484話_side_Herger_エンディミオン魔法学院
~"ソウルジャック"ヘルガー~
「そうだ。ブラッドフォードに行こう」
この画期的な思い付きを現実にすべく、あたしは早速メイドのアイリスに命じる。
「すぐに荷造りして。すぐに出るから。すぐに」
ちなみにエンディミオン魔法学院、早朝の寮室からお届けしている。
あたしの『ソウルジャック』でロンベルクの魂を治療?した後、あたし達は彼女と共に学院へと向かったのだ。というのも、一応彼女の魂は正常化したつもりだったけど、そのまま放っておくのは若干の不安があったので、せめて数日は近くで様子を見ることにしたのだ。あたしは一刻も早くアシュタルテの元に向かいたかったのだけど、関わってしまった以上はロンベルクのことに責任を持たねばなるまい。きっとアシュタルテは無責任な子は嫌いだと思うし、人の役に立つことをしたらちゃんと褒めてくれると思うから。
で、無事にエンディミオンに辿り着いて、新学期の準備なんかをしつつロンベルクと交流したりなんかして、まあ大丈夫そうだなと結論した頃には休暇期間も残り僅かで、流石にこれからアシュタルテに会いに行く時間はない。とはいえ、当たり前だが新学期が始まる前にはアシュタルテも学院に戻ってくるだろうから、待っていれば会えるわけで、じゃあいっかとのんびりしていたのだけど。
ここでお知らせ。
ブラッドフォード伯爵領で『オンスロート』発生。
これが昨夜の話。
別にあたしに直接的には関係ない出来事なのだけど、問題はアシュタルテが今まさにそこに居るということと、非常時に応じて学院の新学期の開始日が一週間遅らされたということだ。
どういうことかわかるだろうか。
つまり、あたしがアシュタルテに会える日が、最長で一週間遠のいたということである。
もぅだめむり。
すぐに会えると思ってたから辛うじて耐えられていたのに、あたしのクソザコメンタルはもうもたない。
かくなる上はやはりこちらから会いに行くしかない。幸いにしてアシュタルテからの相談事に応えるという大義名分はある。言うまでもなくあたしが現地に行ったところで『オンスロート』に際しては役に立つどころか邪魔にしかならないだろうけど、どうせ森が開くのは夜なのだから、その前にアシュタルテに会って、夜の間は大人しくしているか避難していればいいのだ。
現在時刻が早朝だから、今から行動すれば無理じゃない。
なお寝起きである。
あたしを起こすために部屋を訪れた瞬間にそんな寝言を言われたアイリスはというと、キメ顔で不敵にこう言った。
「こんなこともあろうかと、既に荷造りしたものがこちらになります」
アイリスがどこからともなく(クローゼットから)取り出した荷物を見て、あたしは頷く。
「おまえそこで有能ムーブしちゃうから折檻してもらえないんだよ」
「――っ!」
それな! じゃないんだわ主人を指差すな。
まあアイリスがどマゾの変態であるのも、それでいて有能なのも今更の話なのでどうでもいい。
「真面目な話、行ってどうなさるので? アシュタルテ様のお仕事の邪魔をするだけでは?」
「じゃまにはならないようにする」
あたしが言うとアイリスは少し思案するような様子を見せたものの、すぐに『まあいいか』みたいな顔になる。
この適当さ、だいたいいつものアイリスである。従者としては如何なものかと思わなくもない態度だが、彼女の適当さのおかげであたしもわりと好き勝手に伸び伸びやれているのもまた事実。なのでこれでよいのだ。
「ではせめて、アシュタルテ様には事前に一報差し上げてくださいね。私から連絡するわけにはいきませんので」
アイリスに言われてあたしは『PiG』を手に取って起動する。普通は貴族同士のアポイントメントなんて従者の仕事であるが、今回は事情が特殊であり、アシュタルテのほうが従者を連れているかわからないので、本人に直接連絡を入れるべきだろう。となればアイリスではなくあたしがやるべきなのはわかる。
