺麗にしながら、ニヤけてしまう。
「チーちゃんは、好きな動物いる?」
「ぞうさんがすきだよ」
「そっか、じゃあ観に行こうか?」
「つれていってくれるの?うれしい!」
私は身支度をして、玄関を出た。ヒヤリとした空気が肌にまとわりつく。
眼の前に、浦原先生がいた。
「え!?どういうこと?」
「気づかれましたね。今までチーちゃんという人格が私と話していました。ご存じとは思いますが、あなたは解離性同一性障害、いわゆる多重人格です」
「あの子が、ここに来たんですか?自分から?」
「ええ。あなたのために自分が消えると言っていました」
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