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23.天然お嬢様のワンダーらいふ  作者: ひろーら


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第1話 ここはいったい...どこですの?

登場人物紹介

青島 麗子  お嬢様

柿沼 誠二  お嬢様の執事

チロ子    しゃべる犬、不思議世界の案内人


*登場する名称は全てフィクションです。

「かきぬま~、お茶~。」

「麗子お嬢様...たまにはお庭でも散策されては如何ですか。お茶もよろしいですが、たまにはお花などもよろしいかと。」

「え~、めんどい~。ダル~。」

「失礼ですが、余り怠惰な生活をなされると...。」

「分かったわよ。庭へ出ればいいんでしょ。」

ドアを開け庭を見る。晴れていい天気だ。

「いい天気じゃない、柿沼。」

「はい、絶好の散策日和ですよ、お嬢様。」

庭を歩く2人。前方に何かある。

「柿沼、あんなトコに変な物置かないでよ。」

「はて...私はあのような物は置いた覚えがありませんね。」

「はは~、柿沼もボケたわね。」

「いつもボケかましているのは、お嬢様ですよ。」

「誰がボケ担当よ。失礼ね。ところで...これ...ドア?」

「そのようですね。開閉は可能なようです。」

「なら、入るしかないじゃない。行くわよ柿沼!」

「お嬢様、よく確認して...って、何で直ぐ行くんだか...。」

2人はドアを開け中に入って行った...。


「ん?今って昼よね...。」

「はい、ドアに入る前は昼でした。」

「ここ...真っ暗なんだけど...。」

「お嬢様、いつもよく確認して行動するよう言っていますよね。」

「何かすっごーーーーーく、時間損したわ。」

「そう言う問題ではございません。ドアも消えているので帰れませんよ。」

「えっ...ホントだ...ないよ...。」

「とりあえず夜ならば休む場所を探すしかありません。」

「そうね、柿沼ベッド出して。」

「お嬢様、私は魔法使いではありません。宿を探すしかありませんよ。」

「い•や•だ!歩かないよ!」

「ならば、ここで野宿ですね。」

「の~ジュース?!」

「野宿です。原っぱで寝るんですよ。」

「何で私がパッパラパーなのよ。」

「お嬢様の耳は詰まっているんですか。まあ、兎に角宿を探します。」

周りを見渡す。犬がいる。

「ねぇねぇ、柿沼。あの犬夕飯とかにする?」

犬が近づいて来た。

「あっ、夕飯が来たよ。」

『誰が夕飯よ。アタシを食べるつもりなの?』

「そうだねぇ...美味しいかな?」

『コイツ大丈夫?』

「犬さん。ここでは犬が会話することが可能なんでしょうか。」

『ナニ、アンタはまともそうね。犬が喋っちゃいけないワケ?』

「我々の世界では、犬は吠えますが、会話はしませんよ。申し遅れました、私は執事の柿沼誠二と申します。」

『アタシは案内犬のチロ子よ。このワンダーランドには、たまに迷子が来るのよね。』

「このワンコ、チロ子なんだ。チロルチョコみたい。」

『ねぇ柿沼さん、一回コイツ吹っ飛ばしていいかしら。』

「チロ子さん、手間が増えるだけです。それより近くに宿はありますか。」

『宿ねぇ...屋敷ならあるけど、オススメはしないわ。』

「屋敷では泊まれないのでしょうか。」

『行けば分かるわよ。案内しましょうか。』

「ねぇねぇ、犬のちーちゃん。」

『誰がちーちゃんよ。チロ子よ、それくらい覚えなさいよ。』

「わかったよ...チロ子...。」

『それじゃ、行くわよカラクリ屋敷に。』


「へぇ...ここがカタクリコ屋敷かぁ...。」

『何が片栗粉よ、カラクリよ。』

「チロ子さん、一見普通に見えますが。」

『なら入ってみなさいよ。玄関無いけど。』

「チロ子~、入れないよぅ~。」

『だからカラクリ屋敷って言ったでしょ。』

「チロ子さん、カラクリならば仕掛けがあるんですね。」

『流石だわ柿沼さん。あそこの下にボタンがあるでしょ。それは...。』

「ボタンだぁ...ポチ!」

上からタライが落ちて来た。

「いった~い...。」

『何なのコイツ...アホ?』

「天然ボケのお嬢様ですよ。」

「誰がてんとう虫よ。」

『柿沼さん...大変ね...。』

「仕事ですから...。」

『ここはカラクリ屋敷。トラップが多いから、不用意にボタンは押さないでよね。』

「.....だそうですよ、お嬢様。」

「はいはい、ははいのはい。」

『先に進むわよ...。』


「この屋敷はサイコロでしょうかね。」

『よく分かったわね。柿沼さん、やるじゃない。』

「六面の立方体の建物で、ある模様の数が面により異なります。天井は見えませんが、おそらくあるでしょう。」

『この屋敷に入る事が出来れば、次のステップに進めるわ。最終ステップをクリアすれば元の世界に戻れるわ。』

「そう言う事ならやるしかないでしょうね。」

「お腹空いたよぅ~。犬肉食べたい...。」

『柿沼さん、コイツ...何とかならないの。』

「無理ですね...私も両手上げって感じです。」

「バンザーイ!」

『私は案内犬だから、説明は出来るけど操作は出来ないわ。答えも言えないのよ。』

「分かりました。私とお嬢様で解けばよろしいんですね。」

『柿沼さんが...限りなく...解く感じかしらね...。』


「サイコロ型の屋敷、一見入口は無いようだが、入る仕掛けはあるだろう。さて...どうしたものか...。」

「かきぬま~、疲れたよぅ~。」

「お嬢様、この柿沼必ずや解いてみせ...。」

「なに、この一つ模様...ぐーぱん!」

「お嬢様...何して...、あっドアが現れて...開いた...。」

『さあ、中に入るわよ、お二人さん。』


第2話 予告

屋敷の中に入った3人。次なるミッションは...。元の世界に戻れるのか?

次回 「ワンだよ、わん?!」

新たなる冒険...急遽スタート。

まさにワンダー。

ではまた。

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