チャットを立ち上げ、アシュタルテに向けて送信する文章を打ち込もうとして、あたしは暫しフリーズした。
「お嬢様?」
「……こういうときは、どういう文章を書けばいいの?」
「? 用件を書けばよろしいのでは?」
なるほど、用件ね。
少し考える。
「なんか、それだけだと冷たい印象にならない?」
「では挨拶の一言でも添えればよろしいかと。アシュタルテ様は気にされないと思いますが」
なるほど、確かに。
アシュタルテは気にしないだろうけど、でもあたしとしてはちょっとでもいいから彼女に良いように見られたい。用件だけの無味乾燥な文章というのは避けたいところだ。
挨拶。あいさつね。
「時間的には、おはよう?」
「そうですね」
「あでも、アシュタルテは参戦してたなら寝てないかもだし、おはようは変かも?」
「いや寝ていようがいまいが朝の挨拶はおはようでしょうに」
なるほど、そう言われればそうだ。
ではおはようから始まる文面を考えて、
「おはようだとフランク過ぎるかな? 文章だからもう少し丁寧なほうが」
「いやチャット処女かお前。これまでもアシュタルテ様と遣り取りしてるでしょう」
「ばかにしないでアイリス。あたしが自分からアシュタルテにチャットなんて送れるわけがない。これまでは全部受け身だから」
「( ゜д゜)」
「なにその顔」
「絶句してる顔です」
あたしだって努力はしているのだ。ちゃんとこちらからアシュタルテにコミュニケーションを取るべく、『PiG』を握ってディスプレイとにらめっこすること小一時間、チャットに文章を打ち込んでは消し、打ち込んでは消しを繰り返していると、そんなあたしの窮状を見かねて救いの手を差し伸べるように絶妙なタイミング(偶然)でアシュタルテのほうからメッセージが届くのだ。それに対する返信という形であればあたしでも比較的すんなりと書ける。アシュタルテの文面に倣えばいいから。なんでアシュタルテはこんな些細なことでもいつもあたしを助けてくれるのだろう。すき。ほんとすき。
という熱い思いをアイリスに語って聞かせると、彼女はどうしようもないゴミを見るような目を向けてきた。主人を見る目じゃない。
「いやアシュタルテしゅきぃ……じゃないでしょ。あんたよくその体たらくで愛想尽かされませんでしたね。あの方、実は聖人か何かなのでは」
「あたしだって頑張っている。アシュタルテはあたしの努力を酌んでくれている……!」
「で、努力の成果は見せられそうですか?」
あたしはそっと目を逸らした。今まさにアイリスに披露している通りである。
だって変な文章送ってアシュタルテに引かれたりしたら嫌だし、あたしのこのコミュ障だから意図せず怪文書になっちゃって困らせるかもしれないし、それで万が一彼女に嫌われたり疎まれたりしたらあたしは明日から何を希望に生きていけばいいのだ。
「でしたら、私めが添削致しましょうか?」
極限まで面倒くさそうに提案してきたアイリスに、あたしはしかし首を横に振る。
それが出来たら最初からやってるし。
「恥ずかしいから、や」
「……別に恋文書いてるわけじゃないでしょ。……ですよね?」
「違くて。だってメイドに文章考えてもらってるなんて、アシュタルテに知られたら恥ずかしいし」
「その様でよく一丁前にプライド持っていられますね」
自分でもそう思うけど、そもそもそこに拘らないならこんなに悩んでいないのだ。結局のところ全ては『アシュタルテに少しでも良く見られたい』に帰結するのだから。
だんだん投げ遣りになってきたアイリスが「じゃあもう通話しましょうよ」と悪魔のような提案をしてくる。
「は? できるわけないんだけど?」
「なんで若干キレてるのか意味わからないんですけど?」
