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私の幸せとチーちゃんの幸せ

「チーちゃん、何か食べたい物ある?」


「オムライスがいいな」


 休日の午後、チーちゃんのためにオムライスを作る。ツカサに認められてから、自由にチーちゃんと交代したり話をしたり出来るようになった。


 チーちゃんが食べ終わったあと、私に意識が戻ると、自然にお腹が膨れていて、口の周りや服がケチャップまみれになっている。


 それが愛おしくて、私は自分の身体を綺麗にしながら、ニヤけてしまう。


「チーちゃんは、好きな動物いる?」


「ぞうさんがすきだよ」


「そっか、じゃあ観に行こうか?」


「つれていってくれるの?うれしい!」


 私は身支度をして、玄関を出た。ヒヤリとした空気が肌にまとわりつく。


 眼の前に、浦原先生がいた。


「え!?どういうこと?」


「気づかれましたね。今までチーちゃんという人格が私と話していました。ご存じとは思いますが、あなたは解離性同一性障害、いわゆる多重人格です」


「あの子が、ここに来たんですか?自分から?」


「ええ。あなたのために自分が消えると言っていました」

読んでいただきありがとうございます。




よろしければ、☆☆☆☆☆を★★★★★にして応援頂けると嬉しいです。




何卒よろしくお願いします。

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― 新着の感想 ―
大きな転換点に来ましたね。チーちゃんが自ら消える…多重人格と浦原医師が正確に診断を下し、緊張感が徐々に高まりそうな描写。なのに、どこか優しくて愛おしさの残る作品。
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