「考えてアイリス。アシュタルテと通話ってことは、アシュタルテと通話するってことなんだよ」
「いいじゃないですか。お嬢様、普段からアシュタルテ様とちゃんとお話できていますし、それを通話でするだけですよ。お嬢様だってアシュタルテ様のお声が聞けて嬉しいでしょう? いいこと尽くめじゃないですか」
わかっていない。まったくわかっていない。
だからダメなのだとわかっていないアイリスはだからダメなのだ。
あたしがこれ見よがしに溜息を吐くと、アイリスの口元がひくついた。ちなみにどマゾの伝道師アイリス曰く、ストレスならなんでも大歓迎というわけではなくて、普通にムカつくものはムカつくらしい。何故それをあたしに言ったし。主人のこと遠回しにムカつくって言うのやめてもらっていいですか。
「『PiG』で通話ってことは、つまり『PiG』で通話するってことなんだよ?」
「そうですね。というかその同じこと二回言う構文やめてくれませんか」
「ということは端末を耳に当てて話すってことなんだよっ?」
「そうですね。それが?」
「耳元からアシュタルテの声がするってことだよ!?」
「はい。」
「はいじゃないが! あたしには刺激が強過ぎるんだが!? 死んだらどうするっ!?」
「いっそ○ねェッ!!!!」
叫んだ後でアイリスはハッとして、額の汗を拭う動作をする。
「あぶないあぶない。つい衝動的に、従者にあるまじき台詞を言い放つところでした」
「言ったから。今完全に言ってたから」
「なんでもいいですけど、行くなら行くで早く出発しないとそれこそ日が暮れますよ」
こんな問答をしている場合ではない、としれっと真顔に戻ったアイリスに急かされ、あたしは結局チャットでアシュタルテ宛てに『これから行く』とだけ送った。
アシュタルテからはすぐに『道中気をつけてね』とだけ返信があった。
え。すき。
◇◇◇
「――東部行き? 申し訳ねえですがお嬢さん、この状況で東部行きなんて乗れませんぜ。お上に徴発されちまってますからね」
「なん……だと……?」
絶望である。
逸る気持ちを抑えて学院を出発し、ウキウキ気分で王都の馬車鉄道駅までやってきたあたしは、駅員のおじさんの言葉で絶望のどん底に叩き落されたのだ。
「あー……考えてみれば、それはそうですよねぇ」
のんびりとアイリスが納得の呟きを零しているが、確かに、言われてみればという話ではある。というのも東部のブラッドフォード伯爵領で発生した『オンスロート』を鎮圧するための部隊が王政府から遣わされるはずなので、となれば兵力を移送するために鉄道馬車が活用されるに決まっているのだ。東部から王都へと向かう『上り』の便はともかくとして、王都から東部へと向かう『下り』の便に民間人を乗せている余裕などあるわけがなかった。そうこうしている間にも東部行きと見られる鉄道馬車には騎士団と思しき集団や支援物資と思しき貨物が続々と積載されて発車していく。
王都から東部までは遠い。直通の馬車鉄道を利用すれば日帰りが可能とはいえ、それ以外の移動手段ではぶっ通しで移動したところで日暮れまでに到着することすら叶わないだろう。
こればかりはいかにお金を積んだところでどうにもならない。
あたしは縋るような思いでアシュタルテに『馬車のれない』とチャットを送るが、すると彼女からは『だろうね』と返ってきた。あたしが向かうと告げたことに対してやけにあっさりとした返事があったと思えば、どうやらアシュタルテはそもそもこうなることがわかっていたらしい。だったら言ってくれればよかったのにと思わなくもないけど、たぶん彼女はあたしを諦めさせるために敢えて黙っていたのだ。もしかすると、アイリスも。今朝の時点でそれがわかっていればあたしは別の手段を模索していたかもしれないが、こうして鉄道馬車に乗るつもりで駅まで出てきてしまった以上、最早方針転換する余地はなくなってしまった。
「残念ですけど、しかたないですよ。諦めましょう?」
流石に気遣わしげなアイリスに肩を押され、あたしはとぼとぼと駅舎を後にしようとする。ここに来る時はあんなに軽かった足取りが、まるで鉛のように重く感じる。
と、あたしの様子があんまりにも悲壮だったせいか、そこに声を掛けてきた人が居た。
「もし、如何しましたか?」
「……?」
なんとなく聞き覚えのある声に顔を上げると、
「シスター?」
そこに居たのは学院で外部講師を務めている教会のシスターレイチェルだった。一人ではなく、彼女の傍らには同じく外部講師の修道士ロランの姿もある。
彼等は講義の時にも纏っている教会の修道服――白青金の色彩が特徴的な装束に、上から巡礼装と呼ばれる外套を着込んだ旅装スタイルだ。あたしに話し掛けてきたのは先を歩くシスターレイチェルで、修道士ロランは二人分と思われる荷物を背負って一歩後ろに立っていた。自然、あたしとシスターが相対することになるが、勿論あたしは彼女の瞳を直視しない。
ただ、視線こそ合わせられないが、こうして至近距離で相対すると、思っていたよりもずっと若そうだという印象がある。外部講師の教会勢の中では一番若輩だと最初の紹介の時にも言っていたけど、もしかするとあたし達と然程年齢は変わらないくらいかも。
シスターレイチェルは少々規律に厳し過ぎるところがあり、それ故に規律を乱す者には容赦がない。基本的には弱きを助け悪を挫く正義の人なので嫌われているわけではなさそうだけど、学生からは若干敬遠され気味だ。とんでもない美人なので男子人気は高い模様。ついでに言うと修道士ロランもシスターほどではないけど若い人で、これまた優しげな美形なので女子人気が高いらしい。
「レイチェル・イリサ・パラディースでございます。こんにちは、ミス・シュヴァルツ」
「あ、こっ、こんにちは」
普通に名前呼ばれてびっくりしてしまった。
あたしとこの人って学院の講義でしか接点ないし、話したこともなかったはずだ。
でもまあ、そうか。エンディミオンで講師をやるんだから、せめて貴族学生くらいは顔と家名を一致させておかないと色々まずいか。なんとなく、そんな事情とか関係なしに学生の顔をちゃんと覚えてるんだろうなっていう気はするけど。
「なにやらとても気落ちされたご様子。もしよろしければ、貴女のお悩みを私に聞かせてはいただけませんか?」
そう言ったシスターが傍らの修道士に「よいですね?」と確認を取ると、彼もまた「勿論です」と当然のように頷いた。現れた時の足早な様子から察するに、彼等は彼等でわりと先を急いでいるように見受けられたのだが、職業柄なのか目の前の迷える者を見過ごすことは出来ないらしい。
修道士ロランは何かの手続きがあるようで先に駅舎へと入っていき、一方シスターは近くの休憩用の長椅子にあたしを誘う。すっかり話を聞く体勢を整えてしまっているシスターに、これはむしろ話さないと解放されないヤツだと悟ったあたしは、端的に事情を教える。
あたしがアシュタルテに会うために東部に向かいたいのだと説明する際、一貫して静かに耳を傾けていたシスターは、しかしアシュタルテの名前にだけ若干異なる反応を示した気がした。なんでだろう? と少々疑問には思ったが、そういえば学院の講義の初回でこの人はアシュタルテと模擬戦をしていたのだと思い出す。もしかすると、その縁とかで実はちょっと仲良しだったりするのかもしれない。
あたしの事情を聞き終えたシスターは、こんな問いを投げ掛けてくる。
「何故、そこまでしてミス・アシュタルテに会いに行こうとされるのですか?」
「あいたいから」
「しかし、あちらの情勢はご存じのはずです。そのような場合ではないこと、理解されているのではありませんか?」
それはそうだ。あたしだって状況がわかっていないわけではないのだ。
アイリスにはああ言ったものの、本当にただ友達に会いたいからという理由だけで、ともすれば戦場になるであろう土地に向かうほどあたしは能天気ではないつもりだ。
あたしは少し迷ったが、本心を告げることにする。少なくとも、シスターはあたしの話を真剣に聞いてくれたし、笑ったりもしない。だから誠意には誠意で返すべきだと思ったのだ。
「アシュタルテは、すごい人なんです。頭がよくて、強くて、でも素直じゃないから誤解されがちだけど、ほんとうはとっても優しい」
「そうですね。私もそう思います」
「うん。だけど、すぐに無茶をしちゃうんです」
そう。あたしはアシュタルテのことが心配だった。
心配でならないのだ。
「でもアシュタルテは、それが無茶だってきづいてないし、きづけない」
「気付けない、ですか?」
「ん……どっちかって言うと、無茶かどうかがわからなくなってる、かな」
他の誰もが明らかに『無茶』であると判断するような状況でも、彼女は何でもないことのように乗り越えてしまう。そういうものだと受け容れてしまう。それはアシュタルテが強いからでもあるのだけど、きっとそれ以上に、悲しいからだ。
彼女の根底にあるのは常に『もっと最悪を知っている』だから『これは最悪ではない』なのだ。だけどそれはイコールで傷付かないわけでも、負荷がないというわけでもない。
あたしはアシュタルテが心配だ。
きっと彼女は『まだ最悪ではない』と言い続けてしまう。自分が壊れ尽くすまで、省みることなく。そして壊れ尽くしても動き続ける。あたしは彼女をそんなことにしたくない。
「きっとまた無茶してる。でも、あたし、ばかですよね。だからって、あたしが行ったところでなにができるわけでもないのに」
「だけど、寄り添いたいのでしょう?」
「え?」
思わず俯いていた顔を上げると、横に座るシスターの金色の瞳と視線が交差して、あたしは慌てて目を伏せた。
シスターは柔らかい口調で言葉を続ける。
「貴女の想いは尊いものです。その感情に貴賤はなく、何人も否定することはできないのです」
そう言うとシスターは長椅子から立ち上がり、あたしに手を差し伸べた。
「私共が、貴女をご友人の元までお連れします。さあ、参りましょう」
「え? だって馬車……ど、どうやって?」
「実を言いますと、私共もこれからまさしくロイエンタールへと向かうところだったのです。お会いしたこともない先達からお手紙を頂きまして」
よくわからないことを言いつつシスターが説明してくれたところによると、どうやらここから東部へと向かう鉄道馬車の一部には『教会』が所有しているものがあるらしい。それは普段は教会の関係者や信徒達が移動するために使われているもので、当然今回の有事においては王政府からの協力要請に従って騎士団の人員や支援物資を輸送することになるそうだが、それでも元々の所有者である教会の都合を捻じ込む程度はわけないことだ。
要するに、シスター達は教会特権で東部行きの鉄道馬車に乗ることが出来て、ついでにあたしとアイリスを関係者枠で乗せてくれると言っているのだ。
有難い話だけど、同時に不可解でもある。
「なんで、そこまでしてくれるんですか?」
それで教会になんの得があるんだろう、とあたしは思ったのだが、シスターは当然のように微笑んでいた。
「主、曰く『汝、友を愛せよ。そして友愛には手を差し伸べよ』でございます」
「えっと……?」
「友人を大切にしましょう。そして友人のために行動しようとしている方には手を差し伸べましょう」
言いながら、シスターレイチェルは茶目っ気たっぷりに片目を瞑ってみせた。
まさかのウインクが意外過ぎて、思わず見てしまった。
あたしが目をぱちくりとさせていると、シスターはそのまま悪戯っぽく笑う。
「私もまた、学生の皆々様から日々、多くのことを学んでいるということです」




